「奪い合い、冬」みたいなタイトルになってしまった。
ふと気が付いた。
図書館の本を借りまくってるけれど、自分ちの本をちっとも読んでいないから変に積読がたまってきてしまったことに。
なんでこんなにアホなんでしょう……( ̄▽ ̄;)
もっと計画的に読まないと不良債権(読んでない本)に囲まれたまま一生を終えてしまう。
あと、本そのものに思い入れがあって手放すに手放せないものも多い。
付箋とかいっぱい貼っちゃってるし。
再読本としてストックしてる本も、実際に再読すると気に入って残しただけあってますます手放せなくなる。
うーんうーん、このままだと将来は本の重みで床が抜ける(-_-;)
就職先以外で悩んでしまった休日の夜。
引きこもりの無職時代に解決できなかった問題だから、この先も放置になりそうな予感。
……。
とりあえず、お風呂入って寝る前にちょっと本でも読むか。
今日借りてきた図書館の本。(懲りない女だ)
作家さんが自分の卒業した大学でしたスピーチ。
この作家、ジョージ・ソーンダーズの小説が面白くなくて(しかし、感動はした)、某所でコキおろしてしまったのです。
その後、なんとなく自責の念に駆られ、その罪滅ぼしに、もうちょっとこの人のことを知ってみようと思った次第。
ソーンダーズ本人にはなんのダメージもないので、私が責任を感じる必要はないのですが、なんとなく、ね。
「人生を振り返って、あなたが後悔していることは何ですか?」
と尋ねられたら、彼は
「やさしさが足りなかったということ」
と答えている。
ああ、思い当たるわ。
あのとき、なんでもっと相手を思いやってあげられなかったんだろうと振り返ると心が痛む。
彼はそれに対して、「(人に優しくなるには)教育が役に立ちます」と答えを導いている。
読んでいると、そこには教養も含まれているようで――。
優しさを教養の深さと捉えた人がいるんだなあ。
教養の深さは生活態度で実践してこそ発揮されるものだからなあ(美しい所作で行動するのはもちろん、人の悪口をデフォルトにしないとか、誰にでも平等に丁寧に接するとか諸々)。
これなら大学生どころか小学生でもわかる。
迂遠な話かもしれないけれど、いま悩んでいる自宅の本の問題も就職先の立ち位置も、もしかしたら教育(学習、情報収集、知識の深掘り、教養の追求、インプットとアウトプット)で解決できるかもしれない。
などと、都合のいい解釈をしてみる休日の深夜(笑)