2015年にしたいことの一つに


「ホビット 決戦のゆくえ」をハイフレームレート3DかつできればIMAXシアターで


というのがありました。


1と2のデキがすごくよかったので、期待してたのよ、すっごく!

それで、行ってきました、IMAXシアター。

ちゃんとハイフレームレート3Dで観たわよ。

なんか、映画に対する世間の評判が芳しくなあと思ってたけど、そんなの無視無視と思って臨んだわよ。


でもねえ、世間の評価は正しかったと思う。

うん、結論から言おう。

いまひとつだった。


最初の30分間はドラゴンのスマウグ(ベネディクト・カンバーバッチ様のエモーションキャプチャーですわよ!)が大暴れして、それに逃げまどう湖の町の人々という絵柄が、それはそれは映像もクリアだは迫力もあるはの興奮シーン連発。


ああ、IMAXシアターで、ハイフレームレート3Dで観て良かった!感涙じーん

と思ったさ。




かっこよかった!!!!


が、しかし、よかったのはここまで。

あとはいまひとつだった。

なんちゅーか、「ロード・オブ・ザ・リング」の既視感的続編を見せられているような感じの映像が続いたんだよね。

そりゃ、監督が同じだからそのようにもなるのでしょうが、

直截的な言い方をすると


「まーた、オークとの戦争かよ…」


の奇妙なマンネリ感をおぼえたのです。

そして、案の定、一度は見たことのあるオークたちとの戦争シーン。

フイルムの焼き直しみたい…。




デジャヴって感じでしょ?


呪われた黄金によって心をむしばまれるドワーフの王様。

それを悲しむ旅の仲間。

戦火を避けられない町の人たち。

犠牲を出し続けるエルフの戦士たち。


「ロード~」が戦意高揚映画だったけど、今回はちがったようで変な悲壮感がある。

よって微妙に悲劇のにおいがする。

全体的に「戦争は失うものが大きい」と感じる仕立てになってました。


ピーター・ジャクソン監督はよくよく政治と絡んでいるハリウッド映画のお手本のような人なのかしら?

なんて思ってしまった。

今回の映画製作の意図はなんだったのかしら?


ワタシ的には「哀しい結末」に残念な思いをした映画でした。

トールキンも何もこんな話にしなくてもさあ。

センスないんじゃないの?!

なんて悪態をついたりして。


ブルーレイは「1」「2」を買ったとしても「3」はないわ。

ハイフレームレート3Dはともかく、30分以降はIMAXシアターじゃなくてもよかったなあ…。


まあ、これは個人的な感想なので、参考にしないでね。

私が期待過剰だっただけなので。

高評価をしている方々もいらっしゃいます(^-^)




ドワーフの王様 トーリン・オーケンシールド

王者の風格充分なり。




指導者のバルドとレゴラス王子

オーランド・ブルームは今回も麗しいわ。

ちなみに、原作ではレゴラスは出てこないそうです。

日本語吹き替え版はオー様を平川大輔さんが担当してます。



おまけ(脱線編)




オーランド・ブルームのかっこいい画像のせちゃったハート

見てよ、このオーリーのイケメンっぷりったらうふ

ええ男や~はぁと