山田和樹指揮モンテカルロフィル✖️藤田真央コンサート @京都 | lala-l-art-de-vivreのブログ

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忙しい日常からひと時離れて、ひたすら街歩きを楽しんだり、たっぷり音楽に浸ったり。
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5月31日(金)夜、山田和樹さん率いるモンテカルロフィル✖️藤田真央さんのコンサートに行って来ました。会場は、はじめて伺うロームシアター京都です。週末に別の用事で京都に来る予定になっていたので、ちょうどよいタイミングで京都公演に伺うことができました。

せっかく京都に来たので、コンサート前に、会場のお隣の平安神宮に行ってみました。あいにくのお天気でしたが、雨の庭園も風情があって良い雰囲気でした。

 




そしていざ、コンサート。

 

開始前には、指揮者の山田和樹さんのプレトーク。今回の公演は、電子部品の会社ロームが母体のロームミュージックファンデーションの助成による公演だそうで、同ファンデーションの元奨学生である山田和樹さんや藤田真央さんにとっても、とても大切な公演であることが伝わって来ました。そして今回の公演においても、若い音楽家数名をオーケストラの一員として参加する機会を与えるなど、長きに渡り音楽家を育成&サポートし続けているロームの活動に、感激しました。

演目は、ドビュッシー・ラヴェル・サンサーンスというフランス一色。
印象派とも呼ばれるこのようなフランスものは普段はあまり聞かないのですが、せっかくの山田和樹さん率いるモンテカルロフィルなので、東京の初日のベートーヴェンではなく、今回のフランスもの一色の公演を選択したのです。


藤田真央さんといえば、モーツァルトの天使のような響きに心打たれた経験があるので、ジャズの要素のあるラヴェルのピアノ協奏曲はとても新鮮でした。感じた気分を素直に音で表現する藤田真央さんに、実は合っているのかも?という気もしました。

そしてサンサーンスの交響曲・オルガン付き。これが本当に素晴らしかった! 指揮者とオケが一体になった熱演で、モンテカルロフィルの鮮やかな響きに魅せられました。フランスものの音楽を積極的に聴くきっかけになるかも!

終演後は、ホールの目の前にあるデュプリーのカウンターで一杯。国産のピノノワールをいただき、音楽の余韻を味わいました。良い夜でした。