2024年6月24日の門松先生の診察で、急に腹壁瘢痕ヘルニアの手術の話が再浮上。

思わぬ展開に、びっくりしました。

 

2023年7月5日にイケメンの佐野先生の執刀で大腸ガンの手術を受けました。その週は門松先生が夏季休暇で不在だったため、佐野先生が代わりに執刀してくれたんです。

 

その後、2024年2月に手術の傷がお腹の中で開いてしまい、臍ヘルニアになりました。身体を起こすとおへその右側が異常な形に突起します。歩くとそこに圧がかかって違和感があるので、手でその部分を押さえながら歩いています。そうするととっても疲れてあまり歩けません。

 

予後2年と宣告されている私としては、元気でいられるうちはなるべく積極的に暮らしたいので、ヘルニアの手術を希望しています。今は横になると出っ張った腸がお腹に戻るけど、それが出っ張ったままで戻らなくなったら嵌頓という状態で、緊急手術をしないと腸が壊死してしまうそうです。いつそんなことになるかわからない状態で暮らすのは不安です。

 

だから、「積極的に生きるためにヘルニアの手術をしたい」と4月の時点で担当医の門松先生にお伝えしていました。

 

ただ、4月のCTで抗がん剤で抑えていた転移ガンが少し大きくなっていたので手術は延期して抗がん剤を再開しました。

 

おそらく門松先生はその後、いろいろ考えたんだと思います。

 

1日1日私の体力は抗がん剤やガンのせいで衰えます。それならよほどガンが悪化していない限り、体力があるうちにヘルニアの手術をした方がいいという結論に達したのでは。

 

私が懸念していることは癒着の問題。手術をするほど癒着が増えるとテレビで見ました。もしヘルニアの手術をして癒着が増えた後、ガンが悪化してお腹の手術をしなければならなくなったとき、ヘルニアの手術が原因で発生した癒着が障害にならないかということです。

 

門松先生にそのことを質問したら

 

「起こるかどうかわかならいことを心配するより目の前で起こっている問題を解決した方がいいでしょう」

 

確かにその通りですね。

 

6月24日の診察で、ヘルニアの手術をする流れになりました。手術のタイミングはCTを確認した後、先生と話し合うことになります。

 

ララ:先生、CVポートの手術をした胸の傷跡が完全にきれいに消えました。先生って手術上手だったんですね。ポートの手術の2か月前にしたお腹の手術の傷跡よりきれいに治ってます。ニコニコ

 

門松先生:(嬉しそうな顔で)お腹は腹圧がかかるからね。胸は圧がかからないからきれいに傷が治ったんでしょう。照れ

 

ララ:ヘルニアの手術のときも上手に縫ってね。私、先生が手術室で私の前に来てくれるまで眠らないで待ってるから。寝落ちする前に早めに来てください。先生が来てくれたと思って安心して眠りたいから(ヘルニアの手術は全身麻酔です)。

 

門松先生:わかりました。グッ

 

ララ:ヘルニアの手術はどうしても門松先生にしてもらいたいです。だから宜しくお願いします。乙女のトキメキ

 

さすがに門松先生は嬉しそうでした。キラキラ

 

先生、私のお腹の傷は先生が縫合してね。医療ドラマを見ていると、執刀医の先生は手術の肝心なところが終わると、「後は宜しく」と下っ端の先生たちに任せて立ち去ってしまうことが多いみたい。でも、私の傷の縫合は研修医にやらせないでね。跡が残らないように上手に縫合できるから門松先生に手術してもらいたいの。ベル