私は2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。

同年6月にS状結腸ガンが発見された時点でStage IVでした。

 

術後は3週間に1回の通院でXELOX療法で抗がん剤治療を続けています。

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2024年5月13日にきらめき病院で門松先生の診察を受けました。

 

通院(2024年5月13日)門松先生の診察で不安がだいぶ解消された(1)

 

診察の後は、5Fの化学療法室で抗がん剤を点滴します。

 

この日は朝、化学療法室で検温や血圧を測定する際に、「今日は看護師の青山さんに相談したいことがあるから、点滴は個室でお願いします」と頼んでおきました。

 

話の内容を周囲の患者さんに聞かれたくないからです。

 

それで、診察後には化学療法室の個室に通され、ベッドに横たわって点滴を受けました。

 

間もなく看護師の青山さん登場。

 

彼女は門松先生が新卒できらめき病院に研修医として入ってきたときから知っている人です。

 

ララ:今日ね、診察室で泣いちゃったよ。えーん

 

青山看護師:あらあら。

 

ララ:先生が脱毛が避けられないイリノテカン使わないなら治療終了になりますって言ったの。それを友だちに言ったら「ララちゃん、きっとピンクのウィッグ似合うよ。ララちゃんがピンクのウィッグにしたら私もピンクのメッシュ入れるから、一緒にやろう」って言ってくれたの。それを先生に話していたら泣いちゃったの。そしたら、先生が「ララさんは不安が多いから精神科を紹介しましょうか」って言った。

 

青山看護師:それは、お友だちが心に寄り添ってくれたことが嬉しくて泣いたんだよね。

 

ララ:そうなの。

 

青山看護師:あいつ(門松先生のこと)わかってないよ。えー

 

ララ:門松先生からイリノテカンを使わないなら治療終了になるって言われたけど、治療終了ってどうなること?

 

青山看護師:普通は一番効果があるお薬から使います。今使っているお薬とイリノテカンは標準治療では一番効くお薬です。そのどちらも使わないとなると、もう積極的な治療ではなくなるから、それで治療終了と言ったんだと思います。でも、効果が少し劣るお薬で治療を続けることはできますよ。ただし、その場合は外科から腫瘍内科に移ることになると思う。外科はいざとなったら手術のために走っていかなければならないことがあるでしょ。だから患者さんを抱え過ぎることはできないの。

 

ララ心の声:門松先生が言った「治療終了」って「外科としては」って意味だったのかしら。

 

青山看護師:だからずっと門松先生が診ることにはならないけど、会えなくなるわけじゃないから。

 

ララ心の声:「会えなくなるわけじゃない」って言われても、担当じゃなくなった先生と会う理由ってある?単に懐かしいから会いたいというわけにはいかないでしょ。

 

腫瘍内科は化学療法室がある5Fに診察室があり、一番上の先生を時々見かけるけど、まだ40代初めぐらいなのにいつもよれよれです。あのよれよれ感を見ていると、「こんな先生には診てもらいたくない」気がします。きっと患者さんのネガティブな話を外科の先生より長時間聞いてエネルギー喪失してるんだと思う。そういう先生と対峙したら、私の方が先生にエネルギー吸われそう。

 

腫瘍内科には他にも先生がたくさんいそうだけど、トップの先生があんなふうだとチームの雰囲気が心配です。

 

腫瘍内科の先生と比べると、門松先生は若いエネルギーに満ちてる気がするから、この先もできる限り外科で診てもらいたいなキラキラ

 

ララ:髪の毛が抜けるお薬を使う場合、ウィッグを作る必要があると思うけど、病院が推薦するお店とかあるんですか?

 

青山看護師:病院の9Fに美容室があって、そこでウィッグをあつらえることができます。その美容室の美容師さんの1人がいつも化学療法室に来てるから、今日お話しを聞いてみたら?

 

鎮静剤でうとうとしながら点滴をしている私のところに、美容師さんが来てくれました。

 

美容師さん:ウィッグのカタログお渡ししますね。この中から好きなものを取り寄せてご自身に会うように美容室でカットしたり調整したりできます。5Fで点滴している間に美容室でウィッグを洗って整えて点滴が終わる頃に戻してさしあげるサービスもありますよ。

 

それってすごく便利そう。

 

ララ:私、どうせならオシャレなウィッグにしたいんです。金髪とかピンクとかありますか?

 

美容師さん:うちの場合、ちょっとおしゃれ度は落ちます。金髪は無くて、栗色ぐらいです。

 

最初はそのぐらいコンサバなものにしておいた方がいいのかな。リボン

 

2個目から少し冒険してみればいいのかも。うさぎクッキー

 

すっかり気持ちが前向きになっている自分に気づきました。

 

この先どんな道筋をたどるのかわからないことから来る不安が解消された気がします。

 

医師と看護師が両輪となって患者を支えるってこういうことなんだと実感できた日でした。グッ

 

青山看護師さん、私の人生に登場してくれてありがとう。爆  笑

 

これからもよろしくお願いしますね。照れ