当たり前っちゃ当たり前ですが、
年齢が上がる転職活動はすごくエネルギーを必要とします。
若いころはサクサク内定が出るし、
働ければどこでもいいや的な発想でいけばとっとと決まるものです。
ところが、ある一定以上の年齢を越えると、会社側からの門前払いが始まります。
「若い人に長く働いてほしい」
「自分より年齢が上だと気を遣うのでやりづらい」
などなどが不採用の理由。
こちらはこちらで最後の転職先になると思い、会社選考に必死。
もうやだよ、ブラックだの変な会社に再就職して苦労するのは(涙)
条件のいいところ、とはいえ妥協点のあるところを探して応募します。
なもんで、会社選びだけでもかなり疲れるのですよ。
選んだだけで疲労感とともに一仕事した感が出るんだもの…。
そんな折も折、東京ドームで行われた「DODA転職会議フェア」に行ってきました。
3日間あるのだけれど、私が来場したのは休日に当たる最終日の土曜日。
有名企業含め、何百とある企業の採用担当者が集まっているので
企業の各ブースで直接面接官と話ができたり
場合によっては一次面接の予約がその場でできるのです。
じつは、このフェアは相当くせものなのです。
以前にも一度行ったことがあるんだけれど、
正直、時間の無駄だった(-ノ-)/Ωチーン
確かに広告に有名企業が名前を連ねているんだけれど、
3日間連続で出展しているわけではなく、
有名・人気企業はたいてい1~2日目で撤退してます。
転職希望者が一番来場しやすい肝心の休日にいないって変でしょう。
このフェアでは人材を本気で探してないのですよ。
アマゾンなんて初日に来てとっとと撤退してったし。
私の行った土曜日はタクシーの運転手、物流のトラック運転手、イベント設営会社、土建屋などなどが散見されたよ。
要するに、大量退職者が出るから大量募集するタイプの企業。
つまり出展していたのは、
一握りのおつきあいで参加した大手企業(この場では誰も採用する気ゼロなほど敷居が高い)と
裾野が広がる中小、零細企業の数々。
中間がない。
あと、何百社と名前が出ていても「一般」「IT系」「専門職」と三分割されてたから
じっさいには対象企業が一人に対して百社くらい。
とはいえ、「一般」は営業、事務なんかで細分化するともっと少なくなる。
加えて、正直、魅力を感じる会社が一社もなかった
参加費無料だけど、このフェアの主催者側の目的はなんだったんだろう???
会場借りきってまでの利益がないと思うんだが。