おはようございます^^
さて本日は、慣れるためのコツ、というお話です。
職場でも学校でも、新しい環境というのは緊張するものです。
よく見せようと力んだり、しゃべりや行動もぎこちなかったり。
当然、そういう状態でいるのは疲れます。
いつもの自分と違うから、疲れるのです。
じゃあどうするのか?
トムクランシーの小説に、それについて参考になりそうな記述があったので、引用します。
船酔いで苦しむコフィーという国際弁護士に、軍人が言います。
「ホメオスタシス(恒常性)についての講義を受けたことがある」
「陸と海と空の3つで仕事をする兵士に義務づけられていた。
波による揺れ、宇宙飛行士が経験する無重力などの新しい刺激に、
肉体は早く慣れようとする。
生存本能や、病気に対する抗体の反応と、よく似ている。
ただ、順応するには、前の環境といまの環境の両方で、いつもやってることを
やるのがいちばんいい。歩く、しゃべる、食べるといったことだ」
トム・クランシーのオプセンターシリーズ<被曝海域>より
慣れるための一番の方法は、いつもの自分でいることです。
そして、カッコつけることなく、いつもの自分でいるには、素の自分を磨くことです。
デートのときもそうです。
カッコつけるより、いつもの自分でいる。
そのほうがリラックスできるし、相手も安心感を感じやすくなります。
こちらが緊張していたら、相手にもそれが伝わるから、ぎこちなくなります。
だから、いつもの自分でいればいいのです。
いつものように話、いつものように食べる。
カッコつけても、いずれ本来の姿がわかってしまいます。
素の自分を磨いていけば、カッコつける必要すらないのです。
なにより、本来の力を発揮できるし、
本当の自分を知られてしまうという恐怖もなくなります。
いつもどおり行きましょう。
自然な姿が、いちばん素敵なあなたです。