今から750年近くまえ、大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の時代から80年近く経った鎌倉時代中期、執権が北条時宗だったころ、騎馬民族モンゴル帝国は「元」を名乗り、西はヨーロッパから東は朝鮮半島まで勢力を拡大、船を使い日本まで数度押し寄せてきたのが「元寇」として知られています。


大河ドラマ「北条時宗」ではその時代の出来事を詳しくみることが出来ました。


元は大勢力で対馬や壱岐を征圧、今の九州博多周辺に上陸、太宰府あたりまで攻め込んだようですが、鎌倉武士は怯まず戦って大勢力を二度も押し返しました。

それに伴う戦費によって幕府の財政は圧迫、次第に滅亡への道を歩んだとも伝わります。


二度の合戦の間に元からやってきた使節団を九州より連行、鎌倉入り口の龍ノ口処刑場で処刑し、江ノ島に近い今の常立寺の場所に埋葬したよう。


縁のあるモンゴル出身力士がたびたび慰霊に訪れるなか、750年を節目として横綱照ノ富士や角界の力士、モンゴル大使などが訪問、無念の死を悼んで供養を行ないました。


日蓮宗の宗祖日蓮大聖人はその惨事に異を唱え、このままでは我が国は滅びてしまうと人々に説いたため、幕府から迫害を受けたものの国の行く末を憂う人々によってその後教えは広まったと聞きます。


こんな事件もありました。


日蓮大聖人は今でいう預言者、超能力者だったのかな😅