完璧な準備などない | 心に明かりが灯る言葉たち

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おはようございます^^

さて本日は、完璧な準備などない、というお話です。

何かにを始めようとするとき、それを成功させるために準備をします。
慎重な人であるほど、何度も見直し、きっちりと準備をしようとします。
それはそれで大切なことなのですが、
準備というのは、いくらカッチリやったとしても、完璧にはなりません。
予想外の出来事というのは必ずありますし、
それをすべてカバーするだけの準備をしていたら、準備だけで人生は終わります。

本当に大事なのは、完璧にやろうとするのではなく、
そのときできることをすべてやる、ということです。

できることをすべてやったら、不安が残っていたとしても、
行動してしまったほうがいいです。
やらなきゃ分からないこと、やって気づくことがあるから。

一昔前に流行ったプリズン・ブレイクというドラマの主人公、
マイケルは、政府の陰謀のスケープゴートとして死刑を宣告された兄を
監獄が救い出すため、IQ200の頭脳をもって、完璧な計画を立てて、
自身も兄と同じ刑務所に入所します。
しかし、どれだけ完璧な計画を立てて、本人が忠実に行動しても、
他人の行動をすべて予想することは不可能です。
当然、様々なアクシデントに見舞われます。

そういうものを乗り越えて、彼らが脱獄に成功し、自由を勝ち取ったのは、
計画が完璧だったからではありません。
考えられるすべてを出し切って作った計画と、アクシデントがあっても、
冷静に考え、行動することができたからです。

完璧な準備も、完璧な計画も、ないのです。
そのとき完璧だったとしても、明日には完璧ではなくなります。

そのときできる準備を整えたら、踏み出す。
あとのことは、その場その場で冷静に対処する。

実際に冷静に対処するというのは、難しいかもしれません。
パニックになってしまうかもしれない。
しかし、完璧な準備を整え続けて、人生を終わらせるよりマシです。

何もしなければ何も得られませんが、失敗は糧になります。

完璧など捨てましょう。
不安は、完璧な準備で消えるのではなく、行動によって消えていくのですから。