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'Cause I really don't care where you are I just wanna be there where you are And I gotta get one little taste Sugar, yes please Would you come and put it down on me?

君がどこにいても構わない

君がいる場所に僕もいたいんだ

一口だけでも味見させて

シュガーを、お願い

僕を砂糖まみれにしてくれる?

I'm right here, 'cause I need Little love, a little sympathy Yeah you show me good loving, make it alright Need a little sweetness in my life Your sugar (your sugar), yes please (yes please) Would you come and put it down on me?

ここにいるから

少しの愛を 同情でもいい

まともな愛を見せて 大丈夫だって言ってよ

たまには甘い一言もほしいから

シュガーを、お願い

僕を砂糖まみれにしてくれないか

 

 

しないといけないことがあると、むしろ後回しにしちゃって他のことに時間を費やしちゃうんだけど、やらないといけないことは結局やらなきゃいけないから、結果的にいろいろ詰め込むことになって生産性が上がるっていう方、私以外にいらっしゃいませんか?

 

何だか自分の先送り主義を正当化するような文章を書いてしまいましたが、ちゃんと反省はしているんです。私、実は大学受験の出願もギリギリで、しかも受験前日の午後5時に翌日の試験で鉛筆しか使用できないことに気づいてコンビニに慌てて走って、HB鉛筆しか見つからず、B鉛筆を求めて母にまで閉店直前の文房具店に自転車で走ってもらうというような雰囲気のことをその後10年以上に渡って続けています。

 

ここだけの話ですが(と言いながらこんなところで叫んじゃうけど)、渡米のためのワクチン接種証明書のこともすっかり忘れていて、渡米前日の午後9時にマイナンバーカードの暗証番号が必要だということに気づき、当てずっぽうで2回トライするもののハズれ、朝3時まで暗証番号をメモした紙を探し続けて最後のワントライで何とか難を逃れたという事情をここにこっそり告白しておきます。

 

もちろんこんなエピソードの度に両親の寿命を縮めている自覚もあるので、早め早めを心がけてto do listも作って、頑張っているつもりなんだけれど。私のような人間に限って、自分のせいじゃないところでもアクシデントが重なって結局青ざめることになるように筋書きが仕込んであるので、今回の就職活動ですでにいろんな想定外のハプニングに見舞われているのは想定内と言えば想定内で。。。(疲れるなんて言いませんよ。。。)

 

この急場凌ぎの能力が救急医としての機転につながっていたと言いたいところなのですが、私みたいに前もっての準備が苦手であることは救急医として命とりです。だって準備していたって困るのが救急なんだから。

 

医療全般そうですが、殊に救急は準備の質で全てが変わります。人が死にそうになっている時に本を広げてカンニングする時間なんかもちろんないし、すでにある知識を組み合わせてできるだけ早く回答に辿り着けるかが問われる現場。別に100点満点の正解じゃなくてもいい。何とかその場を凌ぐ60%の回答がイマ必要なわけで。しかも思いついたことをすぐに実行できるように、いろんな場面を想定して道具もたくさん準備してその使い方を日頃からマスターしておかなければならない。

 

救急をやってよかったと思うのは、この「前もって能力」と「100%にこだわらない勇気」が少しは身についたはずだと思うからなんですが、そのかわり、夜勤やら当直やらで睡眠習慣が乱れ、6時間以上継続した睡眠が取れなくなったり、食べない習慣がついたりもしました。

 

医療者は誰でもそうだと思うけれど、若い頃に体力の限界を試されるような場面がたくさんあるので、寝てなくても、食べてなくても、1日中トイレに行っていなくても、どうにかなると心のどこかでタカを括っている部分がある。意識していないとBMI 19なんか維持できないし、ふとした瞬間に自分自身に忍び寄る死の気配に怯えたりもする。

 

なんて話しているうちにまた話が大きく逸れましたが、触れたかったのは、後回しギリギリ主義の代償について。特に最近、食べるという行為に関して考えることが色々あって。

 

以前出会った80代後半の患者さんで、亀背がひどくて体が完全に2つに折り曲がってしまっているような方がいたんです。私は担当医ではなかったのですが、誤嚥性肺炎を繰り返して入院する羽目になった彼女。入院前までは何とか食事を自ら摂取していたとの話でしたが、車椅子に座ると頭は地面からわずか20-30センチの距離で、力を抜くと顔が完全に地面を向いてしまうので、首を後屈させて顔を上げた姿勢を維持するのがやっと。STさんにも診てもらった結果、とてもじゃないけれど食事はさせられないとの見解で、結局鼻管から栄養剤を注入することになったんです。ただ、身体があまりにも曲がってしまっているものだから、管を入れるのも一苦労だし、入れた後にちゃんと胃に入っているかレントゲンで確認しようにも評価が難しくて。

 

ナースステーションでカルテを書いていると、研修医の先生が申し訳なさそうに管の入れ替えを手伝って欲しいと頼んでくるわけです。半べそ状態の汗まみれ研修医も辛いですが、もちろん本人が一番辛い思いをしているわけですから、私も一発で入れてあげようと枕を重ねて姿勢を整えて、研修医の先生に本人の頭を支えてもらいながら何とか咽頭を突破して食道に入っていくのですが、その時につーっと一筋の涙が彼女のこめかみを伝うわけです。

 

そんな風にして注入される栄養と内服薬で生かされ、来る日も来る日もただベッドで横たわっている彼女を見て不憫に思っていたのですが、ある日の回診中に、看護師さんから「田中さん、うなぎのタレを舐めたいみたいなんですけどいいですかね?」と聞かれ、私は思わず目を丸くしたのです。

 

もちろんうなぎを食べることはできなくても、タレぐらいは舐めても特別問題はないはずで、そんなことで彼女が少しでもハッピーになるならいくらでも舐めさせてあげたいと思ったのはもちろんなのですが、それより何より、看護師さんの言葉を聞くまで、田中さん(もちろん偽名です)に食べたいものはないかという質問をするに至らなかった自分の思いやりのなさに今更ながら幻滅したのです。

 

医療者は苦しみを取り除くことを主に生業にしているので、往々にして患者さんの喜びに通ずる部分を忘れがちなのですが、苦しみを取り除く行為というのは本当に最低限のサービスで、苦しみがなくなっても人間はそれで十分というわけではないんですよね。どんな人も生きがいが欲しいわけで。

 

その生きがいが、うなぎのタレだったりもする。

 

私自身は海外から帰国して長らくうなぎが苦手だったのですが、もう一生食べれなくなるかもしれないと思ったら、そんなうなぎも恋しくなるのかもしれないなぁと思ったり、うなぎのタレと焼き鳥のタレは何が違うんだ?なんて首を傾げたりしながらも、患者さんが病気で失った生きがいを見つけ直すお手伝いだって医療の大切な役割だということを、うなぎを見かけるたびに思い出していたわけで。

 

最近はめっきりうなぎなんか見かけなくなりましたが、昨日例のインド人の同僚にちゃんと食事をしなさいと促され、できることなら点滴で凌ぎたい、と思わず口にしたら、食事を馬鹿にしてはいけない、食事には食べる行為以上の価値があって、例えばコーヒー一杯にしたってコーヒーそのものの温かさだけではなくて、それを共にする人と交わすコミュニケーションの価値を忘れてはいけないと諭されました。

 

そのコミュニケーションは最期の時まで人間どうしを繋ぎ止めてくれる性質のもので、例えば介護する立場の人間も、介護される側が一口でも食べてくれたら、それだけで介護者としては救われた気持ちになるんだ、と。

 

BTSも事あるごとに食事やお茶の風景をシェアしてくれますよね。実際に同じものを食べなくても、彼らが食べる様子を見るだけで、何倍も距離が縮まったような気持ちになる不思議。湯気がたつ食べ物の温度がそのまま彼らの温度として伝わってきて、満たされた彼らのコップと同じように満たされるファンの気持ち。

 

そしてここまで書いてふと思い出す、エドからの差し入れ。先日、茶っぱのコシ器付きのおしゃれガラスマグカップが(アメリカのアマゾンを介して)届いたのですが、これからおすすめの茶っぱが届くらしく、さっき帰宅時にポストを確認しながら何となく上記の同僚の言葉を思い出しました。

 

共通項が欲しいと年甲斐もなく騒いでいた私に、共通項なんかなくても楽しく会話できるならそれでいいじゃない、と言って取り合う様子を見せなかった彼が、海の向こうから送ってくれた共通体験。能天気なラインが来るたびにそっけない返信で済ませていた私の余裕のなさを汲んで選んでくれた差し入れ。

 

肝心の茶っぱがまだ発送さえされていないというのが若干間抜けな感じもしますが、フライイングして届いたマグに早くも薄く埃がつもり初めているのに気づきながらふと目にしたのがユンギ来日の知らせでした。

 

今までもこのブログに何回か登場しているブロガーさんが、「ユンギに会いには行かないけれど、彼が何を食べたかだけはどうしても知りたい」と書いているのを読んで、その健気なファン心理にまたしても恋をした私です。

 

 

どうしても同じものを食べたい。それが生きがいだから。半年後でもいいから教えて欲しい。それを糧に一生生きていくから。そこで何度もご飯食べるからって。。。(了解を得たら実際の記事を貼り付けますのでお待ちを。)

 

そうだよね、好きな人と同じ体験がしたいんだよね。時間差でも何でも、同じ場所で同じものを食べて同じ香りを楽しみたいんだよね。

 

なんてこんな投稿を書きながらまたしても適当なもので食事を済ませようとしている私ですが、これから届く紅茶ぐらいは大切に味わいたいと思います。

 

皆さんも、アメリカで手に入りそうなおすすめの食べ物とかあったら教えてください。皆さんと、バンタン以外の共通点が持てるって考えただけでワクワクしちゃいます。料理自体は好きなので簡単なレシピとかもご紹介いただけたら嬉しいです。

 

 

❤︎らじこの簡単おすすめレシピ❤︎

 

韓国風唐揚げ?

①鳥もも肉を以下の材料に漬ける(量は適当)

 マヨネーズ

 ワインビネガー

 コチュジャン

 ニンニク 生姜

➁適当な時間が経ったら鶏肉に片栗粉を塗して、少し多めの胡麻油を引いたフライパンで焼く

③適当な量のキムチを交ぜて炒める

④適当な人と食べる(私のようなおひとりさまはBTSと食べると良いでしょう)

 

 

最後までお付き合いくださってありがとうございました♡