お立ち寄りいただきありがとうございます♡

 

前回も極めて個人的なTMIだったにもかかわらず、コメントやメッセージを本当にありがとうございました。またゆっくりお返事させてください。下記は本来ハロウィンあたりに投稿したいと思っていたものの想定外のことが色々起きたせいで投稿しそびれた記事です。後半で今後の方針について触れています。

 

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先日、お世話になっている先生の誕生会があったんです。

 

へ?誕生会?って感じですよね。でもこっちは何歳になっても誕生会やるっぽいです。なんか素敵ですよね。

 

J.K. Rowling plans to build a 'Hagrid hut' on her Scottish estate | EW.com

 

で、そのお家がまるでハリーポッターの世界なんですよ(お借りした上記写真はハグリッド宅です)。そもそも先生自身がハグリッドみたいな感じなんですが。小人のお家みたいに可愛らしいお宅の前でまごついていると、フレンドリーなシベリアンハスキーが出てきて案内してくれて、手作りのお寿司(慣れず作るのに2時間以上かかった笑)を両手に抱えたまま玄関内についていったら、キキのお母さんをぽっちゃりさせた感じの奥様(結局ハリーポッターあんまり詳しくなくてすみません汗)が、「らじこね」と言って迎えてくれました。これが知らない人の家だったらどうしようと警戒していた私の様子に、くすくす笑いながら「大丈夫よ、この家で合ってるから」と。

 

お寿司を手渡そうとすると、奥のキッチンに通されたのですが、明るい照明のわりに、棚に並んだ小瓶の粉末を調合して魔法のポーションでも作れてしまいそうな雰囲気でした。シンクの上には、どことなくBS&T期のジミン氏に似た藁人形ならぬ魔女人形?が吊るされており、冷蔵庫からコーラが出てくるのがむしろシュールな感じさえしました。

 

とりあえず無事にお寿司を渡せただけで安心して呆然としていると、以前ミーティングで何度か顔を合わせたことがある女性が声をかけてくれて、一瞬双子かと思うぐらい似た雰囲気の女性を「私の妻です」と紹介してくれたのですが、適度な距離を保ちながらも、ハッフルパフ感満載の彼女たちが何かにつけて優しくて。

 

たとえばゲームの途中、下ネタが理解できずにシーンとさせてしまった私に(これ、もちろん相当気まずいです。こういう瞬間が訪れるまで、ネイティブだと思われているからますます気まずい笑)普通に語彙解説までしてくれるという優しさ。お寿司も美味しいと言って食べてくれました(いや正直、お寿司はみんな好きだったけど笑)。このインクルージョンの姿勢は、彼女たちがそれなりにいろんな痛みを経験してきたからなのかなと思ったりもして。

 

テテなんて会ったこともない人だけれど、彼の穏やかな雰囲気というか、たまに底知れない優しさを感じさせるあの雰囲気って、うまく言えないのですが、彼女たちのそれと重なるものがある気がして。彼女たちに支えられながら下ネタゲームを乗り越え(試練依存症なのは認めますが、こういう試練は実は求めていないって神様はなんで知らないんだろうな)、ハグリッドの魔法の香りが漂う屋根の下でなぜかテテを思うという謎の胸熱体験。

 

そこからテキサスの話になり、ついていけないやと思っていたら、急に聞き覚えのある地名が。マーファ。。。マーファ?もしやナムジュンが訪れた、えっと、、、そうそう、チナティファンデーションの話では?! と大興奮の私。その美術館、知ってます!と、もはや私行きましたぐらいの勢いで食いつき、おじさま方に若干引かれる顛末。

 

残念ながら他のメンバーを感じる場面は特になかったように思いますが、、、笑

 

強いて言えば、ジェントルマンなシベリアンハスキーが何となくホビの老後を思わせる雰囲気でした。こっちが座っていると、足元に寝転がって寝るんです。そこにやってくるのはもちろん「チングやー」のユンギ、ではなく、クールな自己の可愛い魅力を理解しきっているインスタユンギ的アメリカンショートヘア。そして部屋の隅にあったコントラバスの弓に何となくジンの気配を感じましたが、残念ながら今回はベースも弓も出番なし。

 

あとはそんな先生のお家に約1年前に舞い降りたという天使が1名、私が準備したベジタリアン用アボカド寿司を一生懸命頬張る姿が、グクを思わせたぐらいですかね。ぱっちりお目々と頬袋という特徴は人種の壁を越えるようで。

 

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もう随分前になってしまいましたが、モヤモヤの投稿に対しては、いろんな想いを聞かせてくださってありがとうございました。

 

どれも大切に何度も読ませていただきました。私が書きたいようにとおっしゃってくださるお手紙はもちろんとても嬉しく、また以前も書きましたが、自分が思っている以上にこのブログが皆さんの生活の一部にならせていただけていることを知って感激しました。

 

いずれにしてもこれからは書きたい内容も自然と変化していくのではないかという言葉もいただき、それもそうかもしれないとも思いました。

 

でも、彼らのことを書くのはもうやめようと思います。

 

彼らのことを書かなくても、毛布を織ることはできますしね。Mad Worldと題した記事の最後に登場した、あの毛布です。多くの方々が一緒に広げてくださるとお声かけくださった、あの毛布。兵役も終えて何年も後に彼らが、もしいつか崖を飛び降りると決める日がきたら、その時にはもう、崖を飛び降りるような心境でないことをもちろん願っていますが、それでもまだまだ冷たい風が吹いているだろうから、皆さんとあの毛布を広げて2人を迎えられるように、ここで少しずつ毛布を織って過ごしたいと思います。

 

平たく言えば、私自身のことをもっと知りたいというありがたいお声に甘える形で、これまで通りTMIな日記を書き続けるということです。彼らのMagic Shopの「so show me」の通り、わたしたちがspeak yourselfすることで、彼らもまたspeak yourselfしやすくなると思うので。

 

今まで書いた記事は、BTSという魔法がかかった彼らの物語を、風伝いに聞いてきた私が、自らもいろんな呪文にかかった状態で書いた文章だと思っていただければと思います。そこに全く真実がないとは言わないけれど、魔法が成せる技もたくさんあるわけで。このブログで描かれる彼らには、私自身が見てきた世界の姿が投影されているということです。優しさも哀しさも、彼らに見出す人間関係も。いろんな魔法の家で私が盗んできた何かを、勝手に彼らの魔法と調合して、たまたま生まれた紫色のポーションを皆さんにお届けしてきたということだと思います。

 

そしてこれが最後の最後という訳ではなくて、取り扱い注意のラベルを張ってお届けできるものは、これからも大切に瓶詰めしてお届けしたいと思っています。

 

夕焼けの数だけ存在する、いろんな紫色を。

 

ℛℴ𝓈𝒾ℯ⁷❀ — Art in the soop. 🌲🌞 ᵃᶜᵗ: ᵃᵍʳᵉᵍᵘᵉ́ ᵉˡ ᵈᵉ ʲⁱᵐⁱⁿ

 

最後までお付き合いくださってありがとうございました♡

 

PS 今回、友情出演のハグリッド先生の名誉のために一応ひとこと言っておくと、彼はそのフィールドでは第一人者と呼ばれる先生で、ジミン魔女人形を使った怪しげな代替療法をやっている人とかではないです笑