お立ち寄り頂きありがとうございます♡
昨日の投稿、なんか違うなって思った方もたくさんいらっしゃったかと思うのですが、皆さんのコメントやメッセージを拝読しながら私も気持ちを整理する機会をいただきました。本当にありがとうございます。ブログをやっていて本当によかったと思います。(そして正直グクの最新の発言を受けて何となく混乱している私です笑 株価急落を受けてのVラだったのか…?! 全編見られていないので、以下また頓珍漢なことを言ってるかもしれません汗)
 
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周りが言ってることが理解できないんだ

誰に従って何を指針に生きればいいのか

一歩進むごとに影が伸びる

目が覚めてもどこにいるのかわからない

ソウル、ニューヨーク、あるいはパリ

立ち上がってもふらつく足元

 

足元を見るんだ 下を

影は僕の姿そのもの

震えているのは影なのか

僕自身の足なのか

怖くないはずがない

全て大丈夫なはずもない

でもわかっているから

不恰好でも飛び立つ

あの黒い風と共に飛ぶ僕

 

生きてくのって大変ですよね。砂漠が海になったと思ったらやっぱり砂漠なんですから。終わりがない旅。大変ですよ。彼らも、私たちも。アミも。アミでなくても。

 
会食での彼らの会話。最初は身を乗り出して聞いていた私ですが、途中から椅子にもたれかかって、あーそうだよね、わかるわかる、それな、すごくわかるよ、ってなってました。
 
業界も立場も働き方も全然違うのに分かる気がしてしまう不思議。
 
かつては救急車が来るのをワクワクして待っていたはずなのに、今は救急車に追われている感覚。夢を一つひとつ叶えてその度に幸せだったはずなのに、いつの頃からか、本当にこれが幸せなのか、この先に何があるんだと首を傾げている自分。でもその日一日を生き抜くのに忙殺されてそんなことを考える余裕さえなくて、でも患者さんから解放されたいなんて不謹慎すぎて言えない。
 
彼らが、アミに疲れたなんて言えない、すべて正直になんて到底話せないって思うように。
 
そうだよね、生きてくってそういうことだよね。大変だよね。追い詰められるまで頑張って、疲れてきってしまって、でも頑張っていないと死んじゃう努力依存症体質のドMな後輩の話を聞くような心境で、私は彼らの話を聞いていました。
 
本来はONで終わるはずだったというのも、まぁそうだよねって思いました。だってこのブログの最初の投稿を書いた時も、この前のProofの記事を書いた時も、ONまででチャプター1は十分綺麗に完成してるって改めて思ったから。
 

正気を保つには狂うしかない

自分を両方の世界に放り込むんだ

僕を押さえつけることはできない

僕は戦い慣れているから

この美しい牢屋に自ら入った

そんな僕を探してくれたらどこまでも一緒に生きよう

 

痛みでも何でも与えてくれ

雨も空も落ちてくればいい

毎日でも

痛みなら耐える準備はできているから

 
7人であのジープに乗って、蜃気楼を目指して砂漠を全力で走っていたら、いつの間にか海になっていて、でもとてもじゃないけど、この小さな船でコロナという氷河は航れないって思っていたら、いつの間にか豪華客船になっていて、乗組員も乗客もめちゃくちゃ増えてて、そんな船を浮かせておくには物凄いエネルギーが必要で、進む方向を決めて舵を切るのも一苦労で、与えられた役割を全うすべく一人ひとりが頑張って、頑張っていたけど、でも実は空回りで、気づいたら、自分が何もしなくても豪華客船は勝手にどこかに進んでいるようで、その虚しさに船酔いしそうになっていたら、やっぱり海の先にはまた砂漠が広がっていて、そこには7機の小さなジェット機が待っていた。
 
ちょっと違うかもしれないけれどざっくり言えばそんなところなのかな。
 
1人ずつ乗り込むその機体を空に浮かべるには今まで以上に多くのエネルギーを要するけれど、かつて自分たちで地図を広げてジープを運転していた時みたいに、自らハンドルを握って進む方向を決められる。今度ばかりは誰にも遠慮せずに。自分自身に正直に。見る景色だって自分次第。
 
今回は1人っきりの旅。孤独だけれど、いつだって自由は孤独と背中合わせだから、これまで以上の痛みに耐える準備だってできている。それは僕が僕であり続けるための代償だから。
 

痛みを与えてくれ

僕の血となり肉となるから

痛みなら引き受けよう

恐れてはいない

進むべき道がわかっている今

小さなことに生きがいを見つける

僕の空気と暗闇の中の僕の光

僕を僕たらしめるものたちの力

倒れてもすぐに起き上がって叫べ

 

僕たちはいつもそうだった

膝を地面についたって

埋められさえしなければ

どうでもいい

何があっても勝つんだ

君が何を言おうと 周りが何を言おうと

僕にはいっさい関係ない

 
私自身が多かれ少なかれそんなストーリーの渦中にいるからそう感じるのかもしれませんが、いろんな人に不安を吐露するたびに、「いつでも戻ってきていいんだから」と温かい言葉をかけていただき、本当に戻るかどうかは別として、「戻れる場所」があるから飛び立てるんだよなぁと気づく今日この頃。
 
夢を叶えた先に幸せがなかったらどうしようと怯える私に、実際にそこに幸せがないとわかること自体に意味があると言って背中を押してくれる存在のありがたみ。
 
それぞれのメンバーもバンタンという帰る場所があるから、セカンドチャプターを頑張れるんだと思います。僕が僕になろうとして頑張ったその先に何もなかったとしても、バンタンがいてアミがいる。そういう安心感が、彼らの中に少しでもあったらいいなと思います。
 
少なくとも、私は彼らを応援し続けたいから。
 
BTSという、今の彼らには窮屈になってしまった檻から出た、自由な姿を見られるのはファン冥利に尽きるし、新たな苦悩を抱える彼らにまた一から出会えるのは単純にとてもうれしい。
 
だって、メンバーが個人として幸せになるためになんて言ってたけど、幸せなんて、本当は触れられそうで触れられない蜃気楼であり、実は海に見えていた砂漠こそが幸せの姿だって彼らはすでに知っているはずだから。
 
でもその砂漠の姿というのは、本来7人いれば7通りあるはずで。砂の色も砂丘の形も違って、7人それぞれ離陸のタイミングだって違うはず。離陸しない自由だってあるかもしれないし、そもそもジェット機に乗らずに歩いたっていい。でもいったん飛んでしまえば、極端な話、墜落する自由だってあるわけで。
 
失敗が許されない自由なんて、自由じゃないし、裏を返せば、幸せにならない自由だってあってもいい。
 
ただその自由は一人でしか享受できないし、その孤独に耐えてこそ彼らは「アーティスト」になれるのかもしれない。
 
アイドルがアーティストになれるか真価を問われる新たな試練の時。
 
でもそんなことはさて置き、とにかくまた一からやりたいと思っているらしい彼ら。幸せを追い求めるその工程に、小さな幸せが転がっていることを実感できる、そんな生活を今、彼らが渇望しているのが痛いほどわかる。
 
だから今まで以上に応援したいと思ってしまうのだと思います。
 
BTS 'ON' Official MV Theory Analysis
 

僕の痛みが横たわるその場所で

一息つこう

僕の全て

血と涙と

恐れはない

僕は大声で歌うんだ

僕自身は僕のもの

君も知っているはず

僕を押さえつけることはできない

僕は戦い慣れているから

暗い谷に落ちていくことを選んだんだ

そんな僕を探し出してくれたらきっと君と血を流そう

 
 
最後までお付き合いくださってありがとうございました♡