2023年7月5日(水)にきらめき病院で腹腔鏡下大腸ガン切除手術を受けました。

 

入院したその日から絶食。点滴で栄養を入れていました。術後もしばらく絶食。腸の手術をしたんだから仕方がないですね。

 

術後3日ぐらいでやっと重湯が出ました。栄養補給の点滴は引き続きです。

この重湯って味が無い意味不明のどろどろ液体でした。あと、お豆腐の味噌汁と献立表に書いてあったけど、お豆腐のかけらも見えません。あとで聞いたらお豆腐をすりおろして混ぜてあったそうです。それにしても、どうやったらこんなにまずい味噌汁を作れるのかと唖然としました。キョロキョロ

 

あとは、アップルジュース。これは飲みました。

大きなどんぶりに入って出された重湯はほとんど残しました。味噌汁も半分残しました。

 

昼にいとこが3人お見舞いに来てくれて、デイルームで会いました。みっちゃん、ごくらくとんぼ君(もちろん私がつけたニックネームです。彼の性格を反映しています)とその彼女、そして、拓君。この3人はきょうだいです。

 

ごくらくとんぼ君が最初に登場。彼女を連れていたので、驚きました。ごくらくとんぼ君は同時通訳をしていて、仕事で知り合った同職の彼女なんだそうです。彼女はイギリスとフランスの大学を出ているそうですが、それにしては内気というか遠慮深い人でした。家から仕送りを受けて仕事はほどほどという感じのお嬢さんかな。

 

私が入院しなかったら、同じ東京都内に住んでいてもなかなか揃って会うチャンスはありませんでした。だから、入院の恩恵ですね。

 

面会の途中でお薬をのむ時間になり、その日の担当看護師さんがデイルームにお薬とお水を持ってきてのませてくれました。すごい親切。この看護師さんは何度か担当してくれた新卒さんですが、その日は気分のむらがあったのか、朝から何となく感じが悪かった。それで私もちょっと彼女に対してムカついていました。

 

でも、いとこ達の前で彼女を褒めました。

 

ララ:こちらは私の担当をしてくれている看護師さん。とても優秀で、いつも良くしてくれてるの。きらめき病院の看護師さんたちは、皆さん優秀で献身的ですばらしいの。

 

するといとこ達が椅子から立ち上がって、看護師さんに深々とお辞儀をして「ありがとうございます。宜しくお願いします」と言ってくれました。看護師さんは褒められたりお礼を言われたりして、真っ赤になっていました。可愛いなあ。

 

私のために「宜しくお願いします」と頭を下げて言ってくれる人がこの世にいてくれて、しみじみとありがたく幸せです。

 

久々にいとこ達と会えて、寛ぎました。