私の周辺に2種類のマウント女子がいた。
そのうちの一人A子とは完全に縁を切って、もう一人のB子は年イチの行事で会う程度のつきあい。
どういう種類のマウントかというと、A子は「ステータスマウント」で、B子は「博識マウント」。
A子は「一部上場企業で働く私はあなたより仕事で稼いでいて社内で期待もされているから毎日忙しくて疲れるの」という自分は誰よりも優れている自慢のマウントを取ってくる。
B子は「私はこんなこともあんなことも知っている。こんな知識の泉の私の話はすごいんだから。聞いて聞いて聞いてーーー!」の喋り出したら止まらない知識ひけらかしマウントが得意。
よく「マウントする人は自分に自信がない人」と言われている。
「自信がないからこそ、自分のステータスをアピールしたり、自分より弱い立場の人にマウントを取ることで、自分の価値を感じようとする」のだとか。
それ、少数派だから!
二人とも気が強くて自分が一番にならないと気が済まない人で、めちゃくちゃ自信家だから!
自信がないからマウントする人のは根が善良な人。
私の知るマウント女どもは性格が悪い。
悪意が強いとか、意地が悪いとか、性格に難がある人だからマウントしてくるタイプ。
「自信満々の私の前にしゃしゃり出てくるんじゃないわよ!」でマウントをとって潰してくる。
そして、「マウントする人とは距離を取れ」と言われるけれど、無理でしょう。
いつも思う。
「距離を取れ」が一番無責任な発言だと。
だって、具体的にどうやって距離を取った方がいいかをちゃんとレクチャーしている解決策を聞いたことがない。
距離の取り方に具体的な方法や例を細かく示しているサイトも本もないのが事実ではないだろうか。
距離なんて取れない。
同じコミュニティにいたら逃げられない。
便宜上つきあわないといけない状況もある。
高校生までは家と学校だけが自分の世界だから逃げられない。
ママ友グループは距離を取ったら子供がいじめにあう可能性を考えて逃げられない。
会社は生活がかかっているから簡単に退職できないし、上司から逃げるなんて絶対無理。
みんな距離を取れないから苦労しているのにどうしてそれがわからないんだろう。
じつは私はマウントに対して一番効果的な方法はこれではないかと考えている方法がある。
実際に、実践してみてうまくいった。
それはマウントにはマウント返し。
じつはこれ、超スカッとする。
同じ土俵で勝負できるならそれでもいいけれど、相手が絶対に勝てず、そこの土俵に乗ることすらできないところを自慢すると黙ってしまう。
自分を全くうらやましく思われていないと気づかせたら勝ちだ。
「一流企業で仕事していて忙しくて大変」には
「たくさんの友達に恵まれて充実した日々を送っている(アンタ、友達いないよね)」
「友達多い自慢」には
「仕事が忙しくて楽しくていま着々と地位を築いている(遊んでいるアンタとは大違いだよ)」
「カネモチ自慢」には
「勉強しています、教室に通っています、いずれ資格を取ります、それが楽しい(自分磨きのほうがカッコイイ)」
私は「一部上場企業に入社したら期待されて忙しくて疲れちゃうの」を繰り返す自慢こきA子に、プライベートの充実自慢&友達多い自慢をかなり盛ってしこたま話して、暗に「あなたは仕事しか生活になくてお気の毒ね」を示して、それを自分で悟るように話を持って行って黙らせた。
実際の私は友達極少の干物女ですが( ̄▽ ̄;)
これで大抵は黙る。
それでもまだマウントしてくるようなら、ニッコリ笑顔で
「えー、それ、マウントぉ? 怖ーい」
と返すと黙る(と思う、多分)。
ダメ押しするならその黙った隙に
「そんなに承認欲求が強いと、周りから人が消えちゃうぞ♥」
かな。
決定的に関係にひびが入るわ(笑)
あ、ちなみに博識マウントには
「何でもよく知っているね。さすが雑学王(アンタの喋りは雑学レベル)」
「普段、お話を聞いてくださる方がいらっしゃらないの?」
「昔、『本当に知っている方は自ら語っていないでしょう』と教えられた」
「教養のある方は傾聴力があるよね(黙って他人の話も聞け)」
で喋り封じができるのではないかと思っている。
完全に喧嘩売っていると見做されて関係が終わるけれど(笑)
おまけ
某店のつけめん3連発
ノーマルな肉つけ麺
ピリ辛ネギ肉つけ麺
カラシビ(辛痺)ネギ肉つけ麺
どれも大好きだ―!