長々と続けてきた札幌シリーズも終盤に入っています。
今回は、新千歳空港を取り上げてみます。
新千歳空港は、北海道の経済・文化の中心地である札幌市の南東約40kmに位置する国内線の基幹空港です。
空港の利用者数は国内で5番目に多く、旅客数では羽田（東京）-新千歳線が世界一位になったこともあります。
鉄道や高速道路もよく整備されており、それぞれ札幌や道内各地を結んでいて、北海道では最大の空港で、実質的に北海道の空の玄関口となっています。
新千歳空港ターミナルビルの設備は、とても充実しています。
買い物や食事だけでなく、新千歳空港シアター等の娯楽施設や宿泊施設も完備され、ターミナルビル全体がテーマパークのようになっています。
空港内にある、道内の人気店10軒が集結している「北海道ラーメン道場」は行列が絶えない大人気スポットになっています。
ここに行ってラーメンのはしごをすれば北海道のラーメンを食べつくしたと言っても過言ではないとのことです。
人気店が並ぶ「ラーメン道場」の中でも一際長い列を発見しました。
こちらは、「えびそば一幻」の列でした。
「えびそば一幻」は、純粋な札幌ラーメンとは一線を画し、その独創的なスープは多くの人の心を強くひきつけ、開店前から毎日行列ができる超大人気店となっています。
「ラーメン道場」の他にも「市電通り食堂街」も人気のスポットです。
平成23年(2011)リニューアルオープンした新千歳空港の中に突如、昔ながらの街並が現れたのが、「市電通り商店街」です。
北海道のさまざまな海の幸や山の幸が楽しめるグルメテーマパークとなっています。
このエリアの象徴は、中央に鎮座する「千歳飛行場」行を掲げた路面電車のレプリカです。
本物のような精巧な作りが施された運転台に入ることもでき、小さな子どもから電車マニアまで楽しめる人気撮影スポットとなっています。
他にも、市電通り倉庫やレンガの壁面など、記念撮影が楽しめ絵になる場所があります。
このエリアは、石畳風の通路、レトロな提灯、屋台など、昭和の街並が再現されています。
食堂街の中は、回転寿司や炉端といった旬の食材が楽しめる店をはじめ、札幌名物のスープカレーやソフトクリームの名店、BARまでそろっています。
新千歳空港は、食の宝庫である北海道を象徴するような空港と思ってしまいました。
次回は、空港ラウンジも紹介したいと思います。
それでは、また・・・。
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