私は2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。
同年6月にS状結腸ガンが発見された時点でStage IVでした。
以来、抗がん剤治療の合間を縫って、体調が許す範囲で親しい友人たちとなるべく会うようにしています。
またしても振り返りの記事。ランチネタが続いてすみません。
2024年1月30日に杉山君とホテルニューオータニのなだ万でランチしました。
杉山君は永久保君と同じ会社で出会った同僚で、私より8学年下です。でも、私より100倍もしっかりしていて、しかも優しさに満ちた男性。東京の名門都立高校卒業後、アメリカの大学を卒業。帰国して東京の外資系投資銀行に入社。M&A担当に配属。
今は独立して東南アジアに進出する日系企業のお手伝いをする会社の社長です。
現地のお役所に出す書類の準備だけでなく、ビジネスモデルの提案もしているみたい。このあたり、投資銀行で鍛えたM&Aの腕が生きますね。
杉山君が予約してくれたのはホテルニューオータニのなだ万です。
(画像はお店のHPからお借りしました)
彼とは年に1回は毎年会っていたのですが、コロナ禍があったので、3年ぐらい控えていました。だから、とっても久しぶり。
ランチは、術後あまりたくさん食べられない私に合わせて一番ポーションが少なそうなものを選んでくれていました。それでも、これぐらいの量があり、私は3分の1ぐらい残しちゃった。
(画像はお店のHPからお借りしました)
杉山君は相変わらず包容力抜群で、私のおしゃべりを楽しそうに聞いてくれました。
J大学病院で大腸ガンがStage IVで発見されて、原発巣は癒着が激しくて切除できないまま、横行結腸に人工肛門を作ると言われたこと。セカンドオピニオンを取りにS病院に行ったら同じことを言われたこと。でも、きらめき病院の大腸ガン質問フォームに記入して朝4時にサブミットしたら、きらめき病院の門松先生が同日4時間後の早朝にしっかり返信してくれたこと。そして、きらめき病院で診察してもらったら、人工肛門にしないで原発巣を切除できると言われて天にも昇る気持ちになったこと。無事に手術を終えて、今は抗がん剤治療をしていること。担当医の門松先生とのインシデントいろいろ。手術の名手であるだけでなく人格が素晴らしい天才肝臓外科医の藤堂先生に診察してもらえるように門松先生を通してお願いしているところだということ。
杉山君は、最後にこう言いました。
杉山君:辛いこともエンタメにして乗り切っているんだね。そういうことって、投資銀行時代もよくやってたよね。
ララ心の声:わー、これってララのドキドキCancer Journeyの神髄じゃない?自分で気づかなかったけど、杉山君に的を突かれた感じだわ。すごいなあ、この人。
杉山君は、天才肝臓外科医の藤堂先生に診察してもらったら是非どうだったか教えて、それから一連のガン治療の話をブログで発表した方がいいよ。みんな楽しく読めると思うから、と言ってくれました。
別れ際に、「お母さんのことで必要だったら、いつでも車出すよ」と言ってくれました。
いつも穏やかで優しい杉山君、私の人生に登場してくれてありがとうね。