読者の皆さん、こんにちは。

私は、今、部屋の片付けをしているのだけど、なかなか思うように片付かないんだ。

溜め込んでいた量が多いのかもしれない。

それでも、挫けずに、一つでも減らそうとしているよ。

私の癖で、部屋がぐちゃぐちゃになると、全部まとめて大きな紙袋に入れて、しまってしまうところがあるんだよね。

溜め込んだ紙袋を片付けようとして引っ張り出したら、中には昔使っていた携帯電話とか昔勤めていた会社の給与明細とか、今無くても全く困らないものが入っていた。
後で見るかもしれないと、捨てられずに持っていたんだよね。

でも、結局、何年間も使わなかった。

それに、試しに昔の携帯電話を充電してみたら、電源が入らなかったんだ。
もう、これは、ゴミだね。捨てよう。

片付けをしながら、ふと思ったことがある。

以前の私は、自分の体が今、どのような状態かなんて考えもしなかったなあと。

健康なのが当たり前。
自分の体のことについては、殆ど意識を向けていなかった。

いよいよ体の具合が悪くなって、ようやく体と本気で向き合うようになったんだ。

失いかけて、ようやく有り難みがわかったよね。

残念だけど、それまでは、健康が大切と頭ではわかっていても、心からはわかっていなかったように思う。

お金も大分使ってしまったけれど、それより人生の時間を無駄にしてしまったことが残念だ。

まあ、過去のことを悔やんでも仕方がないから、命があって良かったと思って、残りの人生を大切にしようと思うよ。
これからは何でもしたいことは直ぐにする。

老人になれば、今のような時間の使い方は出来なくなるだろう。
ふらっと旅行に行ったり、外国に行くのも疲れるだろうし、重い荷物を持ったり、長時間歩くのも大変だろうしね。

最近は、ずっと会っていなかった親戚の人と食事に出掛けたよ。

それから、今年は海外に住んでいる友達に会いに行こうと思うんだ。

私は、病気になってから辛い経験もしたけれど、自分と向き合う時間を沢山とって、本当はどう生きたいのかを真剣に考えるようになった。

大切なものを失いかけて、自分がどんなに尊いものを持っていたのか気付いたよ。

そして、今ようやく、心が自由になって、毎日幸せを感じられるようになったんだ。