昔から「オレらスペイン人じゃねえ」と言い続けてきたカタルーニャ州が分離独立の意思表明をしてスペイン政府と乱闘を繰り広げ、
アメリカでは一番エラい役職の人が「言ってもわからんやつぁ実力行使じゃあ!」と北のロケットマンを脅している最中に、本国のラスベガスでは銃乱射の悲劇がおこり、
日本では小池百合子が前原民進党をガッツリ食い物にしちゃった総選挙が始まる中、
ついにノーベル賞ウィークがスタート。
うん、ネタが小さくまとまったな(笑)
でも、ちょっとホッと息つぎできる話題が出たのはありがたい。
今回の生理学・医学賞は「体内時計の仕組みを発見」が受賞したけれど、
なんか、イグノーベル賞っぽい研究課題…。
いいのか?!
そういや、ワタシ的2016年のビックリネタはトランプ当選、ボブ・ディラン受賞だったもんなあ。
もしも今年の文学賞がスティーヴィー・ワンダーとかエリック・クラプトンだったら爆笑するんだが。(ボンジョヴィにやってくれーい!)
そんなこんなの文学賞の有力候補がやっとやっと村上春樹なんだとか。
「えー、毎年期待して盛り上がっちゃ発表後に落胆するのが恒例のハルキ祭りなんだから、受賞しちゃったらつまんないんじゃないの?」
というのがひねくれた私の意見。
それでも、一応、発表前には一冊終わらせたいとただいま「色彩を持たない多崎つくると、彼の巡礼の年」を読んでいる。
あと半分弱の分量は発表のある10/5午後20:00までに読み終わるか?!
私が村上春樹を読んだ経験は「ノルウェイの森」だけ。
ただ、、一般には「あれはハルキじゃない」といわれているから、実質的には「多崎つくる」が初ハルキになるのだろうか。
「淡白」「虚無的」「孤独な青年が経験する”あるある”」をハルキ節で物語の中にちりばめながら、「死」「露骨な性描写」をむき出しに問いかけてくるあたりは文学のお手本のよう。
文学の役割のひとつは「メメント・モリ」であるのだとあらためて思いながら読んでいるところだ。
あ、、、、ノーベル賞といえば本当に受賞しちゃってるパムク様の本…( ̄▽ ̄;)
読んでない…( ̄ー ̄;
パムク様、ちょっとまっててねヽ(;´ω`)ノ
まずは5日木曜日を座して見守るべし!