生まれつき身体が硬いからいくらストレッチしても変わらない、痛みがあって伸ばしたくても伸ばせないという方もあきらめないでください。
そのような方の身体も緩める方法があります。
そもそも身体が硬いこと自体は何も悪いことはありません。
問題となるのは、硬いことによって血流が悪くなったり、つらい肩凝りを感じたり、頭痛がしたり、腰痛や膝痛になったり、便秘になったり、ホルモンバランスが悪くなったり、疲れやすかったりするからです。スポーツ選手なら、硬さによりフォームが崩れたり、動きが制限されたり、疲労が早かったり、回復力が遅くなったりしてパフォーマンスが低下してしまうことです。

また、身体は柔らかいと思っている方も、実は部分的に硬かったり、筋膜のすべりが悪いことでひっかかりを感じている方もいます。

要は、あなたが人生の中で求める身体の機能の基準を今満たしているかどうかが重要です。
便秘でつらいと感じている人は、基準を満たしていないでしょう。
肩こり、腰痛がつらいと思っている人は、基準を満たしていないでしょう。
ゴルフのスイングが気持ちよく振り抜けない方は、基準をを満たしていないでしょう。

そうです。生活の中で身体につらさ、苦しさ、違和感を感じている、心地よさを感じない方はその人の人生に必要な身体の基準を満たしていないんです。

膝を伸ばして脚を90度あげれても、主婦の方にとってはやわらかくても、バレリーナや体操選手には基準を満たしていないでしょう。

どんな人生を生きるかによって基準も変わります。


問題がでてくるとき、答えは必ずあります。
ひとりで答えがわかればそれでいいでしょうし、わからないときはヒントを聞きにいってもいいと思います。
身体は生まれた時から死ぬまで、一生をともにする宝物ですから。