風邪のことではありません。

「三国志」です。

「蒼天航路」のマンガ&アニメにふれて以来、あいかわらず三国志にはまっています。


仕事のせいでYouTubeがみれなかったり極厚版が買いに行けなかったのですがしょぼん

ようやく元の生活に戻りつつあります。

昨日は三好徹の「三国志外伝」「三国志傑物伝」を買ってしまいました。



アンビバレントなラヴィアンローズ
三国志外伝(光文社文庫)



アンビバレントなラヴィアンローズ
三国志傑物伝(光文社文庫)



三国志のメインキャラクターではなく、サブキャラクターを主人公にし、

それぞれに的を絞って三好徹解釈のもとに書かれた短編の小説です。


外伝の中にはネコの好きな曹操の息子の曹植子建(そうしょく しけん)も出ています。

曹植は天才肌で詩才があり、曹操に目をかけられた息子だったんですって。

アンタ、よく知ってるわねー。


「蒼天航路」極厚版はといえば、3、4巻一気読みしました。

ようやく孔明が登場。

といっても、諸国を漫遊している状態で、まだ劉備軍に参加はしていません。


曹操より、私は劉備玄徳のほうが好きだなあ。

「劉備=いい人」「曹操=悪者」の図式で育ったせいもあるのか、

どうしても劉備玄徳に肩入れしてしまう。

あと、人間としての器の大きさに惹かれる。

曹操は天才すぎて、私には距離感がある。


でも、「蒼天航路」の劉備玄徳はかっこわるいのよね。

情けなく描かれてるっつーか(-""-;)


ネコ「本当の劉備もあんなもんだニャ」


曹操贔屓のネコは一蹴。

まあね。本当はあちこちで結構裏切りを働いてたらしいし?


ネコ「孔明だってたいしたことないニャ」


言ったなー。


ネコ「あの時代に生まれてたら郭嘉(かくか)や荀彧(じゅんいく)と一緒になって曹操に仕えたいニャ」


魏の国の名軍師の二人と自分が対等だと思ってます。

その自信はどこからくるやら。


きっとさ。

「蒼天航路」は劉備をかっこよく描くと主役の曹操を食っちゃうから、みすぼらしくしたんだよ。

才覚はともかく、人物的な魅力は劉備のほうが上だから、これでかっこよく描かれたら、曹操はただの天才男にしか見えないもんね。


と、ワタシ目線で劉備軍の援護射撃したりして。


あと、孫堅・孫策・孫権一族もいいよね。

若さがあふれて勢いがあるニコニコ

三国の中で一番まとまりがある感じ。


=曹操が傑物すぎ

=戦争弱すぎ

=全体が殿を盛り立てて一丸となって戦ってる感じ


これも、極厚版4巻までのワタシ目線ですが。


「蒼天航路」はサブキャラクターでいえば荀彧(じゅんいく)が好きだな。

頭いいのに人間くさくて愛嬌がある。