5月21日 裁判員法施行です。


つまり裁判員制度が本日からいよいよスタートなのですが、
あちこちの意見を聞いた結果、
私のかなりの改訳もありますが(←ここ重要)、
そもそも裁判員制度とは


司法関係者の策略

日本の国家予算で司法関係に出されている割合は1%。
司法予算(裁判所予算)にいたっては0.4%。
なおかつ日本には終身刑がない。刑務所は足りないし、受刑者を養う維持費も少ない。
これは一般市民を巻き込んで政府に司法の予算を割いてほしいための司法関係者のPR工作。


裁判官の欺瞞

一般人を、さも参加させているかのようにさせて、じつは裁判官が意見誘導する裏工作の対策は練られている。
「苦労して司法試験を突破した自分たちを差し置いて、法的知識もない阿呆どもに好き勝手に決められちゃたまったもんじゃねえっつーの」
というのがヤツらの本音。
参加させてるふりして丸めこんで、かつ教育的指導もするという裁判官による「超」上から目線の制度


日本人は処罰感情が先立つし、まだ犯罪に対しての意識が成熟していないのに大丈夫だろうかという意見もありました。



むう、私、かなりやる気満々なんだけど。


呼び出しがかかったら言ってやろうと思って手ぐすね引いているのがこのセリフ。



おまかせください!

ボンクラな裁判官どもになり替わり、私が許せないと思った犯罪者には超厳罰を与えてその後の人生をズタズタにし、この世から犯罪者を根絶させるのです!



女の子「こういう人がいるから裁判員制度が不安なのよね」
男の子「おまえ、裁判員名簿から除名されるぞ」


そうはいっても悪い奴は悪いんじゃーいプンプン


そう思っていた矢先、映画「十二人の怒れる男」を観た。
シドニー・ルメット監督。ヘンリー・フォンダ主演。
陪審員の誰もが死刑だと思っていた犯罪に対し、たった一人だけ異を唱える者がいた。
その一人の意見で事態は思わぬ方向に展開し…。


正直、虚を突かれた。
内容の面白さもさることながら、「悪い奴は悪いんじゃーい」と軽々に判断して罪を宣告する恐ろしさをあらためて知った。


観ておいてよかったなあ。。。。


でも、こんなんで大丈夫か、私。
裁判員になってあとで「あの量刑でよかったんだろうか」なんて迷うんじゃない?
絶対に迷わない自信がある?(自問)


私ふくめ大多数の人のこんな疑問をはらみながら、こうして裁判員制度はスタートした。