用事があって定期的に渋谷に行っています。
問題は好きで行っている用事じゃないところ。
予約しても待たせるだけ待たせて疲労困憊させられる。
ちなみに、予約して、スタート12:20、終わり13:40、ておかしくない!?
なんで予約して1時間20分もかかるの!?
そこで後日、予約しないで行ってみたら、スタート14:00、終わり15:50だった。
その差、30分間……。
受付のねーちゃんたち3~4人が雁首添えて突っ立っていながら大して役に立っていないのが原因じゃなかろうかと、彼女たちの業務の采配ぶりに疑問を持つ私。
ねーちゃんたちとAIを総入れ替えしたら待たされ時間が画期的なほど減るのでは。
いや、その前にオンライン診療にしてくれよ、移動の往復時間も不要なのだからと嘆いてみたりして。
オンライン診療後は、処方箋がスマホにダウンロードできて近所の調剤薬局で薬が入手できるようになるか、ドローンで運んでくれるようになる未来が待ち遠しい。
で、そんなんでくったくたに待ち疲れした後の5月某日。
ランチに「揚州商人」に寄る。
冷やしトマト麺
夏の風物詩だわ。
冷たい麺と冷たいトマトとほうれん草と茹で豚がベストマッチ。
トマトは焦がしてあるのか? そんな風味もある。
調子こいて、皿蝦ワンタンを注文したけれど、お腹いっぱいになってしまった。
無駄食いだったか? 無駄肉がついてしまう
その後、エドワード・ゴーリー展へ行ってみる。
行く先は松涛美術館。
電車で渋谷の街に降り立ったら、ゴーリー展ののぼりが連なっていた。
もしかしたら、うろんな客ちゃんのマグカップが買えるかも!?
ぬいぐるみでもいいけれど。
なんて期待から、予定を急遽変更して、美術館行きを付け加えてみた。
予定を自由に組み換えできるのが一人歩きのいいところ
松涛美術館は有名なのに初めて行く。
パイプオルガンみたいな門構え。
「エドワード・ゴーリーを巡る旅」
左下の椅子に腰かけているのが「うろんな客」ちゃん。
よーーーーく見ると白いコンバースのシューズを履いている。
ゴーリーが好んで履いていたんですって。
不気味で不吉な児童向け絵本を描く作家として有名なエドワード・ゴーリー。
でも、意外と人気で、20~30代が多く詰めかけていた。
もちろん、それ以降の年代もね。
美術館のショップにだけ入りたかったけれど、受付でそれはできないと言われたので入場チケットを買う。
まあ、観てみたかったし、いいか。
残念ながらマグはありませんでした
シャーロック・ホームズ博物館みたいにアメリカにもゴーリー博物館があったらグッズ買付して輸入できたのかなー!?
松涛博物館は建物の中がくり抜かれていて吹き抜けになっている。
そこを橋でつないでいる。
その下には噴水。
覗き込むとこんな感じ。
非日常空間の美術館。
なぜゴーリーに惹かれる人がいるのかよくわからない。
怖いもの見たさなんだろうか。
何もしていない善良な人が不幸に見舞われる内容から、「人はいつだって突然不幸に狙われる、それがいくら理不尽でも」を伝えたいのだろうかと考えてしまう。
行ってよかった。
1,000円で得した気分になって美術館をあとに。
しかし、帰宅までの道のりは悲惨で、どういうわけか最寄り駅までの直通の電車がなかなか来ず、サンダルも壊れて、途中で何回もコケて足を傷めるというおまけがついた。
外出は悲喜交々