桜の気持ち
私の家のベランダにはたくさんの鉢植えがあります。すでに私と一緒に20年近く過ごしてきたジャコバサボテンやハイビスカス。それと鉢植えの桜。今日はその中の桜のお話です。その桜の苗木が我が家にやってきたのは2009年なのですでに6年経過しています。ヒマラヤ桜という品種で、二酸化炭素や窒素の吸収率が高く、地球温暖化対策として注目されているそうです。ただし、日本の高温多湿にはなじみにくいそうで、苗木を購入したあとに可哀相なことをしたかなと思っていました。鉢で窮屈だし、気候は合わないし、桜は蕾さえつけませんでした。そんなヒマラヤ桜にカイガラムシがびっしりついていたんです。気づかなかった!きゃー!たいへんだ!!私は桜にごめんねと言いながらあわててカイガラムシを歯ブラシで落としましたよ。カイガラムシだって命はあるけど、今回は桜優先だ。桜の枝からカイガラムシを除去してしばらくした1月8日。なんと花が咲いていました。びっくり。枝の影になっていて、蕾にさえ気づかなかった私・・・。小さいピンクの花。6年目にして初めてです。桜がお礼を言ってくれているようでちょっと感動。そう、たぶん気のせいだけどね。ちょうど西洋占星術の講座の日の朝だったのでなんだか背中を押されたようにも感じました。なんだかとても嬉しかった。嬉しいよ。ありがとう。そういえば、かなり前の話だけれどなかなか蕾をつけてくれなかったジャコバサボテンが満開の花をつけたときも葉を食い荒らす虫をとってすぐのことでした。ハイビスカスもこの季節に花を咲かせてくれたりして、なんだか、がんばれと言われているみたい。植物だってこうやって私に挨拶してくれる。本当に優しいエネルギーを私に惜しみなく与えてくれてるって感じます。桜はまた蕾をつけてくれました。ね、かわいいでしょ。ちょっと早い、私の春のお話でした。