いや、たいして見る気もないけどうっかり見ちゃたよ、テレ朝ドラマ「M 愛すべき人がいて」。

「話題沸騰」「涙腺崩壊」とか激アツな枕詞がついているのはどのへんなんだろうか。

 

鈴木おさむが脚本書いたそうで、私は原作の「M」は読んでいない。

それであまり判断がつかないけれど、それを差し引いてもわかったのは、

 

エイベックス、アユに金かけてんね!

 

てなとこです。

 

デビュー当時と現在とで全然違う顔の、ガチで整形したってわかるアユ。

アムロちゃんのデキ婚で、アイドル不在となった時代のエアポケットに燦然と降臨して爆発的な人気を博したアユ。

なんなら私もライブ放送録画して、繰り返し見ていたアユ(え?! えっ

子供も自分じゃ産んでない説のあるアユ。

いまはインスタで加工しまくった自分写真を投稿しては顰蹙を買っているアユ。

素でもカワイイいいと思うけれど、ダメなんかねえ、写真。

 

そんなアユの前半生をつづったドラマが「M」なのです。

 

ドラマ「M」のなにがスゴイって、

 

・主人公アユが相手のセリフのオウム返しばかりで、白痴っぽい

・相手役のマサが音楽プロデューサーのくせしてルックスが全身アイドル

・「奪い合い、冬」のヤンデレ系悪役、蘭さん(水野美紀)を彷彿とさせるのが田中みな実

・小室哲哉を想起させる音楽プロデューサーのルックスがキラキラ通り越して総会屋系

・局所的に雨が降る

・演出が笑いとりにいっている

(例:10キロの重りを担いだ骨折しているアユが、軽量の重りを担ぐ子たちを抜いてマラソンで1位になる。「んなわけあるか!」と私、失笑)

 

「(トンデモ系で)話題沸騰」「(笑って)涙腺崩壊」ではある。

本編とはまったく違う意味で、はまってしまいそうなドラマなのは認めよう。

いや、鈴木おさむか演出家はそこを狙っているのか。

だとしたら、まんまとはまったわけだけれど。

 

これからも見ちゃうんだろうなあ、興味津々で……。

万が一、「いい話ですぅー」とかいって涙している女子がいたら、まちがいなく幸運の壺とか買わされてるクチだな。。。