最近「自分軸で生きよう。他人軸で生きて自分を見失わないように」なんてセリフをよく聞く。
自分軸とは周りからの評価や考え方に影響を受けず、自分の意志を大切に行動することなんですって。
それって、自己中の発想じゃん!
他人の迷惑をガチ無視して好き勝手やるのが自分軸ってことだよね。
だったら社会の迷惑にならないように他人軸で生きてもらうほうがよっぽどいいんじゃないの?
と思っていたら、私と同じことを考える人たちは多かったよう。
「自分軸」と自己中」の違いがネットの記事にはわんさか載っていた。
自分軸
自分は自分、他人は他人。自分の意見を他人に押し付けない。
自分の意志を持っていても他人を尊重できる。
自己中
他人の都合を考えず自分の主張を貫こうとする。
他人を自分の意見に従わせようとする、コントロールしようとする。
うーん、自分軸の人が他人を尊重なんてできるのかしら?
そしたら、こういう動画があった。
「自己中と自分軸の違い」賢太郎
「自己中と芯が強い人の違い3選」賢太郎
全部同じ人のショート動画だけれど、そういうものなのかなと思う。
そしたら、「自己中と芯が強い人の違い3選」にこんなコメントを残した人がいて参考になった。
なるほどね。
自分の常識、正義と違うからといって自分側にさせようと強制しないのが自分軸なんだな。
「自分は自分、他人は他人」というのは他人に興味がないのではなくて、他人を尊重している意味でもあるんでしょうね。
上記を受けて、先日退職した会社のある女性から、もしかしたら私は「自己中」と思われていたのかもしれないなと思った。
以前、彼女に対して、「人は人、私は私」という意見を述べたら
「思いやりがない! それこは(私に合わせて)『わかる』って言おうよ! 私が可哀想じゃん」
と言われた。
こんなことを堂々と言えるような人生を送ってこれた人だから、これからも何かあれば全部他人のせいにして、自分はみんなから愛されていると勘違いして、人生を全うするんだろうなと思った。
私はそんな人の「私は周りの人から愛されています」の勘違いに片棒を担ぐのなんてまっぴらごめんなので、離れて良かったと心底思った。