日本時間の9月19日午後18:45にエリザベス女王の葬儀が行われる。
あと数時間後だ。
コーディネーターがいるとはいえ、派手な原色を着こなされるのがとても上手なおばあちゃまなので、きっと華のある人だったのだなあと感じる。
どんな派手な服を着ても本人が負けていないからね。
さすがです、女王陛下。
国民の3人に1人が会ったことがことがあるというのだから、日本の皇室とイギリス王室は開かれ方がまったく違うのかもしれない。
献花に訪れる人たちが多いのも、女王がイギリスの一つの時代の象徴として敬愛されていたからだろう。
こんなときにイギリスにいない自分が不甲斐ない……。
私の知るエリザベス女王の功績はひとつしかない。
エニグマコードを解読し、第二次世界大戦でドイツを打ち負かすのに尽力したアラン・チューリングさんの名誉回復だ。
彼はイギリスを救ったにもかかわらず、極秘案件だったので活躍は世間には公表されず、かえって同性愛者として逮捕される(当時のイギリスは同性愛は犯罪だった)という不名誉を被った。
無理なホルモン治療を受けさせられ、ついには自殺。
そんなイギリス最大の功労者の名誉を回復しようと、2009年8月、ジョン・グラハム=カミング(イギリスのプログラマーで作家)が、イギリス政府に対して、アラン・チューリングを同性愛で告発したことへ謝罪するよう請願活動をはじめたそう。
これに対して数千の署名が集まったといわれる。
その後、2012年にイギリス貴族院に正式な恩赦の法案が提出され、2013年12月24日にエリザベス2世女王の名をもって正式に恩赦が発効された。
キャメロン首相は、謝罪と共に彼の業績をたたえる声明を発表したという。
(by Wikipedia)
アラン・チューリングの苦闘を描いた映画「イミテーション・ゲーム」のラストシーンのテロップを観て、思わず
「でかした! バアちゃん、よくやった!!!」
とほめたたえたものです。(偉そうに…(^_^;)
映画「イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密」。
いい映画だった。
ベネ様もアラン・チューリング役で出演し、アカデミー賞では8部門で候補にあがる。
ベネ様は右から二番目の下の人。
これを女王の功績に加えて良いのかわからないけれど、アラン・チューリングには最高のクリスマス・プレゼントだったと思う。
それも女王のお墨付きで。
ところで、もしも公表されていない本当の死因が新型コロナだったのなら、私の名をもって薄汚れた中国共産党にはイギリス全軍を用いて攻撃命令を下したい。
あ、でも、攻撃するなら北京の中国政府のいるところだけで。
「武漢日記」の方方さんや、正義のために闘っている中国の皆さんにはなんの罪もないからね。
こうして、結局、陰謀論でしめくくってしまうのでした。
ごめんなさい、エリザベス女王。
神田のシードルバーにて、英国女王陛下に捧げる盃。
摘果ブレンドシードル。
自分の足跡を明かしたくないので、当ブログではお店の名前はなるべく公表しないようにしています。
すみません。
もしも、お店が気になる方は「東京 神田 シードルバー」で検索するとヒットしますので、ご容赦ください。