今、ナナが乗っているのは石巻線です。
石巻線は、小牛田駅を出て石巻を抜け女川に至る、路線距離44.7kmの鉄道です。
一部列車を除いて、ワンマン運転で運行されています。
路線の起点の小牛田から途中の石巻までの沿線はおおむね田園風景が広がり、石巻から終点の女川までは北上山地の山々と水辺の風景が石巻線列車の車窓に広がります。
ナナは、小牛田駅から乗り、気仙沼線が分岐する前谷地駅で降りる予定なので、田園地帯を見ながらの旅となっています。
通学時には、多くの地元高校生を見かけることができます。
こちらが、無人駅の前谷地駅です。
この駅には、石巻線と気仙沼線が乗り入れ、気仙沼線は当駅を線路名称上の起点としています。
バス停留所としては気仙沼線BRTの起点ともなっています。
田園地帯の中に生コン工場があります。
丘のような山並に、ゆったりと包まれて広がる前谷地の野は、喧嘩屈指の穀倉地帯となっています。
一面の黄金田が風に揺れる豊かな風景が広がっています。
生コン工場での用事を終えて、石巻駅にやってきました。
石巻駅は、1912年(大正元年)に石巻と小牛田を結ぶ路線の開通により誕生しました。
1928年(昭和3年)には、仙台から石巻を結ぶ仙石線も開通しましたが、石巻線と仙石線の駅は別々でした。
石巻線と仙石線の統合駅舎が完成したのは、1990年(平成2年)と最近のことなんですね。
駅の構内を出ました。
多くのバスの姿が目に入ってきました。
石巻市は、仙台市に次ぎ県内第二位の人口を擁する市です。
日本書紀仁徳55年条に、石巻地方が伊寺水門(いしみなと)という名称で登場しています。
こちらは、石巻駅前の交番です。
交番の壁には、石ノ森章太郎先生の作品のキャラクターの一つである「ロボット刑事」の姿が描かれています。
石巻駅周辺には、石ノ森作品のキャラクターの像を他でも観ることができます。
こちらが、本日、宿泊する「旅館いしのまき」です。
この旅館は、駅から歩いて数分の距離にあります。
風呂とトイレはお部屋の外になりますが、部屋の中は綺麗でしすし、今回は、一泊朝食付きで3,657円で宿泊できました。
朝食会場は、「笑門館(しょうもんかん)」というスナックの中でした。
このスナックは、夜八時から開店しています。
この日は、浴衣姿の若い女性が5名ほどがホステスとして働いていました。
他に多くのお客様が居たので、撮影は控えました。
また、次の機会にでもレポートしたいと思います。
石巻駅周辺のレポートは、次もあります。
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