1月9日は成人の日でした。
図書館へ行く途中で何人も振袖の女子にすれ違ったよ。
うちの近所でさえこうだから、都心だったらもっと華やかな光景をライブで見られたんだろう。
そういや、成人したからといって何が変わるわけでもなかったあの頃を思い出したりなんかして。
成人式が「着物着て集まる強制力のある同窓会」みたいなイベントになってるところは主旨が違うので毎年どうかと思う。
けれど、昔の友人たちや懐かしい顔に会えるのは参加者側としては単純に楽しかったっけか。
こうやってぼんやりと過ごしていた休日。
これがあかんかった。
今週中盤までに読了予定の本が読み進められなかった。
何を読んでいるかというと、積んでいた現代中国SF「三体」。
2019年に購入してからやっと取り掛かったよ。
どんだけ積んだんだか、まったく。
進捗状況はただいま36%達成。
今日は終日予定がなかったのにこの体たらくったら、もう(-_-;)
「三体」は日本で発売された2019年当時にも話題になっていたから知っている人もいるかな。
「バーナード嬢曰く」5巻でSF好きの神林しおりちゃんが
「ハードSFをイメージして身構えてたんだけど、スラスラ読めるエンタメ小説」
と言っていた。
でも、私にはすでに壮大なハードSF感がある。
そして、意外なのは暗い話になりそうな不穏な展開になっているところ。
もっと面白おかしいファンタスティックなものを期待していたせいだろうか。
まあ、しょっぱなから文化大革命の粛清のシーンで始まるから暗い話になるのは当然なんだけれど。
(想像のつかない方は文化人の公開処刑をイメージしてください)
しおりちゃん曰く、
「『幼年期の終わり』のような壮大さ、『星を継ぐもの』のようなワクワク感、途中、謎のVRゲームが出てきてそこは『エンダーのゲーム』を思い出したな…」
とのこと。
本当のSFファンが読むとそうなるんだね。
「SF苦手意識を克服するぞキャンペーン」を目下継続中の私にはそこまで情熱をもってのめり込めない。
しっかし、このキャンペーンをいつまで張る気だ、私。
成長の痕跡が見えないなー。
これだとSF界の巨匠グレッグ・イーガンなんてとてもとても読みこなせないわ。
てなわけで、「三体」を読む傍ら、新成人の皆さまへも祝杯を上げましょう。
んーと、成人年齢が18歳に引き下げられたから、今回は厳密には成人式というより「20歳の記念」になるのかな。
こちらをご用意させていただきました。
背景にあるのは「Happy New Year」ではなく、「Happy New Young Dear」だとお思いください。
しっかし、写真の加工技術はすごいね。
素人の私でもスマホ操作でここまでできるんだわ。
ええ、原産国名はアルゼンチンですとも。
メッシのアルゼンチンですわよ。
お土産にいただきました
スッキリとした飲みやすい味が美味しかったなー
あ、いけない。
では、メッシに大人になった皆様に乾杯