私は2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。
同年6月にS状結腸ガンが発見された時点でStage IVでした。
術後は3週間に1回の通院でXELOX療法で抗がん剤治療を続けています。
2023年11月に術後初の造影剤CTを撮ったら、ガンが小さくなっていたので、しばらくエルプラットという抗がん剤を休薬して、病院での分子標的薬(アバスチン)点滴と自宅での服薬(ゼローダ)だけ続けていました。
しかし、2024年4月1日撮影のCTでガンが1月時点より大きくなっていることがわかり、抗がん剤を再開しなければならなくなりました。
2024年4月15日、再び門松先生の診察室へ(4月は3週連続で来たね)。
この日は、抗がん剤再開の日。
門松先生は、私が診察室に入るとすぐに真剣な顔で私と向き合い(本当に物理的に向き合って私の目を見て)、
門松先生:XELOX療法で使っている抗がん剤が効かなくなったら、イリノテカンを使います。
ララ心の声:イリノテカンって脱毛する抗がん剤じゃないの?私はイリノテカンは使いませんって、去年の12月に先生にきっぱり言ったのに…
追記:通院(2023年12月4日)心が傷つく治療はしないと宣言する
門松先生:もしイリノテカンを使わないとなると、病院としては治療終了となります。あとの薬は効果がそれより劣るからです。患者さんの人生だから、最終的にどうするかは患者さんが決めてください。
ララ:え!治療終了ってどうなるの?もう病院に来ないの?
門松先生:患者さんによっては近くの病院に転院する人もいます。
ララ心の声:それって、私も転院しろって暗に言ってるの?
それ以上、門松先生は何も言ってくれません。
あまりに急な展開に、私もそれ以上話せなくなりました。
この日から、XELOX療法を再開。ただし、点滴のお薬は8割に減らすことになりました。
「イリノテカンを使わないなら治療終了」って、まるで「病院の言うことを聞かないならもう診ないよ」と脅迫されているみたいな気分。
大腸ガンの抗がん剤は他のガンに比べてたくさんあると別のお医者さんたちから聞いていました。それなのに、どうして次はイリノテカン一択なのか。
そして、「治療終了」ってどうなることなの?
「患者さんの人生だから患者さんが決めてください」って言われても、情報があまりにも足りなくて決断できません。
私は髪の毛が抜けるのは嫌です。でも、それを我慢しても使った方が良い薬なら、それを説明して、私が納得できるようにして欲しいです。
先生、私を突き放さないで!
私が考えられるように助けて欲しいです。
いつもの診察室なのに、今日は門松先生が遠くに見える。
先生、私を突き放さないで!
どうしたらいいのか、私、わからないよ。