たまたまテレビで007「スカイフォール」を放送していた。
「ミッション・インポッシブル」もいいけれど、007もいい。
何でも屋スーパーマンのイーサン・ハント(トム・クルーズ)もかっこいいけれど、ボンドの英国紳士の気品は美しい。
イギリスでは007シリーズが国民的映画だそうで、日本でいうところの「寅さん」にあたるのだとか。
映画館ではオープニングで拍手喝采になるんですって。
寅さんより007のほうが個人的に好きだから、まったくもってイギリスはうらやましい限り。
片や、テキヤのおっちゃん、此方、英国諜報員のオジサマ。
イギリス、なんかずるいぞ。
ちなみに、「JB」には、ジェームス・ボンド、ジェイソン・ボーン、ジャック・バウワー、ジェームス・ブラウン(ん?)と錚々たる面々がいる。
そして、相変わらずプーチンにしか見えないダニエル・クレイグ・ボンド。
もー、KGBなんだかMI6なんだかわからないわからない。
ダニエル・クレイグの出身地がイングランドときいて
「えー、ロシアじゃないのー?」
と普通に思った(爆)
2012年のロンドンオリンピックのオープニングに出てたやんかヾ(-д-;)ぉぃぉぃ
国をあげての式典にわざわざ外国人俳優使わないでしょうに(-"-)
もともとロンドン贔屓ではあったのだけれど、昨年末の「クィーン」を見たあたりから火がついて
「ロンドンに住みたい。もし田舎に住むならイギリスの田舎がいい。日本の田舎はもうごちそうさまだ」
と考えるようになってしまった。
(花粉症のないバハマはどうした!)
先だっても、いまは観光地になっているイギリスのガーンジー島の映画を見て
「荒涼とした海のあるイギリスの田舎の風景って絵になるなあ。イギリスは山もいいけど海もいい」
なんてイギリスの寂寥感のある灰色の海や岩と、目にも鮮やかな緑の大地にすっかり魅了されてしまった。
イギリス、いいなあ。
クイーンがいて、デヴィッド・ボウイがいて、シャーロック・ホームズがいて、007がいて、MI6があって、ジョン・ル・カレがいる。
なんてったって、ハリー・ポッターがいる。
いいなあ!
日本には「ジョジョ」があるから我慢するかと思ったけれど、
第1部の初代ジョジョはイギリス人で、イギリスが舞台だった。
なんかやりこめられた感が否めない(ーー;)
ここまでくると観光とかじゃなくて、長期間住まないと気が済まなくなってきた。
でも、私は英語ができない。
しかたない。
日本で我慢すっか。
なんて、異国の地に恋い焦がれながら、漱石の「こころ」の続きを読んだりする。
夏目漱石もロンドンに国費留学していたもんなあ。いいなあっ。
(でも、漱石はイギリスになじめずうつ病を発症している。繊細だったのね)