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2024年4月のメールマガジン169号のテーマは「今ここに生きる -過去は後悔、未来は不安-」です

  

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精神分析は「今ここに生きる」ことを提唱します。

 

何故なら、過去を振り返れば“後悔”、未来を思えば“不安”だからです。

 

 

我々は「今ここに」生きているつもりですが、残念ながら心は時空を越えて過去や未来に飛んでいきます。

 

今という時間、ここという場・空間に居続けることが難しいのが人間です。

 

時計が刻む時は過去から現在そして未来へと進みます。

 

この時間は不可逆です。

 

だから、過去をやり直したくても、それは叶いません。

 

 

それでもなお人は、クライアント達は、過ぎた子供時代からついこの間までの過去を、

 

今起きているかのように話します。

 

「あの時ああされた、こうされた」「傷ついた、悔しかった、悲しかった・・・」と。

 

肉体は今を生きながらも、心は過去にいれば、うわの空です。

 

日常的にミスが起きるのは当たり前です。

 

今眼の前にあるとこを見ているようで見ていないのですから。

 

重大事故が起きても不思議はありません。

 

これでは生きている実感も充実感もなく、今を楽しむことも喜びを感じることもない。

 

 

フロイトは言いました。「子供時代はもうない」と。

 

フロイトが精神分析を通して辿り着いた的確で明解な名言です。

 

 

今度は未来を想像し、想いを馳せたとします。

 

未来とは不確実なものです。

 

確定したものは一つもない。

 

今という時間が、過去と未来を区切ります。

 

今がない人は、過去も未来も同じです。

だから過去を後悔している人は、未来もやがて来るのは後悔だから不安で、

 

安心や楽しみはあるはずがない。

 

 

「今ここに」自分が立てば、過去の後悔も、未来の不安もないのです。

 

 

過去の後悔には、恨みつらみ、憎しみなどがたくさんあり、

 

そこに心は固着しています。

 

これをコンプレックス、「心の時計が止まっている」と言います。

 

今にいても、すぐに過去の固着に引っ張られ、いつでもすぐに行ってしまいます。

 

 

まず過去を過去として終わらせること。

 

そのために用意されたのが精神分析です。

 

自分独りで抱え、思い悩んでも、また一般の人に話しても共感され理解されることはありません。

 

一般の人は、他者の悩みは聞かないことです。

 

他者の悩み、相談ごとは、聞いた人の心を蝕みます。

 

楽しく喜ばしい話ではなく、恨み憎しみ後悔ですから、

 

精神の浄化装置(精神分析理論)を持たずに聴けばその言葉に汚染されてしまいます。

 

分析場面で語ることで自分を知り、持っていても何のプラスにもならないと気づいて、過去を捨てます。

 

今ここに立って、未来に自分が目指す理想(自我理想)を掲げます。

 

その自我理想に到達するために、今何をすべきかを考え進みます。

 

そこにはもう過去はありません。

 

 

そういう生き方を精神分析は教えてくれ、目指します。

 

           ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

*セラピー・講座の問い合わせや依頼は下記までください。

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2024年3月のメールマガジン168号のテーマは「子供を犠牲者にしないために、親が自らに気づく」です

  

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特に子供に接する時間が多い母親は、子育ての過程で自らの子供時代のコンプレックスが出てしまいます。

 

 

口唇期(0~1.5歳)は言葉を喋れない赤ちゃんは泣くことしかできません。

 

泣くとお母さんは赤ちゃんのもとに駆けてつけて、時間を見てお腹が空いた頃だろうと授乳し、おむつをみて換えます。

 

それでも泣き止まないとお母さんは何が原因かと探りますが、わからないと困ります。

 

 

家事で忙しいこともあります。

 

仕事を持っていればなおさらです。

 

他の子どもの世話・対応もあり、授乳でさえ「早く飲んでくれないかな」

 

「そろそろいいんじゃない?」「お母さん、忙しいだけど」などと思ってしまうことはないでしょうか。

 

このお母さんの心は赤ちゃんに届いてしまいます。

 

こうならないために、最低でも1.5歳までは、赤ちゃんの傍にいて世話に徹することができる環境、周りの協力が必要です。

 

 

お母さんは赤ちゃんに微塵も要求したり文句を言ったりしてはいけなかったのです。

 

精神分析が説く精神発達論はそのように言っています。

 

どんなに泣いてもぐずっても適切に世話された赤ちゃんだけが、申し訳ないと感じ、感謝を学ぶと言います。

 

 

私は残念ながらそのような養育を受けた人と出会ったことがありません。

 

そして、私自身もそんな育ち方はしていないし、また自分の娘たちにもできませんでした。

 

母とは“与えて求めない心を持って養育する人”です。

 

その母に育てられた子供は、人に与えることを知っていて自然にできる。

 

そんな人たちが作る社会は戦争などないはずです。

 

 

更に、肛門期(1.5~4歳)にはトイレットトレーニングが始まります。

それにはまず、子供自身が自分の内部知覚によって排泄欲求を感じることです。

 

ここで子供の内部知覚ではなく、外からの命令指示で「トイレに行きなさいい」と言われたら、子供の感覚は無視されます。

 

それほどトイレに行きたくなくても、連れて行かれれば出ることもあるでしょう。

 

しかしこれをされたら、子供は自分で感じる必要はないので、自分で感じようとしなくなくなり、ついには自分で感じなくなるでしょう。

 

笑い話のようですが、ある母親に支配された息子は、自分の結婚式でおしっこを漏らしてしまいました。

 

その息子が「だって、お母さんがトイレに行けと言わなかったから」とお母さんに言いました。

 

あり得ることです。

 

 

また、威嚇と恐怖で支配してしまえば子供はどうしようもありません。

 

親の言いなりの、親にとって都合のいい子になります。

 

威嚇と恐怖・命令指示をすると、肛門期の発達課題である“自律性”の学習ができません。

 

肛門期の子供は自立歩行し言葉を喋ります。

 

自立歩行によって自分の行きたいところへ行きますが、「そっちは危ないから、だめ」「それはしたらだめ」と止められたら行動の自由はありません。

 

これでは囚人と同じです。

 

親は子供が小さいうちは自分の思い通りになり喜んでいるでしょうが、子供が思春期になるととんでもない、子供からの反逆が起きます。

 

家庭内暴力、不登校・ひきこもり、リストカット、摂食障害等など、自殺企画に至るまで様々な形で表現されます。

 

例え思春期をやり過ごしても、次は社会に出る時に何らかの問題が起こります。

 

それも表現しなければ、生きていても楽しくない、喜びもない。

 

破壊衝動が動きだすためいつ、病気・ケガ・事故等何が起こるかわかりません。

 

早く出してくれれば、早く対応できますが、後になるほど大変になります。

 

今、特に問題がないからと安心はできません。

 

親が子供にした不適切な対応は、いつか必ずその報いを受けます。

 

それは仕方のないことで、何処で親が気づくかです。

 

 

母親は子供を自分の思う通りに支配し、子供の感覚や意思を尊重しません。

 

何故でしょう。

 

それは母自身がその母から同じように思い通り支配されたためです。

 

それをされ続けた母は、やっと自分が思い通りに支配できる子供という対象ができました。

 

これは手放せないし、止められません。

 

支配された母は子育ての場面で支配する主体として生き返ります。

 

自分が子供の養育を通して蘇るしか方法を知らないからです。

 

結果、子供は母以上に支配され苦しみ、犠牲者です。

 

それを精神分析は止めることができます。

 

子供に同じことをするのではなく、分析場面で語る主体として蘇ります。

 

「語る主体は何を語るか、欲望を語る」とラカンは言いました。

 

そうして私も精神分析に救われ助けられました。

 

ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2024年2月のメールマガジン167号のテーマは「母の心が子供の心をつくる」です

  

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子育てするお母さんには余裕が必要です。

 

時間的、空間的、経済的余裕、そして周りからの支援・援助があって、余裕が生まれます。

 

仕事を持っていたり、子育てに専念できない状況では時間的余裕がありません。

 

子供時代、自分もその母から言われ、今度母親になって子供に言います、「早く、早く」と、ほとんどのお母さんが。

 

私も子供たちから言われました「お母さんは何でそんなに早く・早くが好きなの?」と。

 

時間に追われ、家事などこなさなければならないことに追われた切迫感から

 

つい子供に言ってしまいます。

 

切迫感は強迫傾向に行き、強迫神経症を作っていきます。

 

早く起きて、早く食べて、早く支度して、早くお風呂に入って、早く寝て…早く・早く、と。

 

 

お母さんは子供に手を取られて、自分の立てた予定が狂うとイライラします。

 

子供にお母さんのしなければならないことやしたいことを邪魔されているように思います。

 

子供にすれば、自分よりお母さんは仕事や家事の方が大事だと思います。

 

そうして子供は、自分は二の次、後回しで、お母さんに嫌われているのではないかと思います。

 

お母さんに嫌われては生きていけないので、お母さんの気に入るいい子になろうとします。

 

子供はしてほしいことを我慢してお母さんを喜ばせようと、そして怒られないようにします。

 

 

24時間態勢で1歳半までしっかりお母さんが赤ちゃんの傍にいて養育するためには、

 

お母さんが子育てに専念できるように、周りの支えと助けも必要です。

 

夫であり子供の父、そして父母のそれぞれの子供にとっての祖父母、計5人が必要です。

 

因みに動物園でパンダの赤ちゃんを育てるのに、8人の人が関わるそうです。

 

パンダの赤ちゃんの方が人間の赤ちゃんより手厚い世話を受けます。

 

当然夫婦仲がよく、祖父母は、口は出さずに物質的・経済的に助けます。

 

それは結局、子供が心身共に健康に育つためです。

 

 

お母さんの心の余裕はそのまま赤ちゃんに伝わります。

 

これらの余裕と支援がお母さんの心の安心・安全・安定を作り、それを赤ちゃんが感じ取ります。

 

逆に、お母さんに心の余裕がないと、情緒が安定せず、赤ちゃんはよく泣きます。

 

赤ちゃんに泣かれると、お母さんは自分の養育を否定されたように思います。

 

お母さんがイライラするので赤ちゃんは泣き、またお母さんはイライラするというように、悪循環になります。

 

赤ちゃん時代から情緒が安定しないと夜泣きをしたり、

 

幼児になって衝動的に飛び出したりしてとても危険です。

 

後に成長して境界例や具体的にはリストカット、摂食障害、薬物依存、

 

果ては自殺にまで至る可能性が出てきます。

 

人間の精神の基礎はこの生まれて間もない早期に作られていきます。

 

 

心が安定すると落ち着きのある子に育ちます。

 

この落ち着きは後に個室を与えられた閉鎖空間からもつくられます

 

小学生高学年くらいなになると、子供は自分だけの個室を欲しがります。

 

これは自分という個を育むために必要です。

 

子供の部屋には親といえども勝手に入ってはいけません。

 

ノックをして、子供からOKされて、初めて子供の部屋に入ることができます。

 

子供の個を尊重する親の態度が子供に伝わり、子供は個人を尊重することを親から模倣し学びます。

 

このことが自我境界を作る一助になります。

 

私という存在は、私という境界線で区切られ、他者とは別である、

 

だから自分をしっかり持つことができ、自分の好きなことは何か、どうしたいのか、自分の欲望に向かって進みます。

 

同様に他者も自分とは違う存在であると認識し尊重する。

 

これだけでも精神的に成長した人間です。

 

 

私はあまりにも無知でした。

 

人間の心がどのようにつくられて行くかも知らず、自分の勝手な思いと経験、

 

無意識のコッンプレックスのままの言動で、子供や他者に接しました。

 

結局、自分が親からされたことしか子供にできなかった。

 

自分だけで、どんなにそれを改めようとしても、です。

 

尊重することを知らなければ、人を尊重することはできません。

 

 

知らないことは罪でした。

 

悪しき連鎖は自分の代で止めなければならないと考え、

 

今もセラピーを受け自分を見つめ、精神分析の理論を学んでいます。

 

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2023年12月のメールマガジン164号のテーマは「受け取り方」-仕合せになるために-です

  

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精神分析で“受け取り方”ということを言います。

 

心理学でいう「ゲシュタルト」です。

 

「地と図」です。

 

背景の地を見れば「人の横顔が向き合っている」絵に見え、

視点を変えて図を見ると「杯」の絵に見えるというもの。

 

そんな絵を見たことがあるでしょうか。

 

同じように、一つの絵がある視点で見ると若い女性に見え、視点を変えると老婆の横顔に見えるというのもあります。

 

 

個人セラピーや理論講座でいつも我が師に言われる、

 

「全てはプラスに感謝で受け取りなさい」と。

 

そう言われても、マイナス思考であると全てをマイナスに悪く受け取ります。

 

自分の考え方の傾向を知ることも大事なことです。

 

自分は物事を楽天的に捉えるか悲観的に捉えるか、プラス思考かマイナス思考か。

 

マイナス思考で悲観的に受け取ると、気持ちが前向きにならず暗くなります。

 

 

過去に嫌な思いをし、いつまでも悔いたり恨んだりしているとします。

 

それを、自分が成長するための“試練”と受け取れるかどうかです。

 

他者の苦言を嫌なこと言われたと取るか、自分のために言ってくれたと取れるかです。

 

この意味の付け方、書き換えをすれば楽になります。

 

人生は変わります。

 

簡単ではありませんが。

 

 

私も長らくプラスの受け取り方ができませんでした。

 

人はあの時ああされた、ああ言われた、悔しいと過去にとらわれて、

 

怒りと憎しみ、恨みの塊になります。

 

少しも日々が楽しくない、楽しめない。

 

これが自分の望んだ人生、生き方だったのかと自分に問いかけます。

 

いや違う、こんなはずではない。

 

もっと楽しく喜びをもって、仕合せに生きるために生まれてきたはずだと。

 

何か問題があると、考え、問が出るという意味では、難あって有り難いと言えます。

 

これも受け取り方です。

 

その渦中では気づけないかもしれません、

 

全てのことは終わってから分かるとフロイトも言っています。

 

できれば渦中にあっても“有り難い”と受け取れたら仕合せへの近道だと、今なら言えます。

 

 

過去にとらわれていると、前が見えません。

 

楽しいこと、喜び・仕合せを感じられることがあっても、憎しみ・恨みがそれらを見えなくし台無しにします。

 

 

だから視点を変えてみます、視座の転換です。

 

不幸ばかりではなかったはず、楽しいことも、恵まれ、助けられ、守られたこともあったのに、

 

それに気づけないほど、プラスの仕合せを見る目が麻痺していた。

 

マイナス・不幸のまま生きることで、どれだけの損失があるか後で分かります。

 

それを知るには人生の残りがより多くあるうちがベストです。

 

 

それに気づかせてもらえたのは精神分析のお陰です。

 

自分の受け取り方一つで、仕合せにも不幸にもなる。

 

全て自分次第。

 

人のせいにして人を恨んでいては、自分の仕合せも成長もないことは確かです。

 

 

小田和正氏の『今日もどこかで』の歌詞に

 

♪ 気づかないうちに 助けられてきた

何度も 何度も そしてこれからも ♪ とあります。

 

気づかぬうちに助けられ、守られ、生かされてきた、

 

誰にもあるが、気がつくかつかないか、

 

気がつければこれは幸いです。

 

ただ自分一人では気づけないことでした。

 

精神分析という理論とそれを学べたこと、そして自分を知る個人セラピーがあったからです。

 

私が救われ助けられたように、私も人の仕合せを願いそこに導き、受けた恩を返したいと考えます。

 

           ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

今年も一年、メルマガを読んでいただきありがとうございました。

来年が皆様にとって良い年となりますよう、心よりお祈りいたします。

と共に、世界の平和を祈ります。

 

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2023年11月のメールマガジン164号のテーマは「不安」です

  

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私事ですが、3~4歳の頃でしょうか、

 

自分が生きていると気付いてからずっと不安でした。

 

それがどこから来るものなのか、どうしてなのか解らず

 

この訳の解らない不安をどうにかしたいと思っていました。

 

 

そもそも精神分析で「不安とは対象無き恐れ」といいます。

 

雲か煙のように掴みどころがなく、漂うがごときもの。

 

特に子ども時代には、この不安を抱えているのは私だけのようにも思えました。

 

周りの人は少なくとも自分より不安を感じずに生きていると。

 

 

不安とマイナス思考が強いため何かすれば失敗するのではばないか、上手くいくはずはないと思う。

 

これでは何かをしようとする前向きな気持ちにはなれません。

 

車を運転すれば事故を起こすのではないか、という不安に捕らわれました。

 

新しいことに挑戦しようと一度は思うのですが、結局踏み出せず止めてしまう。

 

あの時やっておけばよかったと後悔が募ります。

 

 

失敗を恐れる者がとる態度は出来るだけ何もしないことです。

 

その最たるものが引きこもりです。

 

不登校や引きこもりにはなりませんでしたが、

 

心は引きこもりと変わらない生き方をしていたと、今分かります。

 

 

そして精神分析に出会いました。

 

個人の分析(セラピー)と精神分析理論を学ぶうちに、

 

自分の不安がどこから来るのかが漸く解りました。

 

それは、正しい母性を持った母が居なかったこと。

 

子どもにとって適切に世話しない母は母とは言えません。

 

それはただ生んだだけの人です。

 

動物と変わりません、人間にはなれません。

 

 

まず、生後一歳半まで母が子どもの傍にいて世話をする、これだけのことです。

 

これがなかったためにあんなにも不安になり、それが大人になってもずっと続くとは思いませんでした。

 

この不安をフロイトは「基底不安」といいいました。

 

 

これだけのことが世間でもほぼ行われていないのが現状です。

 

いつもここでも書きますが、この世に生まれ出た赤ちゃんは一人では何もできない“寄る辺なき存在”です。

 

だからこそ、母という養育者が子どもの生理的欲求に24時間態勢で応え続けることです。

 

そのためには仕事をしていたのではできません。

 

 

子どもは母に抱っこされ、その温もりを体に刻みます。

 

母の温もりは安心と安全を象徴します。

 

母の腕の中で、まだ小さいその体はすっぽりと包み込まれます。

 

この温もりを知らないと冷え症になります。

 

体だけではなく心も冷えてしまいこの冷たさは緊張を生みます。

 

一歳半の赤ちゃんにはまだ自分の状態を言葉で訴えることができないので、

 

体の症状、病気で表現するしかありません。

 

その病気の代表は、まず小児喘息です。

 

あとは自家中毒、股関節脱臼、ひきつけ・痙攣・高熱、腸重積、肺炎などです。

 

これらは我が師である大澤氏が臨床で得た理論です。

 

これらの症状が一歳半までにあったということは、母が傍に居る時間が極端に少なく、その子どもは温まりを知らず心が育ちません。

 

よって後に様々な問題が精神か身体、行動で表れる確率が非常に高いと言えます。

 

 

母が子どもの傍に居て、子どもの泣くというサインに適確に応え続けます。

 

胃の空っぽによる不快感や、おむつが濡れた不快感、眠くても寝られない不快感それらを泣くという行為で訴えるしかない子ども。

 

その不快感を母が快に変えてくれる。

 

これが後に、自分が訴えれば必ず母は来てくれ快を与えてくれるという予測性になり、

 

更にそれが母への信頼となり、“待つ”ことができるようになる。

 

成人でもこの精神をもっている人は少ないことを知りました。

 

 

個人の分析と理論によって自分を知り、謎が解けていくと気持ちが楽になります。

 

欠けたものは欲望となり、それを今の自分として現実界で探す運動をおこしていき、対象a・享楽に至るとラカンは教えてくれました。

 

 

           ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

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  『オールOK』子育て法の講座もあります。

 

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私事ですが、3~4歳の頃でしょうか、

 

自分が生きていると気付いてからずっと不安でした。

 

それがどこから来るものなのか、どうしてなのか解らず

 

この訳の解らない不安をどうにかしたいと思っていました。

 

 

そもそも精神分析で「不安とは対象無き恐れ」といいます。

 

雲か煙のように掴みどころがなく、漂うがごときもの。

 

特に子ども時代には、この不安を抱えているのは私だけのようにも思えました。

 

周りの人は少なくとも自分より不安を感じずに生きていると。

 

 

不安とマイナス思考が強いため何かすれば失敗するのではばないか、上手くいくはずはないと思う。

 

これでは何かをしようとする前向きな気持ちにはなれません。

 

車を運転すれば事故を起こすのではないか、という不安に捕らわれました。

 

新しいことに挑戦しようと一度は思うのですが、結局踏み出せず止めてしまう。

 

あの時やっておけばよかったと後悔が募ります。

 

 

失敗を恐れる者がとる態度は出来るだけ何もしないことです。

 

その最たるものが引きこもりです。

 

不登校や引きこもりにはなりませんでしたが、

 

心は引きこもりと変わらない生き方をしていたと、今分かります。

 

 

そして精神分析に出会いました。

 

個人の分析(セラピー)と精神分析理論を学ぶうちに、

 

自分の不安がどこから来るのかが漸く解りました。

 

それは、正しい母性を持った母が居なかったこと。

 

子どもにとって適切に世話しない母は母とは言えません。

 

それはただ生んだだけの人です。

 

動物と変わりません、人間にはなれません。

 

 

まず、生後一歳半まで母が子どもの傍にいて世話をする、これだけのことです。

 

これがなかったためにあんなにも不安になり、それが大人になってもずっと続くとは思いませんでした。

 

この不安をフロイトは「基底不安」といいいました。

 

 

これだけのことが世間でもほぼ行われていないのが現状です。

 

いつもここでも書きますが、この世に生まれ出た赤ちゃんは一人では何もできない“寄る辺なき存在”です。

 

だからこそ、母という養育者が子どもの生理的欲求に24時間態勢で応え続けることです。

 

そのためには仕事をしていたのではできません。

 

 

子どもは母に抱っこされ、その温もりを体に刻みます。

 

母の温もりは安心と安全を象徴します。

 

母の腕の中で、まだ小さいその体はすっぽりと包み込まれます。

 

この温もりを知らないと冷え症になります。

 

体だけではなく心も冷えてしまいこの冷たさは緊張を生みます。

 

一歳半の赤ちゃんにはまだ自分の状態を言葉で訴えることができないので、

 

体の症状、病気で表現するしかありません。

 

その病気の代表は、まず小児喘息です。

 

あとは自家中毒、股関節脱臼、ひきつけ・痙攣・高熱、腸重積、肺炎などです。

 

これらは我が師である大澤氏が臨床で得た理論です。

 

これらの症状が一歳半までにあったということは、母が傍に居る時間が極端に少なく、その子どもは温まりを知らず心が育ちません。

 

よって後に様々な問題が精神か身体、行動で表れる確率が非常に高いと言えます。

 

 

母が子どもの傍に居て、子どもの泣くというサインに適確に応え続けます。

 

胃の空っぽによる不快感や、おむつが濡れた不快感、眠くても寝られない不快感それらを泣くという行為で訴えるしかない子ども。

 

その不快感を母が快に変えてくれる。

 

これが後に、自分が訴えれば必ず母は来てくれ快を与えてくれるという予測性になり、

 

更にそれが母への信頼となり、“待つ”ことができるようになる。

 

成人でもこの精神をもっている人は少ないことを知りました。

 

 

個人の分析と理論によって自分を知り、謎が解けていくと気持ちが楽になります。

 

欠けたものは欲望となり、それを今の自分として現実界で探す運動をおこしていき、対象a・享楽に至るとラカンは教えてくれました。

 

 

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2023年10月のメールマガジン163号のテーマは「家庭と社会の差から学ぶ」」-犯罪者を作らないために- です

  

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精神分析の理論を学ぶと、親・大人から教わったことや、自分が育つ過程で、社会で習い覚えた事の間違いを知ります。

 

例えば、門限を決められ遅れると怒られる。

 

躾と称して、日常の行動について注意されたり、お手伝いをさせられる。

 

 

本来家庭とは親の庇護の下に安心・安全の場です。

 

今、安心して親に甘えられた、これがまた次にも甘えられる。

 

今の安心から未来の予測性を子どもは作ります。

 

ここで怒られる、怒鳴られるなどの恐怖の体験が極力ないことがベストです。

 

 

もし、間違った時には怒るのではなく、説明され納得できるなら、

 

子どもは自分の可能性を十分に発揮できると考えます。

 

色んな物事に関心・興味を持って、対象に向かっていきます。

 

安心の予測性が信頼に繋がり、予測性は後の約束になっていきます。

 

 

家族の中では自由に振る舞い、怒られ裁きを受けない。

 

これを一般に“わがまま”といいます。

 

親や大人はこのわがままを子どもに許しません。

 

わがままを恐れます

 

家庭の中でこんなわがままをしていたら、きっと学校など社会でも家庭の中と同じようにわがままをして、社会適応できず人に迷惑をかけて、結局子ども自身が困るだろうと思います。

 

そのために、あれこれうるさく言って子どもを躾ます。

 

多くの人はこうして育てられたと思います。

 

 

ところがこれでは、家庭と社会の区別がありません。

 

どちらでもきちっと親や大人が言う事を守るしかありません。

 

どこで子どもは心を解放できるのでしょう。

 

 

家庭の家族の中では自由で、何をしてもいい。

 

しかし一歩外の社会では、していけないことがある。

 

この差があるから子どもはしていいことと、悪いことを学びます。

 

 

家庭と社会の差・区別がないと、どちらもしてはいけないことだらけで、していいことと悪いことを学べません。

 

この区別がつかないということは、犯罪者に向かう種を作っていることになります。

 

超自我の内在化ということにも関わります。

 

子どもは大人が考えるより賢く、差からどうあるべきかを考え学んでいきます。

 

 

していいことは、したいことをすること、これは欲望に繋がります。

 

それは、「欲望することはいいことだ」になります。

 

一方、家庭と社会の差がなく、してはいけないことが学べないので、社会でもどこでもやりたい放題です。

 

またはしたいことがあるができなくて、そのうちに自分がしたいことが分からなくなり、「欲望することはいけないこと」になっていきます。

 

これでは、自分のしたいことをして活き活きと生きていけません。

 

 

家庭の役割と機能と、社会のそれは全く違うものでした。

 

人間の心がどのようにして発達していくのか、それを全く知らないで家庭を作り、親になることは無謀なことだと精神分析に出会って知りました。

 

それを学ぶ場を社会の中に探すのは簡単なことではありませんでした。

 

遅ればせながらも、真理に出会えたことは幸運でした。

 

 

           ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

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2023年9月のメールマガジン162号のテーマは「子どもは親の心のままに育つ」です

 

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この世に生を受けたばかりの赤ちゃんは、フロイトが言ったように「寄る辺なき存在」です。

 

自分一人では何もできず、養育者、母の世話が必要です。

 

…最近、我が師のクライアントさんたちが生後3,4ヵ月の赤ちゃんを連れて講座に来られます。

 

…お母さんたちは妊娠中も、当然出産後もセラピーを受けています。

 

…この赤ちゃんたちを見ていると、穏やかですくすくと育ち、発達も早いようです。

 

…生後3年間、お母さんが分析によって自分の無意識を知り、しっかり理論を学んでその通りに育てれば、人間の精神の基本はできます。

 

その基礎があるか無いかがどれほどその後の人生に影響するかを、一般も知らないと思います。

 

…自分一人では何もできない赤ちゃんに、養育者、母が如何に関心を持って我が子に対応できるか。

 

最近も商業施設の駐車上で、この暑い中10ヵ月の赤ちゃんが車の中に放置され、亡くなるという事件がありました。

 

…これだけニュースで報道されても、止むことがないのは何故でしょう。

 

一つには、親である人たちが自分の無意識、コンプレックスについて知らないからです。

 

…自分がどう育ったかは意識にはなくても、無意識には知っているので、自分がされたようにしかできないのは当然といえば当然です。

 

…赤ちゃん時代に、親に見守られ、庇護された子はそれを無意識に知っていて、身体に刻まれています。

 

だから何の雑作もなく当たり前のこととして親になった時、我が子に自然できます。

 

…子どもは親の心のままに育つと。

 

親がどういう心を持っているか、正しい真理を知っているか。

 

それが親にあれば、自然と言動に出る為子どもに伝わります。

 

…自分のコンプレックスで子どもを見て聞くと、ただ腹が立って子どもを怒るだけです。

 

…子どもは親の鏡であり、子どもに何か問題があればまず親自身が自分を振り返ることです。

 

親自身が傷つき、悲しみや苦しみを抱えていると、それもまた子どもに転付されてしまいます。

 

親もまた、子ども時代に適切な世話や眼差しを受けなかったために歪んでしまいました。

 

それは親の責任ではありませんが、大人になって親になった今、それは子どもに心的に遺伝しないようにしなければ、子どもは幸せになることが難しいでしょう。

 

自分を知るために、そしてそれが悪しきものであれば書き換える方法を、フロイトやラカンたち先人が残してくれました。

 

         ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2023年8月のメールマガジン161号のテーマは「笑顔と嘘」です

 

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笑顔は周りを明るくします。

 

我が師が言います、「子どもがお母さんに求めるものは笑顔である」と。

 

…お母さんにとって普通の顔は、子どもからすると怒っているになります。

 

子どもは「お母さん、怒ってる?」と聞きます。

 

笑っている顔が、子どもにとっては普通の顔だからです。

 

 

子どもが心身共に健康に育つ環境とは、まず両親の仲が良いことです。

 

両親がいがみ合い、喧嘩をしていたのでは、子どもは心安らかに安全に過ごし、正常に発達することができません。

 

そしてお母さんは笑顔で、決して怒らないことです。

 

…子どもが望むのは、お母さんの笑顔と両親の仲の良いことです。

 

これが、子どもが育つための最低限の環境です。

 

 

…性格は家庭の中で形成されていきます。

 

…喧嘩や争いがある家庭では、暗い性格の子どもになります。

 

いつ争いが起こるか分からずビクビクするので、落ち着きがなく、集中したり熱中することが難しくなります。

 

勉強をするどころではありません。

 

 

…人には“無くて七癖有って四十八癖”というように、何かしら癖があります。

 

この癖をつくるのも、父母という家庭環境です。

 

子どもは親に褒められたい、そのためにとる言動が癖になる。

 

…承認と賞賛が大事で、これによって自己肯定感を持っていくからです。

 

子どもの褒められたくてする言動=癖、これが間違った方向にいくと、怒られないためにする言動=癖になってしまいます。

 

これは、親に笑顔がなく、子どもを怒ることが多いためと考えます。

 

子どもは怒られないためにどうするか。

 

嘘をつきます。

 

これが自分を守る防衛法だからです。

 

嘘は他人を騙すけれど自分をも騙し、嘘をつくことに慣れて、自分が嘘つきだとは思わなくなり、正直者だと思ってしまう。

 

ここまでいくと危険で、犯罪者の道に近くなる。

 

 

…子どもには子どもの感じ方、したいこと、考えがある。

 

それを親の都合や気分、親自身が解決されてないコンプレックスで不機嫌になり、弱い立場の子どもに怒りをぶつけてしまう。

 

…子どもの言い分を聞いて、間違いあれば怒るのではなく、説明し納得できるようにすればいいことです。

 

その諭すための言葉を親は持つことです。

 

…そして、自分のコンプレックス、無意識を知ることです。

 

親自身の養育過程での負の記憶と心の痛み・傷が、子育ての場面に出てしまう。

 

…親自身が自分で解決し、子どもに悪影響を与えないようコントロールしなければ、子どもは親の犠牲者になってしまいます。

 

子どもの不幸を願う親は居ないと思いますが、心ならずも無意識のうちに子どもを潰していることが少なからずあるのです。

 

そういったことにも気づき、親自身が人間として成長していく道が、精神分析にあります。

 

         ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2023年7月のメールマガジン160号のテーマは「プラスの言語を使い、プラスの自分を創る」です

 

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心は言葉と感情、行動によって表出します。

 

言葉は口から出た文字で、心がそこに表れます。

 

…「心を表現する言葉は、プラスの言葉を使いなさい」と。

 

中でも、感謝と喜びの言葉を使うことです。

 

否定的言語は使いません。

 

 

…愚痴や人の悪口、非難の言葉が出てしまいます。

 

その言葉は文字となって、聞いた相手の身体や心に張り付きます。

 

…身体や心が重く、暗くなります。

 

時には痛みになります。

 

だから、人の話、特に悩みや愚痴は、一般の人が聞かない事です。

 

 

…クライアント達から聞くのは、子ども時代に親の愚痴を聞かされたという事です。

 

…不快で汚いもの嫌なものを受け入れる痰壺に、子どもをしているのです。

 

吐き出した親は、それでスッキリするが、受け取った子どもは、どうすればいいのでしょう。

 

何処へも吐き出せず、自分で抱えているしかありません。

 

…それどころか、処理出来ずに苦しんでいるところに、また次の愚痴や人の悪口がやってきます。

 

これが子どもの中に、どんどん堆積していくのです。

 

…これで病まない訳がありません。

 

 

…使う言葉は、楽しい喜びの言葉と、感謝の言葉です。

 

「よかったね」、「凄いね」、「嬉しい」、「ありがとう」、「はい」、「そうだね」等々。

 

…自分を変えるには、まず自分が発する言葉を変える事です。

 

ラカンは、「主体(私)は語る事によって生まれる」と言います。

 

プラスの言葉を使えば、プラスの私が生まれます。

 

…世界は自分が創ったものだという事です。

 

幸せも不幸も、楽しみも苦しみも、自分の心次第です。

 

…それは、精神のメカニズムと理論を知らないからです。

 

それを知っていれば、自分で修正する事が出来ます。

 

 

…何をやっても上手くいかない、自分だけ不幸だとぼやいているより、自分が変わることだと、精神分析は教えます。

 

その具体的方法は、個人セラピーで話し合います。

 

愚痴も悪口も、セラピーの場ではOKです。

 

唯一、何を言っても構わない場所が、時間と場所と料金が設定されているセラピールームです。

 

 

         ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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