ドイルの「失われた世界」読了。
まだページが半分残っていたのに、背中を押されるように読み始めたらほぼ一気読みになった。
古典SFといわれているけれど、どっちかといえば冒険小説。
ジュラシック・ワールドな話。
イギリス人新聞記者のマローンくん24歳が片想い中の女性の希望で危険な冒険の旅に出る決意をする。
折しも、変人教授のジョージ・エドワード・チャレンジャーから南米に恐竜の生息地を見つけたと聞き、旅に同行を希望。
仲間も2人加わって、4人の男たちは人知未踏の大地をめざす。
読んでいる最中、どーしてもどーしても恐竜が見たくなって、
「ジュラシック・ワールド」を借りたのですが、私はこれ見るの一体何回目よ? と思うくらい見てる。
映画としては「ジュラシック・パーク」のほうが良い出来だと思うのですが、
「ワールド」は4DXで観た印象が良かったのと、好きなシーンが多いので、ついこちらを見ちゃう。
私の好きな超巨大水生恐竜マモサウルスも出てくるし(^▽^)
そして、本書ですが、まあ面白かったのなんのって!
さすが我が神、コナン・ドイル!
冒険に次ぐ冒険に次ぐ冒険で、もー見どころ満載!
登場人物も個性が強いし、ジャングル探検だ恐竜だ類人猿だと、男の子が大好きな要素がてんこ盛り。
ドイルが実際にジャングル探検したんじゃないかと思うほど背景描写も詳しく書かれている。
恐竜の恐ろしげな描写も読んでいてワクワクする。
そして、作品からはそこはかとなく正統派の英国紳士の気品がただようのですよ。
書かれたのは20世紀初頭ですが、時代を超えても色褪せないこの作品に出合えてよかった! と嬉しくなりました。
私もこれやりたい。
あと、ラプトルたちとバイクでツーリング。
動物園の飼育員さんたちの間で流行ったよね、これ(^^)
3頭の恐竜を手で制する。映画「ジュラシック・ワールド」の名シーンが、動物園の飼育員たちにより次々とコピーされる事態に