2023年6月の大腸ガン発見から7月にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受け、その後の入院生活について綴っています。半年以上前を振り返る話が続いていますが、たまには今現在(2024年4月)の話も書きたいと思います。
今日は本日封切した映画『陰陽師0』を六本木ヒルズ東宝シネマで見てきました。
六本木に向かうタクシーの窓から鮮やかな新緑の並木が見えて、幸せな気分になりました。
ひさびさの映画鑑賞なので、この際ポップコーンとコーラも買って気分を盛り上げました。
『陰陽師0』のHPから画像をお借りしました。
安倍晴明は山崎賢人、安倍晴明の親友である源博雅は染谷将太。原作は夢枕獏。
安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を完全オリジナルストーリーで描いています。
私は以前、野村萬斎演じる陰陽師を見ていますが、それとはまた全然違う趣でした。
今回は陰陽師になる前の若き安倍晴明の“舞”アクションがすごかった。なんでも、園村アクション監督がフィギュアスケーターの羽生結弦選手にインスピレーションを受け、重力を感じさせない舞うようなアクションに挑んだとか。
山崎賢人のスリムで首が長い体躯がひょうひょうとした若き日の安倍晴明を魅力的に見せていました。
『陰陽師0』のHPから画像をお借りしました。
私の心に残ったくだり。
「真実」と「現実」の違い。「現実」とは実際に起こっていること。「真実」とは、それを受け止める個人によって異なる。だから、人の数だけ「真実」は存在する。
意識に働きかけることで「呪」をかける。「呪」は「呪」をかけられた人の思い込みがあってこそ効力を表す。
最後の方に、安倍晴明が菅原道真の魂を呼び出して、悪者に報復する場面が出てきます。「飛梅」で有名な菅原道真。画面いっぱいに梅の花が飛び散る場面が印象的でした。
私は来月福岡の従弟のところに遊びに行く予定なので、今日映画でこの場面を見たのはすごい偶然でした。