ラブドールのララの旅日記

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ラブドールのララとアイビー、エイミー、ナナ、エマ、レナの6人が、神社仏閣、名所旧跡、公園などへ訪問した時のことを紹介してくれるブログです。

 京都にある「浄土宗大本山 くろ谷 金戒光明寺」からのレポート、4回目です。

 この建物は、御影堂(大殿)です。

 御影堂は、法然上人の御影を祀る中心堂宇です。

 1944年再建の入母屋造・本瓦葺の大堂で、外陣・内陣・脇陣からなる堂々たる構成で、文殊菩薩像(運慶作伝)も安置されています。

 金戒光明寺は法然上人が最初に草庵を結んだ地であり、その御影を祀る御影堂は寺の精神的中心となっています。

 大方丈の門(大方丈門)です。

 大方丈門は、金戒光明寺の大方丈へ入るための正式な門です。

 薬医門形式の落ち着いた佇まいを持っており、江戸期の建築と考えられています。

 大方丈(本坊)は、金戒光明寺の中枢にあたる建物で、・住職の居所、・格式ある客人の応接、・法要・儀式などが行われる場所です。

 その正面に建つのが大方丈門で、俗界と方丈空間を分ける結界の役割を持っています。

 寺務所の門です。

 金戒光明寺の事務機能を担うエリアへの入口で、薬医門系の簡素な構えを持つ実務門です。

 この門は、単なる出入口ではなく、「公的な参拝空間」→「寺院の運営空間」への移行点を示す結界と言えます。

 金戒光明寺は広大な伽藍を持つため、こうした“実務の門”が境内の秩序を保っています。

 寺務所の門から中に入りました。

 金戒光明寺の寺務所は、参拝受付、朱印・授与品、法要の手続き、寺務(運営事務)を行う場所で、寺院の“役所”にあたります。

 奥に掛けてある板には、「成婚式」「御忌大会」「山門特別公開」が書かれていました。

 

 玄関を入って、左手に「第一応接室」の札があったので、中を覗いてみました。

 第一応接室は、寺務所の中でも“最も外部対応に特化した部屋”として整えられた洋室と思われます。

 椅子式の応接セットを備えた現代的な応接間となっており、寺院の伝統空間(和室)とは役割が異なり、実務性・利便性を優先して洋室化されていると推察されます。

 第一応接室に入口に、荷太鼓が置かれていました。

 荷太鼓は、雅楽の「行道(道楽)」で使われる、棒に吊るして2人で担ぐ太鼓です。

 歩きながら演奏するための携帯型で、儀式の行列や屋外の雅楽で用いられます。

 この太鼓は、昭和30年代後半に本願寺大遠忌の庭儀用につくられた内の一台を本山の宿坊に寄進されたものです。

 毎年、四月の  御忌(ぎょうき)大法要の唄導師の庭儀式には、かかかせない法鼓となっています。

 「双白孔雀図」です。

  “野々内保太郎(ののうち・やすたろう)筆”と書かれた、立札がありました。

 野々内保太郎は昭和期の日本画家で、花鳥画を得意とした京都画壇系の画家です。

 寺院や企業の応接室に飾るための吉祥画を多く制作しており、金戒光明寺の「双白孔雀図」もその一つと思われます。

 白孔雀を左右一対で描いた、典型的な“奉納・寄贈用の日本画”であるといえます。

 寺務所から、大方丈の中に入っていきます。

 縁側の軒に吊り下げられているこの板は、「版木」です。

 厚い長方形の木板で、上部に紐をつけて吊り下げています。

 撞木(しゅもく)で叩いて音を出し、時刻や集合の合図に使います。

 方丈において、起床・食事・入堂の準備など、日常の区切りを知らせる役割を担っています。

 普段は入れない大方丈の内部の紹介は、次回になります。

 金戒光明寺からのレポート、もう少しお付き合いください。

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