2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。

同年6月にS状結腸ガンが発見された時点でStage IVでした。

 

7月13日(木)に12日間の入院を終えて無事に退院しました。

 

まだお腹の傷が痛いので、自宅での生活はそろーり、そろーりと動いています。しゃがんで物を拾ったり、立ったり座ったり、少し重量がある物を持ったりすると腹筋を使うので痛いです。

 

さっそくいろんな親戚から励ましの電話がかかってきました。

 

でも、励まされるどころか、気持ちが落ち込んだり傷ついたりする励ましも多々あり。

 

従姉A:ララちゃん、あなたはお母さんのために生きなくちゃいけない。お医者さんが余命3年と言ったって、そんなことあるわけないわ。絶対にもっと生きられるわ。

 

ララ心の声:強い口調で力業で現実を変えようとしてもダメよ。客観的な数字は受け入れた上でどう生きるかでしょ。それに、ママのことを私が生きる義務にしないで欲しい。ママのことはすごく気にかかっているけど、だからと言って私がママと最後までいられるかわからないよ。それなのに、そんなふうにプレッシャーかけられると、ママを投げだすことになってしまったらどうしようと思ってしまい、辛くて辛くてたまらないよ。ショボーン

 

従姉B:ララちゃん、長生きして。お母さんはあなたといるのが一番いいと思う。だから、生きなくちゃ。私が入信している宗教に入りなさい。奇跡が起こって必ず助かるから。ショボーン

 

ララ心の声:また私のママに対する義務を強調して生きる理由にしようとしてるの?そんなこと言われたら、その義務を果たせるか心配でうつ病になりそうよ。宗教もいりません。私は自分で心の平安を保つ術を知っているし、今のところ全然不安じゃないよ。

 

一方、心を救われた励ましもありました。

 

従姉C:ララちゃん、あなたは本当にすごい子よ。私なら1軒目の病院でダメだって言われたらそれに従ってしまうと思う。まして、2軒目の病院でも同じことを言われたら諦めると思う。でもララちゃんは自力でちゃんと自分の希望を叶える病院を探し続けたの。そしてきらめき病院で手術を受けて人工肛門にしないで済んだなんて、本当にすごいわ。お母さんのことは、いざとなったら引き受けるから、ララちゃんは心配しないで。とにかくララちゃんにいて欲しいの。だから何でも好きなことをして暮らしてね。私にできることは何でもするからね。ニコニコ

 

「お母さんのことはいざとなったら引き受けるから」と言われたことが何よりありがたく、心が救われました。言うまでもなく、私の一番の懸念は介護なしでは暮らせない母のことだからです。私がいなくなったら母はどうなるんだろう。私が介護できないぐらい悪化したら、母はどうなるんだろう。いつも心のどこかで心配していました。

 

「ララちゃんにいて欲しい」という言葉も胸を打ちました。私が負っている義務やこの世的な価値を度外視して、とにかく私がこの世に生きることを望んでくれる私という存在を愛してくれる。それこそが、胸を打ちました。

 

どの従姉も心配して電話してくれたことはわかっています。ただ、良かれと思って言ってくれた言葉が私を傷つけることもありました。

 

そもそも勝手に私が落ち込んでいるとか死を恐れているとか思い込んでいるから、的外れな励ましをしちゃうんですよね。

 

実際のその頃の私は、ルンルンの入院生活を終え、引き続きルンルンの精神状態だったのに、水を差してくれるなと思ったぐらいです。

 

始まったばかりのララのドキドキCancer Journey。ベースはワクワクドキドキです。キラキラ