お立ち寄りいただきありがとうございます♡
昨日の記事を最後にしばらくお返事に徹しようと思っていたんですが、、、
verbal diarrheaってご存知ですか?まぁ要するに直訳すると言葉の下痢が止まらない(言葉の垂れ流し)ってことなんですが。今、仕事で一般人のインタビューをたくさん読んでいるのですが、たまに質問に沿った回答ができずに延々と自分がしゃべりたいことをしゃべり倒す方っていらっしゃるんですよ。そういう方のインタビューってコーディングがすごく苦痛なんですが。
私自身が今たぶんその状態で。グクを見ては書きたいことを吐露せずにいられないわけです。
でも今回は、ARMYではなく、単に人間観察を趣味とする人間の独り言と思って読んでいただければ嬉しいです。(BTS批判を読みたくない方はスルーしてください。批判のつもりはないのですが、そのように感じる方もいらっしゃると思うので!)
要するに、ファンでいるってたぶん、推しの痛々しい部分とかも割と好意的に見るスタンスを維持することなんだなと最近感じてきているんです。それを意識的にやるかどうかは別として、たぶんある程度の努力をもってして自分が抱く「推し像」を維持することもファンでいることの一環というか、だからこんなにもグクの行動への解釈が人によって違うんだろうなと思います。
でも今回の投稿はグク自身というより、BTSのSNS商法に伴う「コミュニケーションの在り方」ついてです。
KICKBACKの記事で少し追記した点ではあるのですが、自分が抱く推し像が幻だなんてこと、一般には分かりきったことで、それを改めて言わなきゃいけなくなるほどにまで、ファンに自分を「理解した」と思わしめるBTSメンバーが、他のアーティストと違うのは、デビュー当初から公私混同と紙一重のところで自分のことをシェアしてくれてきたからなんですよね。
それが彼らのspeak yourselfの在り方でもあり。
でも、これは完全に私の想像なんですが、いつの頃からか、この「ARMY向けの発信」の中に、ファン向けと見せかけて、「本当は事務所だったり他のメンバーだったりに言いたくても言えないこと」が紛れるようになってきたのかな、と私は薄々感じていました。
卑近な例で申し訳ないんですが、例えば大学病院における教授回診で教授が患者さんと交わす会話って、患者さんとのコミュニケーションっていうより、教授とその場にいる医者とのコミュニケーションなんですよ。実質的には。ヒラの医者は患者さんに「最近は〜なんですよね?」なんて誘導尋問的に症状を確認したりして、教授に「しっかり診てますよアピール」あるいは「僕がさっきカンファで話したことはこういうことですよアピール」をしてるんです。
あるいは、教授側も患者さんに「痛みはどうですか」なんて聞きながら、本当は周りにいる医者に「お前ら、他の症状にばっか気を取られて疼痛コントロール忘れてんじゃねえよ」と指摘してるわけです。
翻って、BTSメンバーが「ARMY向け」に配信をするとき。それは必ずしもARMYとコミュニケーションを図るためだけではないかもしれない、と思うわけです。
その意味でファンは完全に利用されているというか。
もちろんその配信を通してときめきをもらったり、いわゆる「彼氏感」を体感できたり、ファンにもメリットがあるのでウィンウィンなわけですが、カメラの前で蝋燭が燃える音を延々と聴き続けながら私がこの記事を書いているのは、私自身は、この「グクのありのままの姿」にSNS商法に付随する寂しさを自覚するからです。
グクの姿が悲しいというより、このコミュニケーションスタイルに寂しさを感じる。
部屋で一人、すごいスピードで延々に画面に流れてくるコメントを拾って、あるいはそんな手間すら面倒な気分で、独り言を呟いた末に、ファンと一緒に寝落ちする。
これもある種のコミュニケーションだけど。「誰かと繋がっていたい気持ち」がコントロールできずに、質を問わない繋がりでも良しとしてしまっているような印象。
ファンの迷惑行為についても、事務所がひとこと言うまでちゃんと無視して待っていられる安定した心理の時って絶対にあると思うんですよ。それを思わず口にしてしまうというのは、アドラー心理学風に言うと、そもそも「誰かに何か言いたい欲求」があって、それを満たそうとしているわけですよね。
「僕も君も人間で、我々は全てを理解しあっている。僕はこれに言及したかっただけ」なら、本題に入るまで1時間半もかからないでしょう。しかもファンとの信頼関係に基づく話をするなら酒の力を借りる必要だって本来はないはず。
最近(wライブ当日?)一緒に出かけた姿が公になったメンバーが、突然コメントを入れてきた時のグクの表情の変化に気づいたのは私だけじゃないですよね。
あの時、私は彼が本当に繋がりたいのはメンバーなんだなと思いました。
そりゃARMYと話したいというのももちろん嘘ではないでしょう。でもARMYというのはやっぱり不特定多数の顔が見えない存在であって、「一人一人のために何かできる対象」ではないですからね。
BTSファンでもない人間があのwライブを見たら、まともな会話が成り立っていないことになんてすぐに気づくでしょう。だからこそ、独り言が苦手なグクは歌を歌ってくれるわけで。
もちろんそれは、いつだって自分の歌を聞いてくれる人がいるなら場所も時間も媒体も選ばずという彼の基本的な姿勢そのものではありますが、彼の「繋がっていたい欲求」が、彼を深夜のカラオケに駆り立てていると感じるのは私だけではないんじゃないかな。。。
私自身はあのライブをリアルタイムで見たわけでもないので、彼の欲求に応えようとするファンの一人でさえなかったわけで、字幕付きで見たのもライブのごく一部だったので、この記事こそ、彼のライブをネタにした私自身の欲求不満の現れなのかもしれませんが。
まぁ彼自身は仕事に戻って忙しくなれば「いつもの彼」に戻るのでしょう。(ジミンもそうでしたね笑)
I'd catch a grenade for ya Throw my hand on a blade for ya I'd jump in front of a train for ya You know I'd do anything for ya
君のためなら手榴弾でもキャッチしよう
ナイフだって素手で受け止めよう
電車の前に飛び出すことだってできる
君のためなら
Oh oh, I would go through all this pain Take a bullet straight through my brain Yes, I would die for ya, baby But you won't do the same
痛みだって全て耐え抜いてみせる
銃弾が僕の脳を貫いて
死んでしまっても 君のためなら
でも君は僕のためにそうはしてくれないよね
最後までお付き合いくださってありがとうございました♡