お立ち寄りいただきありがとうございます♡
僕らはお互い 視線を合わせる
人の上に立つ人はいない
人の下に立つ人もいない
Let's roll
愛と共に
信頼と共に
尊敬と共に
一歩ずつ
僕らは未だ世の中に無関心だ
関心が必要なんだよ 僕らには
変化の始まりは もうすぐだから
もしかすると 僕らの役割だから
喉を枯らして叫んでも 声にならない喚き声
肌で感じる違い
正々堂々と上って
でもやりきれなさに 首を傾げる
世界は広く 人の心は実に狭い
必ずしも同じである必要はないのに
異なることが何故 罪なのか
年齢を超えて
性別を超えて
国境を越えて
もしかするとみんなの宿題のようなもの
僕から言わせてよ
差別じゃなくて差異なんだと
偏見の被害者
知るべきなんだ それは
自分たちなんだと
Please
憎悪は君の心を麻痺させる
だから反対側に目を向けなければならない
人に優しくなるために失うものは何もない
僕と君の間に大した違いはない
いろんな角度から愛を探すんだ
等しさとは何なのか理解できるまで
同じなんだ 僕らがする呼吸
同じなんだ 僕らが描く夢
同じなんだ 日常の中の笑顔と涙
同じなんだ 全て尊重される存在
僕らの心のパズルの一ピース
強さをもたらすそのひとカケラ
ある日 きっと全ての意味がわかる
だから僕は歌っているんだ
この世界の愛のために
Come on
Let's come together
平等ってのは 君と僕のこと
前回の記事の内容、今は読みたくなかったという方、申し訳ありませんでした。配慮がなくてすみません。後から記事冒頭に注意書きを加えたのですが、遅かったかもしれません。
一方では、たくさんのコメントやメッセージをありがとうございました。多くの方がこの問題について一緒に考えてくださって言葉を寄せてくださったというだけで私は少しだけ気持ちが楽になりました。いや、私が楽になってどうするんだって話なんですが。
でもホソクが言うように一番怖いのは無関心だから。
こうやってメンバーが一人また一人と兵役の責務を開始するたびに、我々が平和とか平等とかについて考えることにもきっと意味があると信じています。
人間ってたぶん、痛かったり、怖かったり、悲しかったり、怒ったり、感動したりしないと動かないけれど、逆に言えば、痛みを伴う思考はきっと何らかの行動に繋がる。
だからBTSの兵役履行が引き起こす「痛み」も我々の小さい行動に繋がるはず。
実は、前回の記事に対する皆さんの言葉を拝読しながら、私がわざわざアメリカに来たのも、痛みを味わうためだったと、今更ながら思い出しました。
日本では経験できないであろう、たくさんの挫折を味わって、屈辱を噛み締めて、社会に幻滅して、それでも生きてるって素晴らしいよねって言える人間になりたいと思って渡米して、あと数ヶ月も経てば1年になります。
でも昨年の夏まで遡ってみれば。
渡米直後、私はエアコンが作動しない新居で、一人、段ボールに座って汗をかきながら韓国製のカップ麺を抱えた姿で、ホソクの初ソロステージを見ていました。
そしてシカゴの夜を彩ったあの熱気を画面越しに感じた私は、ほんの一瞬だけ、その土地で働いている自分の姿を想像しました。
それが縁だったのか、私は今年の夏からシカゴで働くことになりました。
1年遅れの同じ土地での再スタート。
君がこれから兵役に向かうことを考えると、何だかすれ違いのようでもあるけれど。
でも、もし挫けそうになったら私は、昨年のロラパルーザでの君のステージを見て自分を鼓舞することでしょう。
もし泣きそうになったら、グラントパークを照らしたアミボムの光の海と、一生懸命な君の首筋に光った汗を思い出すことでしょう。
もし不安になったら、孤独の波に打ち勝つためにリハーサルを重ねた君の姿が脳裏を掠めることでしょう。
そして、もし理不尽な差別にあったら、君の歌を聴いて優しさを取り戻すことでしょう。
君が「ミリタリーサービス」を全うする間、私はそんな風に新天地で過ごそうと思います。
休日にはグラントパークに足を運んで、君のステージの余韻を探してみるのもいいかもしれない。
「平等ってのは 君と僕のこと」
そんな空耳が聞こえてきたりして。
ベンチに座って、平和の仕組みについて考えたり、多様性の意味ついて考えたりする時間があったらもっといいと思う。
だから、君にはもう、これ以上余計な心配はしないでほしいし、泣かないでほしい。
不安なことも多いだろうけれど、いつもの笑顔で仲間に見送られて責務を全うしてきてほしい。
2024年10月にまた会えるのを楽しみにしています。
君の心身の健康を祈って。
最後までお付き合いくださってありがとうございました♡