どうして私はヤツから逃れられないのだろうか。
その訪れにいつも気づかない。
そして、気づいたころには絡め取られるようにして
ヤツにその手をつかまれている。
やってきて去っていくまでは、ほんの束の間。
とはいえ、ヤツとすごすのは、ただひたすらつらいだけ。
他には何もない。
毎回おもう。
どうしてこんなやつと関わってしまったのだろうと。
声に出して呪う。
受け入れてしまったために、私の体はヤツの責苦による苦痛で満たされるのだと。
外側も、内側も。
ともすれば涙に明け暮れる日々。
こうなると、誰にも会いたくない。
外に出る気力すら奪われる。
じっと耐えて、ヤツが一日も早く去るのを望むしかない。
どうして、ヤツの前では、私はこんなに無力なのだろう――。
ヤツの名は「花粉症」。
今年はもう飛び始めてます。
さっそく鼻炎で不快な思いをしていますよ(-""-;)
私の花粉症歴は短いのですが、そもそもなってしまったのは数年前に「花粉症にならない人もなってしまう」と言われた花粉大量発生の年。
ええ、おかげで毎年春先の数か月はひどい目に遭ってますわよ!
鼻炎、くしゃみは日常的で、50分間の通勤時間でポケットティッシュが2袋なくなります。
かゆいのは目だけじゃなくて、口の中の上あごや喉、耳の穴まで。
粘膜と呼ばれるところはとにかく被害を受けます。
とにかく花粉が飛びきってくれるのを待つしかないし、
弱っている最中に外出なんてしようもんなら、かゆみ、くしゃみ、鼻水のオンパレード。
鼻が詰まって、知らないうちに口を開けて寝てるから雑菌が侵入して喉も傷める。
いいことなーーーんにもなし!
花粉症のバカー!
しかし、手をこまねいるわけにもいかず、防御というか、迎撃には出ているのですが
食事療法は、甜茶、しそ、ヨーグルト、納豆で免疫を高める。刺激の強いものは摂取しない(この時期は食べる気もしないけど)
空気清浄機セット
空気が浄化されたら、清浄機を切って、ルームスプレーでアロマ療法。スプレーは花粉症に効果のあるといわれるユーカリとティートリー
花粉症用マスクと柔らかティッシュ常備
やばくなる前に耳鼻科で薬をもらう
補助に蕗のエキスを抽出したサプリ「ペタドレックス
」
このへんはどなたでもしていそうですが、さらに荒療治として
でも、菌となれ合わないと克服できないからひどくない時期には普通に外出
洗濯物も外に干すし、空気の入れ替えに窓もあける
くしゃみはこらえ、鼻水はかみきらず押さえる程度に
意識的に目はかかない
でも、これだけしてもヤツの魔手からは逃れられないのよ。
なんて強力なのー
花粉症を治す薬を発明した人は、全世界の総意で絶対にノーベル賞もらえるね!