2024年5月10日、本日封切の映画『恋するプリテンダー』を六本木東宝シネマズで見てきました。
(画像は映画HPから)
毎週土曜日の午前中に放送される『王様のブランチ』で紹介されていた映画。
明るいラブコメの王道を行く映画かなと期待して公開初日に見に行ってきましたよ。
平日の昼間だったせいか、六本木東宝シネマズはガラガラ。
一言で言うと、期待通りのとっても楽しい映画でした。
<Story>
弁護士を目指してロースクールに通うビー(シドニー・スウィーニー)は、街角のカフェで出会った金融マンのベン(グレン・パウエル)と最高の初デートをするが、ちょっとした行き違いによって燃え上がったはずの恋心が一気に凍りついてしまう。数年後、そんな2人はオーストラリアで同じ結婚式に出席することになり最悪にも再会!真夏のリゾートウェディングに皆が心躍らせる中、周囲も気を遣うほどの険悪ムードな2人だったが、復縁を迫る元カレから逃げたいビーと元カノの気を引いてヨリを戻したいベンは、お互いの望みを叶えるために恋人のフリをするというまさかのフェイク・カップル契約を結ぶ。果たしてウソつきな2人は、最高のカップルを演じきることができるのか…⁉ オトナ男女の意地とプライドを懸けた”胸きゅん”ラブゲームの火蓋が切って落とされる!
(映画『恋するプリテンダー』のHPより)
ストーリーのベースはシェイクスピアの『空騒ぎ』だそう。
この映画のHP冒頭で「ラブコメの時代が帰ってきた!」と謳っているだけに、とにかく楽しい。
2人の出会いはニューヨークのスタバ。でも、ストーリーの大半はオーストラリアのシドニーが舞台となり、有名な観光スポットであるオペラハウスや美しい夜景、オーストラリアの広大な大自然を堪能できます。
私は何度もお腹をかかえて大笑いしました。 免疫力アップしそう。
特に主演男優のグレン・パウエル演じるベンは、何となく馴染みがある人物像と思ったら、字幕には出ていなかったけど、耳でセリフを聞いていると、ゴールドマン・サックスと言っているのが聞こえました。ゴールドマン・サックスはアメリカを代表する投資銀行です(ちなみに、女優の石原さとみちゃんのご主人も六ヒルの東京支店で勤務しています)。ああ、私の古巣と同じ業界の人を演じているから、何となく馴染みがあるなあと感じたのね。。
あの業界の男性特有の「ちゃらさ」と「女性に対するジェントルマンぶり」。懐かしいな。
裸になると(劇中なぜかたびたび裸になります)お腹や胸の筋肉が6パックに割れているのも、ジムで鍛える習慣がある業界の男子っぽい。
(画像は映画HPから)
かたや、シドニー・スウィーニー演じるヒロインのビーは、いかにもアメリカ人の女子っぽいキュートさ。ロングヘアの金髪や顔立ちもキュートだけど、ちょっとおかしみのあるドジぶりが程よくラブコメ感出してます。
劇中で彼女の表情のアップが何度も出てきて、彼女の魅力をアピールしています。胸元を強調する衣装が多くて、ちょっとお色気路線も狙ってるのかな。とにかく今どきの可愛い女子ですね。
(画像は映画HPから)
ラブコメ特有の典型的なすれ違い、空回りする魅力的な外見の男女、お互いにむっとした表情が何度も出てくるけど、本質的にはネガティブな要素がありません。気軽に楽しんで見て後味良く帰れます。
ビーのお姉さんが同性婚したり、オーストラリアの自然からスピリチャルなメッセージを感じる登場人物がいたりして、2024年の時代を反映しています。
ララのドキドキCancer Journeyの「ドキドキ」部分を満たす王道ラブコメ映画でした。
帰りにスタバ寄ってこうっと。この映画みたいに素敵な出会いがあるかも。