出かけようと外に出たら、雨が当たってきた。
午後から降るのは知ってたけど、ちぇ、タイミング悪いの。
マンションの玄関を出てすぐの出来事だったので速攻で部屋に引き返す。
で、部屋に戻った途端に本降りになり、雷が鳴り出した。
柄にもなく雷におびえたりする。
「またまた。そんなキャラじゃないでしょう」と友人知人から言われそう(笑)
ええ、そんなキャラではありません。
そもそも、あれは音だけじゃないか。
私の上に落ちてきたりしない。
都会で落ちるなら避雷針だ。
そうだ、私の恐れるおばけ&ホラー映画に比べたら、ビビリ度合いに天地の開きがあるじゃあないか。
だから怖くないんだー!
(うーん、充分怖がってるな)
ホラー映画で思い出した。
全国の本気のホラーファンの皆さん、胸クソ悪い系のホラー映画「ヘレディタリー」を御存知でしょうか。
あれは現代ホラーの頂点だそうですね。
じつはホラーになじみのない人には全然怖くない映画なのですよ。
その証拠に、「リング」「IT」(リメイク)でビビリまくったホラーNGな私がまったく怖くなかったのです。
ええ、見たんですよ、ファンの押しが強いから借りてきたんです。
怖いポイントがよくわからなかった。
あと、どのへんが胸クソ悪い系なのかもわからなかった。
ホラー映画大好きな荒木飛呂彦が底冷えしたそうです、悪魔が怖いって。
「ヘレディタリー」はホラー映画ファンの真偽が確かめられるリトマス試験紙になるのでは?!
ついでに思い出す。
私が今まで見た悪魔映画といえば「ディアボロス」「エンド・オブ・デイズ」「ナインスゲート」「コンスタンティン」「ザ・ライト」「エクソシスト」だけれど、どれも「怖い」とは思わなかった。
そのせいで「悪魔は怖い」と思う下地がなくなったのか。
我ながら誤った方向に自分を導いたか。
むしろ、私の好きな映画「イコライザー」に出てたロシアンマフィアのほうがよっぽどおっかないわ。
あ、ほらね。
夢中になれる話に集中すれば、いつのまにか怖さも吹っ飛ぶのよ。
しめしめ。
あとは早いとこ晴れないかなー。
待ちに待った「バーナード嬢曰く」の5巻買いに行きたいんだけど…。