2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除の手術を受けました。

入院初日から絶食。術後も2、3日絶食。やっと病院食として重湯が出たところです。

 

手術の翌日から歩いてくださいと言われていたけど、お腹の傷が痛すぎて手術の翌日は歩けず。翌々日やっとベッドから起きて看護師さんに支えられながらトイレへ。このとき頭がクラクラして、油断すると仰向けに倒れそうでした。このめまいはその後もずっと続いて、病院の廊下を歩くときの不安材料でした。

 

何かにつかまっていないと、仰向けに倒れて頭を打ちそうです。

それで、看護師さんにお願いして歩行器を借りました。歩行器に前かがみの姿勢で捕まると、少なくとも仰向けには倒れないでしょう。

 

術後4、5日して、早朝部長回診に参列している一番若い研修医が昼間に来て「硬膜外麻酔の管を背中から抜きます」と言いました。「やっていてもあんまり効果ないでしょう。だったら抜きましょう」とのこと。もしかして、これがめまいの原因かもしれないとのことです。

 

これは患者が痛みを感じたら麻酔とつながっている管のスイッチを自分で押して体内に麻酔薬を入れる仕組みですが、私は自分で押したことはほとんどありませんでした。その存在をあまり意識できていなかったということもあります。痛いときは、点滴を増やしてもらうか、飲み薬で対処していた感じです。

 

研修医の先生が私を起こしてベッドに座らせて、私の背中の方に行きました。

 

「痛くないですよ」と言いながら背中から麻酔の管を抜きました。本当に無痛でした。

 

その後、私をベッドの真ん中に寝せようとして、お姫様抱っこしようとしてくれたんだけど、私が重すぎてすごく四苦八苦した挙句、失敗しました。照れ

 

先生、重たくてごめんね。私が25歳のとき来て欲しかったよ。そしたら今よりだいぶ体重軽かったからお姫様抱っこしてもらえたと思う。でも、トライしてくれてありがとう。今度から患者さんの体重を目算してからトライしてね。ウインク