広島県福山市にある、潮待ちの港として栄えた鞆の浦からのレポート。
今回は、雛人形の他に太田家住宅についてもレポートします。
太田家住宅は、1991(平成3)年に国の重要文化財指定を受けた、瀬戸内海を代表する往時の商家の佇まいを今に伝える、歴史的価値のある建造物群です。
江戸時代は、、「保命酒屋中村家」の建物ですが、明治に入って廻船業を営んでいた太田家に継承され、今日に至っています。
この建物群は、中村家が江戸時代中期から後期にかけて拡張・増築したものです。
この井戸は溜め井戸です。
ここから100m先の山よりにある別の井戸から土管を通して水を引いていました。
1655(明暦元)年に大阪から鞆に移り住んだ中村吉兵衛は、 659(万治2)年に漢方薬酒・「十六味地黄保命酒」の製造・販売を始めました。
「保命酒屋」(旧中村家)として、江戸時代の間は醸造販売権を独占し、隆盛を究めました。
この住宅は、まさに鞆の経済の中心だったようです。
こちらは、保命酒の製造施設の一つである釜屋です。
この釜屋は、1996年から1998年に福山市教育委員会により実施された、発掘調査によって復元されたものです。
ここは、調査前は平担な土間になっていました。
そこにある上層の土をはぎ取り、掘り下げた結果、カマドの痕跡が発見されました。
この痕跡を元に復元しています。

保命酒蔵です。
敷地内には、この南保命酒蔵(18世紀後期)の他、北保命酒蔵(1788年)、東保命酒蔵(1795年)の3つの蔵があります。
蔵の中に入ると、先ほど、母屋の中に飾られていた雛人形とは、趣が違う雛人形が飾られていました。
こちらは、ワンちゃんの雛人形です。
ワンちゃんの雛人形の前には、ワンちゃんの縫いぐるみが飾られています。
この姿は、「ワンちゃんのひなまつり」ですね。
ワンちゃん達の横には、猫ちゃん達のクッションも飾られています。
思わず抱きしめてみたいような、猫ちゃんのクッションです。
蔵の中には、今回、紹介した以外にも特徴ある雛人形が、沢山飾られています。
その人形の紹介は、次回に・・・。
それでは、また・・・。
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