アメリカの独立記念日です。
アメリカ人ではないけれど、当日は一応それっぽいことをしてみた。
マックのトリプルチーズバーガーとフィレオフィッシュ
近所のお総菜屋さんのでチキン丸焼き
コーンクリームスープ
ハンバーガーはメリケンの象徴ですが、
チキンの丸焼きは感謝祭のターキー(七面鳥。うまい)のイメージで。
そういえば、なんで七面鳥って日本のお肉屋さんで売ってないだろう。
あっさりしててめっちゃ美味しいのに。
で、なんでコーンクリームスープ?
コーラじゃないの?
と思った方いるでしょう。
2019年にアメリカで一番売れた本で、2021年本屋大賞翻訳部門1位の小説「ザリガニの鳴くところ」を読んだら、コーンクリームスープが出てきたから。
なんかほっとする味だよね。
アメリカの田舎の味?
ちなみに、「本屋大賞」とは、書店側都合で客に押し付けてでも買わてやろうと画策してできた賞。
本が大好き書店員さんが選んだ賞ではありません。
ふたを開ければ阿漕な賞、というからくりがあるのです。
かくいう私も、つい数年前までは全国の書店員さんたちの情熱のこもった賞なのだと思ってありがたがって読んでましたが
それも踏まえて、この本なんだけれど、「面白いけれど、絶賛するほどではない」が私の感想。
一番売れた本って……。
アメリカ人は普段読書しないのか!? と思った。
この小説の側面を汲み取れていない人ほど絶賛しがち。
もちろん、あげればきりがないほど良いところもたくさんある。
自然に対する描写はマネしたいほどうまいし、話の構成も展開も人を引き付けるテクニックがある。
でも、これは謳い文句にある「感動の物語」ではなく、大問題作だよ。
殺人事件の被害者側の視点で物語が進行した場合、殺されなくてもいい人が殺されてしまったとわかる残酷な話。
それがわかっているのは作者だけ。
書き方がずるいんだよなあ。
そして、えげつなー……。
はっ!( ̄▽ ̄;)
い、いかん!!!
また本の話で脱線してしまった!
「ザリガニの鳴くところ」には一言モノ申してやりたい気持ちがあったせいで熱くなってしまった。
独立記念日どうした。
ちなみに、アメリカンごはん。嫌いじゃないわよ。
むしろ好きよ。