長期放置状態になってしまいました。

どんだけ記事アップをサボっていたのやら。

 

ここ最近のネタが「食」にしか特化していなかったので、なんだかなあと思ってアップするのもどうかと首を傾げすぎて体が斜めになっちゃっていたところ。

 

そんなある日、ウクライナ情勢は悪化の一途をたどり、東京のコロナ新規感染者数が唐突に8,000人を超え、イギリスではジョンソン首相が辞任を表明。

 

えー!? ジョンソン辞めんの!?

 

なんて驚いていたら7月8日午前11:30、安倍元首相が凶弾に倒れたとの一報をテレビで見る。

すでに心肺停止とのテロップを見て、「え、こういう最期!?」と呆然とした。

参院選を二日後に控えた、立候補者の応援演説の最中であった。

 

いまでこそ原因が、安倍部元首相が統一教会に巨額献金をしていたのを逆恨みに思った霊感商法被害者の狂気の沙汰であるのは判明したけれど、

当時は「民主主義を脅かしてはならない」と野党が事件に便乗して弱くなった立場を巻き返そうとしたのは記憶に新しい。

 

いまの日本で本気で改憲派の息の根を止めてやろうとテロやクーデターを強行する胆の据わったやつなぞいるものか。

ましてや血の気の薄い左翼に。

 

犯行を行った山上哲也容疑者の殺人は統一教会の悪行や霊感商法の実態に一石を投じたものの、悪の権化となる本丸はびくともしなかった。

個人的にも面白くない。

あの宗教法人、ブッ潰れればいいと思うのに、権力が強大過ぎて潰すに潰せないようだ。

で、原因となった山上容疑者の母親はいま何やってんだろ。

 

彼は安倍元首相を殺害することで教団に復讐を遂げられる、あるいは一矢報いられる妄執に取りつかれていたようだけれど、殺害する必要はなかったと思う。

威嚇射撃をして逮捕されるだけで良かったのではないか。

そして、統一教会の悪行と、そのつながりとを暴露するだけで彼の目的は達成できたように思うのだけれど。

いや、殺害したからこそ教団とのつながりが公になりやすかったのだろうか?

 

いずれにせよ、安倍元首相は気の毒としか言いようがないし、誠に悼み入る。

 

「弔い」と称した改憲は進むのだろうか。

それは歓迎だけれど(現行憲法では悲鳴を上げるウクライナも救えない)、

それに便乗して自民党が変な政策(消費税一律10%にするとか国保の負担を2割にするとか)まで推し進めないか心配だ。

 

――などとつまらないことを考える日々。

 

ふう、小人閑居して不善をなす。

早く就職せねば。

 

しょうもない話が続いたので、せめて、花でも飾っておこう。

 

献花にはふさわしくない色合いだけれど、せめて気持ちが華やかになれますようにの鎮魂の意味を込めて。