お立ち寄りいただきありがとうございます♡

 

前回コメントお返ししたって言いましたが、まだ見落としてる分があったことを思い出しました(コメントいただいたことって結構長い間覚えててふと思い出すことがあるんです!)前回の分のコメントもメッセージも含めて引き続き少しずつお返事していきますので、あきれずにお待ちいただければ嬉しいです。

 

で、今回はユンギの楽曲ですが。

 

今までソロ一発目は他の方の感想を拝読する前に必ず記事にしてきたので、今回も書きますが。

 

正直、あんまり言うことないです。(以下、辛口なのでユンギペンの方はご注意ください!)

 

まあポイントは最後の方の歌詞ですかね。

 

愛の終わりって果たしてなんだろう

幾千の人々 すれ違った愛

愛は愛で完璧なんだろうか

そうだな 利他的なことが返って利己的なんだ

君のためにするという言葉はつまり僕の欲なわけで

欲を捨てれば幸せになれるのだろうか

満たしきれなかった中途半端な虚像

人生とは抵抗と服従の間の戦いというけれど

僕に言わせれば寂しさとの戦いだ

涙が込み上げたら泣いてもいいんだよ

あなたは愛されるに値してるんだから

 

うーん。

 

そうなんだけど。

 

これ、新しいテーマではないですね。特に太字部分。このブログでも再三書いてきている人間の永遠のテーマであり、すなわち今までBTSが語ってきたことでもある。最近も何かの記事で触れた気が。

 

残念ながら新しい視点があまり感じられない歌詞。

 

強いて言えば、前半部分で「悲しいのは恐ろしいせいだ」と言っているのは興味深いですね。後半の「人生は寂しさとの戦いだ」と合わせれば、悲しさ・寂しさとは恐怖と連動していて、人生は恐怖との戦いであるってことになりますね。

 

個人的には恐怖と悲哀は全く違う感情だと思っているので、ユンギが以前からこの辺りを同一視しているような歌詞を書いているのは面白いと思っていました(彼の誕生日記事に引用したTearもそんな感じですね)。

 

でも彼が言いたいことを細かく言い直すと、悲哀の予兆を感じた時に恐怖を感じるということなのかもしれませんね。そして人生はその恐怖との戦い。

 

そういうことなら同意。

 

MVについては。。。

 

うーん。

 

私はあまり好みではないです。

 

いやユンギはかっこいいですよ。爽やかなお兄さんって感じで。曲調にも合ってる。でも全てが綺麗すぎて生活感がない。ああいう自然体?な演出なら、肌も無精髭を生やすぐらいの感じでやってほしいと思います(脱毛してるとか残念すぎる笑)。特に私は男性の無精髭が好きなのでそんなことを思うのかもしれませんが、たまにテテの髭が好きっていうファンの発言を拝見すると、やっぱり皆さん「人間味」に飢えてるんだなって思います。

 

「自然体」なら「人間味」がほしい。

 

特に人生と愛と孤独を語るならなおさら。

 

そういう意味で私はこの楽曲は全体的に唸って終わりました。

 

IUちゃんも好きです。しかし彼女の歌唱部分の英語が謎。私が「詩的な英語」を理解できないだけなのかもしれませんが。

 

うーん。

 

大吹打みたいな強烈なのが私は好きですね。

 

ああいうのは歌詞に「汎用性」がないからダメってことなんだろうけど。最近、どのメンバーもこのコンセプトを振り翳してくる印象ですよね(ジミンまで!)。私も彼らが言い始める前にはこのブログで今後はそういう歌詞を期待したいって書いてきた身なんで、ここで批判するのも変な話なんですが、「汎用性のある歌詞を書くBTS」にあまり魅力を感じないことに最近、気づき始めました。

 

そこに新しい視点があれば別なんですが。

 

そうだなあ。

 

最近私が引用してきたJpopアーティストたちは皆寂しさを語らせたらピカイチだと思うのですが、たとえばking gnuの the hole。以前も別観点で触れた楽曲ですが、歌詞にこんな一節が出てきます

 

ぽっかりと空いたその穴を 僕に隠さないで見せておくれよ あなたの正体を あなたの存在を そっと包み込むように 僕が傷口になるよ

 

 

「僕が傷口を塞いであげる」じゃなくて「僕が傷口になる」

 

ちょっと立ち止まってその意味を考えたくなりませんか?

 

ユンギの言うところの「愛の終わり」って誰かの傷口になることなんですかね。

 

個人的にはこの「傷を肯定してるニュアンス」が好きです。「君のためと言いながら、私は結局自分ために行動してるだけ」という概念を描くにしても、「僕が傷口なる」って独特。

 

。。。

 

ということで辛口コメンテーターみたいになって来たので(ほんと何様って感じですよね。すみません汗)やめますが。

 

(実はPeople(pt1)はこの「独特の視点」を感じてブログ初期にモチーフにもしました。2021年はユンギの楽曲をフィーチャーした投稿が実は多いんです!)

 

いずれにしても強烈なのがほしいってことです。ユンギ・ナムジュンあたりには視点を狂わせてくれるぐらいのものを期待してます、正直。

 

年齢的にも期待して酷ではなかろう。

 

これもまた私のユンギ愛の一形態ということで受け取っていただければ幸いです。

 

あとそうそう、ジミンのBillboardの記録もめでたいとは思うし、素晴らしい偉業だとは思うんですが、記録って絶対に破られる時が来るし、そこに固執するのはBTSだけでいいのかなと私は思ってました。ジミンのソロは彼がやりたいことをやって結果的にランキングに反映されたみたいなので、最高の結果だったのかもしれませんが、私は記録より記憶に残る楽曲を期待しています。

 

辛口ファンより。