遊ぶからこそ稼ぐ楽しみがある | 心に明かりが灯る言葉たち

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おはようございます^^

さて本日は、遊ぶからこそ稼ぐ楽しみがある、というお話です。

遊ぶからこそ稼ぐ楽しみがある。
これは、唐茄子屋政談という落語の一節です。
唐茄子屋政談というのは、
徳という商人の息子が、吉原の花魁に夢中になってしまい、
調子に乗って居続けたあげく、家から勘当されてしまう。

見より頼りもなくなり、食べるものもなく、
川に飛び込んで死のうとしてするところを叔父に助けられ、
唐茄子を売って歩く商人として成長していき・・・
という人情話です。

ちなみに、唐茄子(とうなす)とは、かぼちゃです。

その噺の中で、叔父が徳にこう言います。

「おれは遊ぶなとは言わない。遊ぶからこそ稼ぐ楽しみがある。
 てめぇで稼いだ金でなにしようが、誰も文句は言わねぇ。
 親の金で道楽ばかりするから勘当されるようなことになるんだ」

稼ぐ楽しみ。
お金そのものが好きな人にとっては、
遊ぶより預金口座の残高が増えていくこと自体が楽しいのでしょうが、
遊びたい人にとっては、遊ぶからこそ、稼ぐ楽しみがある。

何のために稼ぐのかと聞かれると、
なんかまじめな答えをしないといけないような気にもなりますが、
たくさん遊ぶためというのも、立派な理由です。

遊ぶって、大事です。
遊ぶ中にも学びはありますし、真面目な部分もある。
仕事へのヒントを得ることもある。
ガチガチの真面目人間より、遊び心があったほうがいいです。
仕事でユーモアを発揮できるほうが、人間関係もうまくいくし、
柔軟だからアイディアもでやすい。

たくさん遊びましょう。
心の凝りをほぐすためにも、遊びは大事ですよ。