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2023年6月のメールマガジン159号のテーマは「他者・世界は私を映す鏡」です

 

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今更ながら、現実を見るということの難しさを痛感します。

 

…人を見たり接したりして、好きだ、嫌いだ、ここが気に入らない…と様々言いますが、

 

それら全て自分のことを言っているという自覚は、ほとんどありません。

 

…「あの人が嫌い」というのは、自分の嫌いなところを相手の中に見て、「嫌い」と言っているだけです。

 

これを昔の人は、「人こそ人の鏡」、「人の振り見て我が振り直せ」と言いました。

 

 

…例えば、偉そうにする人が嫌いだとしたら、自分が本当は偉そうにしたい。

 

でもそれをすると、非難されるので表には出せません。

 

それを無意識に抑圧しているので、自分では気づくことはまずありませんが、

 

偉そうにしている人を見ると腹が立ち、批判します。

 

 

…子どもの要求に『オールOK』して応えますが、わがままを言うなと怒りたくなるのも、

 

…要求をきいて欲しかった子ども時代の自分がまだいて、親となって子どもの要求に応えてようとするとき邪魔をします。

 

…親がどうであったかなど、子どもは知る由もなく、子どもは自分の要求をきいて欲しいだけです。

 

親の都合で、養育状況によって、子どもが要求をきいてもらえたり、拒否されたりするのはおかしなことです。

 

親自身が『オールOK』されて育つことは稀なので、子どもは親以上に『オールOK』されることはありません。

 

そうして子どもは要求をきいて貰えず、自分を否定され、病んでいきます。

 

…否定・拒否にあった子どもは自己否定し、また学校や社会でも否定されるのではないかと不安と恐れを持ち、ひきこもっていきます。

 

…不満は怒りを生み、攻撃性となり、破壊行動に至ります。

 

…心が満たされ、穏やかな人は他者を傷つけることはしません。

 

 

…“世界は私を映す鏡である”と、精神分析は教えます。

 

…自己愛があれば、自分の好きなところを語ります。

 

つまり、他者の好きなところを語ります。

 

そして、他者の良いところを見出す事ができます。

 

それがもし自分にはないものであれば、嫉妬するのではなく、摂り入れて真似て、学ぼうとします。

 

それができれば、自分は成長できます。

 

…世界を見たなら、その時その時の自分が映るので、今の私がそこにいます。

 

その私とはどんな私か。

 

 

人は、“自分とは何者か、それを知るために生まれて来た”と教えられました。

 

自分が何者かを知る手立てとして、いてくれる他者を大切にしたいと考えます。

 

         ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2023年5月のメールマガジン158号のテーマは「広い心を持つ -平和と幸せ- 」です

 

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…広い心を持ちたいと思うのですが、簡単な事ではありません。

 

クライアントの嘆きを聴いても、幼少期に親・他者から受けた心無い言葉、否定・拒否はその後の人生に少なからずマイナスの影響を与えます。

 

…親の言動に傷ついている事にも気付かず、子ども時代のまま親に依存し、甘えたいとさえ思っていたりします。

 

 

…子どもの自我のまま親になると、その親の下に生まれた子どもは大変です。

 

親のコンプレックスのままに育てられ、子ども自身を見てもらう事はありません。

 

…目の前の子どもを見ず、自分の子ども時代の叶えられなかった欲望を見ます。

 

子ども自身を見たなら、親の思いや考えは持ち込まず、その子が何を言い、何を望み、どうして欲しいのか適確に掴めます。

 

ところが、親のコンプレックスで見るので、自分の子ども時代と比較されます。

 

「私は親にそんなことは言えなった、してもらえなかった、なのにあなたはいいわね。」

 

…怒り出し、子どもをしかったり、手が出たりする親もいます。

 

…親は不機嫌になり、子どもは親の顔色を見ます。

 

これで子どもは言いたいことが言えなくなります。

 

…そして子どもは、親が望む要求を出さない、親にとって都合のいい子になります。

 

…それまでは抑圧し隠蔽してきましたが、そんな子ども時代の自分に気付くと、親への怒り、恨みが出てきます。

 

精神分析の正常な理論上の育ち方との余りの違いを知ると、自分の生きづらかった原因が分かります。

 

親への怒り・恨みに取りつかれると、自分が不幸なのは親のせいだとなります。

 

…としかし、親であれ、人を恨み呪うことは、自らが鬼になることです。

 

自分が鬼になると、恨みの対象(親)を攻撃し亡き者にしたいと思います。

 

この攻撃性が他者に向けられないと、自分に向かい死にたくなります。

 

…本来は無意識・コンプレックスに気付き、解消してから子どもを持つ事がベストですが、そんな人はまずいません。

 

それが家庭・家族での悲劇を生みます。

 

無知である事の悲劇です。

 

祟りのように受け継がれた悪しき心の伝統は、気付いた人が書き換えるしかありません。

 

私は精神分析に出会えたことが幸運でした。

 

広い心とは、何でも受け入れる寛容な心、許す心。

 

…他人を呪って殺そうとすれば、自分もその報いで殺されことになり、葬る墓穴は結局二つ必要になるということ。

 

山彦のように、自分が発した言葉や行動は、結局自分に帰ってきます。

 

 

…人を許し、更にはその人の幸せを願う、これが出来れば最高です。

 

「人の幸せを願える私こそ幸せである」と精神分析の師に教えられました。

 

人の幸せを願う、それが本心であるかどうかなど関係がないといいます。

 

念仏のように唱えればいいと。

 

…そうして、“幸”の文字を自分の中に登録する

 

…そのためには、家庭の概念・テーマを知ること。

 

家庭のテーマとは、“寛ぎ”と“安らぎ”と“穏やかさ”。

 

社会はある意味競争と戦いの場で、緊張する。

 

穏やかで寛げる安らかな空間が“家”。

 

その家で癒され、明日への活力を養う。

 

寛ぎ・安らか・穏やかは平和を意味し、平和こそ私達の幸せです。

 

…まず私達は、平和で幸福を感じられる家庭をつくることだと考えます。

 

そのための方法、何が必要かを精神分析は教えてくれます。

 

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2023年4月のメールマガジン157号のテーマは「WBC 侍ジャパン優勝おめでとう -野球の神様が降りてきた-」です

 

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ワールド・ベースボール・クラシック(以後WBCと呼ぶ)第5回大会で、

 

先日、日本の侍ジャパンが3大会ぶり3度目の優勝をしました。

 

…精神分析の我が師が開く講座(こころの科学 2023.3.25)で分析された内容を私なりにまとめました。

 

 

アメリカとの決勝戦、9回表アメリカの攻撃、ここまで3対2で日本が勝っており、

 

アメリカを〇点におさえれば、日本が優勝という場面でした。

 

ツーアウト後、最後の打者、アメリカのトラウト選手と大谷選手の一騎打ちとなりました。

 

…これほどの好対決は神様以外には設定できないと、我が師は言います。

 

野球の神様が降りてきた、それは野球が好きだからだと我が師は言います。

 

精神分析での目標・テーマの一つに、自分の好きなもの事・物を見つけることがあります。

 

好きなことを見つけて、それに邁進できればこんなに幸せなことはないと思います。

 

 

侍ジャパンの栗山監督は名言を残しました。

 

去年10月、…「優勝する」「勝ちきります」と言っていました。

 

監督である自分が、「勝ちたいです」とか、「勝てると思います」など、

 

曖昧なことを言っていたのではいけないと言っておられました。

 

“言葉(思考)は物質化する”と精神分析は言います。

 

はっきりと目標を持って、断言した結果、現実になりました。

 

…また、栗山監督は「夢はできる・できないではなく、やるかやらないかだけだ」と言いました。

 

…我が師も言います。

 

できる・できないの成果主義にとらわれず、ただやるだけだ。

 

結果は後からついてくる。

 

…人はやる前からできろだろうか、できなかったらどうしようなどと、

 

やる前から心配します。

 

…常に前を見て、前へ前へ進めと言われます。

 

…大谷選手はアメリカとの決勝の前に、

 

「今日一日だけは(アメリカの選手に)憧れるのをやめましょう。

 

憧れてしまったら越えられないので、僕らは今日越えるために来たので、

 

彼らへの憧れを捨てて、勝つことだけを考えましょう」と言いました。

 

自分という存在が肯定され誉められると、自分を愛することができる。

 

自分が自分で好きと言える、これを健康な“自己愛”と言います。

 

反対に、否定され貶されると自己否定になり、そんな自分は嫌いになります。

 

…肯定され誉められるともっと誉めて欲しくなります。

 

誉められた私を発展させ自分が理想とする他者を、現実の世界に探し出す、

 

これを“憧れ”という、と我が師は言います。

 

…戦いの場面で、憧れていたのでは相手を越えられないという構造を、大谷選手は知っていました。

 

 

…自分にはとても届きそうにはない、その圧倒的差を見せられても

 

絶望しないでいられることが、“好き”ということだと我が師は言います。

 

そうでなければ、劣等感に苛まれ嫉妬するだけになります。

 

…侍ジャパンとアメリカの決勝戦に神が舞い降りてきたのは、

 

国を超えて、野球が好きな人達の為せる技だったと考えます。

 

 

 

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2023年3月のメールマガジン155号のテーマは「安心と安全が人の心を育てる」です

 

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…生物学的に人間の赤ちゃんは未熟な状態で生まれてきます。

 

…この寄る辺なき存在である赤ちゃん時代から必要なのは、“安全・安心”です。

 

授乳され、おむつを替えてもらい、抱っこされて眠りにつく。

 

ここにまず“安全・安心”が作られます。

 

その後、自立歩行し、あれして」、「これして」の要求に

 

母は『オールOK、』して、敏速・的確に応え続けます。

 

こうして子どもは、何を言っても大丈夫だと安心して、

 

怒られることもない、家を放り出されることもない、無理に言うことを聞かされることもなく、

 

安全を持って母を信頼していきます。

 

 

…“何でも言える”…その環境を親は作ります。

 

…全ての病理のもとに、“言えない”があります。

 

言いたいことを言ってはいけないと悟った子どもは、口を閉ざします。

 

 

クライアントの語りに、「本当のことをいうと家族が壊れる」というのがあります。

 

本当のこと言うと家族が壊れる、つまり両親は離婚するかもしれず、

 

子どもは両親の離婚によって生活の安全・安定がなくなることを恐れます。

 

…家族の仲が良いことは、子どもの成長に不可欠です。

 

…たあいのない、何でもない時と空間と会話があり、気を使わないこと。

 

…両親・嫁姑の闘いがあると、子どもはそれぞれの顔色を見て、気を使い

 

心が落ち着きません。

 

 

…気を使わないことと、安心と安全がないと、人を信用しなくなり、

 

人に頼ることができなくなり、独りで生きて行くしかなくなります。

 

 

…最初の対人関係を学ぶ母そして次に父との関係で躓いたために、

 

その後の対人関係は良いものとはならず、「独りの方が楽」と思うようになりました。

 

しかし、精神分析と出会い、人は人によって刺激を受け成長するもの、

 

独りでは生きられないのが人間と知りました。

 

人と共に生きることの大切さを精神分析は説きます。

 

 

私事ですが、亡き父が終活のノートに「家族仲良く」と書いていました。

 

父はそれとは全く逆の家族しか作れませんでしたが、その想いと心は持っていたのです。

 

「家族仲良く」を、私や娘達が受け継いて実践していくことが、父の供養になると考えています。

 

    

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2023年2月のメールマガジン155号のテーマは「自分を知って、自分を活かす」です

 

 

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私事ですが、精神分析の我が師から、テーマは何でもいいから一日2千文字書くように言われました。

 

「2千文字も書けるのか」と思いながらも、言われた通りに去年から書き始めました。

 

…、日常の中の出来事で「なぜ自分はこのことが気になるのか。ひっかかるのか」、

 

「これはどうしてだろう」と、疑問に思うことを書いていくと、

 

「ああそうか」と自分で答えが導き出せることが多々あります。

 

…書くという事を通して、それまで気づかなかった自分に気づける

 

…“書く自分”と“書かれる自分(自分でありながら、一人の他者にした自分)”に分裂します。

 

それは、自分を一人の他者にして、もう一人の自分はその他者化した自分を見るので、

 

客観的に距離をおいて自分を見られます。

 

そうして書きながら、他者化した自分を精神分析の理論を使って見ると、

 

「これは、こういうことだ」と気づきます。

 

…気になった、引っかかったことは、全て自分のことです。

 

怒りを感じたら、それは自分のコンプレックスです。

 

自分のコンプレックス(無意識)は抑圧され、本人には気づかれないようにしてあります。

 

…自分のコンプレックスだとは気づかないので、どうして怒りが抑えられないのかわかりません。

 

…私がしたかったけれど、できずに諦め無意識に押し込めたのに、

 

他者が目の前でそれをしているのですから、

 

「何で私ができなかったことをしているのか!」となります。

 

 

…人は現実をありのまま見ているのではないということです。

 

自分のこと以外見えない構造の中に多くの人は生きていて、そのことにさえ気づきません。

 

…自分と向き合うことは辛いことです。

 

それでも“自分とは何者か”の問いを持ち、

 

自分が知っているはずなのに、知らない自分を知ることが自分を活かす道だと考えます。

 

人は誰も、自分でも気づかないいいところがあるにも拘わらず、

 

それに気づかずに一生を終えてしまうのは、もったいないことです。

 

 

 

…それぞれ自分の中に宝が埋まっていて、それを掘り起こす手だてとして、

 

精神分析があります。

 

そうして幸せを目指す人達がいます。

    

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2023年1月のメールマガジン154号のテーマは「分離と個の尊重 ―幸せに生きるために―」です

 

 

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親子は分離するのが基本です。

 

…自分とまず母、そして他者は違う存在であることを、感覚の差から学びます。

 

…母の好きなものと、自分の好きなものは違う。

 

この差を認め、承認することで、子どもは自分という“個”を育てていきます。

 

自分の“個”が認められるから、他者の“個”も認めます。

 

その反対に、自分の“個”が認められなければ、他者の“個”も認めません。

 

…大人でさえ他者の存在を認めず、自分は絶対だと思い込み、

 

自分がこう感じるのだから、他者も自分と同じように感じるはずだと思います。

 

そこで、他者が自分と違うことを言うと、怒り、相手を否定します。

 

…大人であれば「自分は絶対ではない、間違うこともある」くらいのことは

 

自覚していたいものです。

 

 

…自分とは違う他者の感覚、存在を認めるには、自他への“尊重”の心が必要です。

 

…それら、赤ちゃん時代からの親の接し方から学びます。

 

当然、親が“尊重”を知らず、自分の思いのままに子どもを扱い操ろうとしたら、

 

その子どもは自分がされた通り、人を思いのままに扱い操ろうとします。

 

他者が思い通りに動かなければ、怒り、威嚇し、自分の言う事をきかせます。

 

支配と服従の関係が生まれます。

 

 

…また、母親自身が自由でないと、子どもに自由を与えず

 

牢獄に閉じ込めしてしまいます。

 

…育った家庭で、また嫁いだ先で、自由がない母親は、

 

娘が思春期になって、友達と遊びに出かけたり、買い物いくと言うと、

 

「あなたはいいわね、いつでも自由に出かけられて。

 

私なんか、そんなに出かけられないのに。」と言いました。

 

これは、母親が娘と分離していないためです。

 

 

…もう一つ、「母より幸せになってはいけない」という、メッセージ、シナリオを

 

持っているクライアントも多いです。

 

…これも、母と娘が分離していない例です。

 

…自分がコートを買うと、母にも買ってあげないといけないと思ったり、

 

母より幸せな自分だと思うと、罪意識を感じてしまい、自ら不幸になろうとさえします。

 

 

…自分で生活できるまでに20年近くかかる人間にとって、母・父と分離し、

 

個を確立し、互いを尊重することはとても難しいと精神分析を通して知りました。

 

 

…私事ですが、昨年は「感謝」の意味を知り実感できるとても良い年でした。

 

今年はまた何を学べるか、楽しみです。

 

 

…最後になりましたが、明けましておめでとうございます。

 

本年が、皆様にとって良い年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

 

    

         ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2022年12月のメールマガジン153号のテーマは「今ここに、私は私を生きる。(ミスをしない)」です

 

 

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私達の心は…過去・今・未来の時間を自由に行き来します。

 

…過去、「あの時ああしておけばよかった」と思うと、悔みになってしまいます。

 

また、あの時は良かったと過去の栄光にいつまでも浸っていては、現実と向き合えません。

 

過ぎ去った過去よりも、今に主体をおいて今と未来に向けて進むことです。

 

ところがつい、過去のコンプレックスに引っ張られてしまいます。

 

そうすると、心は過去に居るため、今に居らず、

 

今目の前の事が疎かになり、手元がくるいます。

 

これでミスが起きてしまいます。

 

…小さいミスの内に気付ければ幸いです。

 

時々自分を点検してみる、省みる事が大切です。

 

 

…ある妹であるクライアントには兄がいました。

 

男尊女卑の家庭の中で、長男嫡子である兄は親にとって大事な存在でした。

 

あとから生まれた女の子というだけで、随分差別を受け、それを感じて育ちました。

 

しかし、精神分析を受け、精神分析理論を学ぶ内、ある時気が付きました。

 

父も五人の兄弟の長男で、戦争も経験し、家族兄弟を支え苦労した。

 

父は息子であるクライアントの兄に自分を投影した。

 

…自分が苦労したから、同じ立場の自分の息子(長男)には苦労させたくないと、

 

特別の配慮をした。

 

それは、父自身がして欲しかった事。

 

…結局、人は他者も他者と認識せず、自分しかない。

 

…父は自分を蔑ろにしたのでも、娘として大事にしなかったのでもなく、

 

過去に囚われた子どもだった。

 

…父とはどうあるべきかを考え知り、父として兄弟に公平・平等に接し、

 

子ども達に教え、語るもの。

 

…そう考えると、もう父を憎むことも恨むこともなく、

 

自分は自分としてこれからどう生きるかを考えたいと言いました。

 

 

…正しい、母性と父性を持った親に育てられない限り、

 

子ども達は親のコンプレックスを植え付けられます。

 

…どこに自分があるといえるのか。

 

しかしそれも、世代連鎖されそのまた上の代から受け継がれたものです。

 

だからこそ、自分の代でマイナスは断ち切り、本当に正しい真理を知って、

書き換える必要があります。
 

(症例はクライアントの承諾を得て記載しています。)

 

    

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2022年11月のメールマガジン152号のテーマは「自分を活かす言葉」です

 

 

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人は自分の中に何らかの言語・文章を持っています。

 

プラスの言語であれば最高、幸せです。

 

…親や周りの人が良い言葉、綺麗な言葉、肯定的言葉を使ったか。

 

これが大きく影響します。

 

 

…家庭に争いが絶えないと、罵声や物が飛び交い、家庭は戦場になります。

 

…赤ちゃんの頃から夜泣きをしたり、機嫌が悪かったり、情緒が不安定になります。

 

反対に、安心と安全の中で健やかに育った子どもは、心や情緒が安定します。

 

 

…あるクライアントは、幼い頃から家庭の争いを見聞きし、

 

…親に自分の苦痛を訴える言葉も持たず、ただ耐えるしかなく、

 

幼い頃から“死にたい”と思っていました。

 

…自分が死ねば少しは気づくのではないかと考えたのです。

 

それでも高校生になる頃には、親への見せしめのために死ぬことは

 

馬鹿げたことだと思うようになりました。

 

そして、親に頼らず自分にも何かできるのではないかと考えるようになりました。

 

 

…今日まで生き延びた人の中には、

 

こういったプラスの言語・文章があったはずです。

 

…“自分にも何かできるのではないか”ということは、

 

それまで自分にできることがなかったということです。

 

 

…主体がその言葉を自分の中に持つのは、自分に欠けた言葉です。

 

ラカンのいう、欠如が欲望を作ります。

 

 

…人は言葉に導かれて生きます。

 

もしそれが、マイナスの言葉であったなら、自分で書き換えれば良いのです。

 

…自分中にどのような言葉言語があるか、振り返ってみる。

 

 

…一番身近にいて、しかし一番知らないのは自分自身ではないかと思います。

 

自分を知って、自分でも知らない自分の良いところを発見し活かすことが

 

精神分析の目的の一つです。

 

(症例はクライアントの承諾を得て記載しています。)

 

    

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2022年10月のメールマガジン151号のテーマは「今を生きて、なりたい自分になる」です

 

 

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不安の塊で、心配性の人。

 

不安な心は“今ここ”にありません。

 

…この人は、過去のマイナスの記憶を今も引きずり、未来はその延長になる。

 

…自分が想像で作った、膨れ上がった不安のイマージュを見ているからです。

 

当然、仕事や日常においてミスや不具合が起こります。

 

 

…よくよく考えれば、今は不幸ではなく楽しく暮らせている。

 

…それに気づかず、自分は相変わらず不幸だと思っていることはないでしょうか。

 

過去に固着し過去のマイナスのイマージュを持ち続けていると、

 

今の幸せに気づかず、不平不満しか出て来ない構造があります。

 

 

…不安で不幸が訪れると決めてしまった未来が、過去になってしまっています。

 

なぜなら、決まってしまっていることは、過去のことだからです。

 

未来が決まっている(不安:良くないことが起きる)=過去ということです。

 

 

…今で時間を区切らなければ、過去も、今も、未来も、ずっと変わりません。

 

本来なら今の積み重ねが、未来になっていきます。

 

ですから、過去はもう無いものとして捨てることです。

 

しかし、人は確実なこと、確定したことに安心し、安全を感じます。

 

確実で確定したこととは、過去です。

 

 

…未来は自分次第でいかようにも描けます。

 

なりたい自分、理想の自分を掲げてそれに同一化していきます。

 

…同一化した途端、また新たな理想の自分(自我理想)という目標ができ、

 

この限りない旅が人間本来の姿だと知りました。

 

 

…あるクライアントは不安をずっと抱えてきました。

 

…まともに世話せず、支配し続けられ、人格を蹂躙され、親を憎みました。

 

…この憎しみを突き抜けると今度は親がかわいそうになりました。

 

親は最後まで自分自身を知ろうともせず、自分達の間違いにも気づかなかった。

 

当然修正することもないまま、その生涯を終えた。

 

…このクライアント中にあったのは“絶望”の文字でしたが、

 

“希望”の文字へ書き換えました。

 

これで変容・成長していけます。

 

 

人は変われる、変わろうとする意思を持てば。

 

それを精神分析は教えてくれます。

 

(症例はクライアントの承諾を得て記載しています。)

 

    

        ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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ライト.a精神科学研究所では、毎月一回メールマガジンを発行しています。

 

2022年9月のメールマガジン150号のテーマは2022.9月メルマガ「共感・分かち合いと虐待」です

 

 

メルマガより一部抜粋します。

 

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…虐待には、身体に向けられる力による暴力、

 

言葉による(心理的)暴力、ネグレクトなどがあります。

 

…虐待を受けた側は、苦痛・恐怖・怒りに満ち、感覚が鈍麻し麻痺していきます。

 

…痛みを感じても、「痛くない」と心の中で言えば、痛くなくなる

 

と言ったクライアントがいました。

 

…加藤元死刑囚も、母の虐・暴力を受けて感情を失いました。

 

 

…人間は“分かち合う”ということが大事です。

 

…最初は、自分一人が喜び楽しいと感じたものを、自分以外の他者である母が、

 

同じように感じてくれるのですから、二人分となり二倍になります。

 

悲しみ・苦しみは、話すことでその半分を他者(母)が受け取り、

 

持っていってくれるので、半分になります。

 

 

…“分かち合い”がないと一方的になり、虐待のように弱い立場の者(子ども)は

 

攻撃・暴力を受けるだけになります。

 

共感性がないため、感情がない人間になります。

 

親に共感性があれば、暴力を受けた子どもの痛み・苦しみが分かるはずです。

 

…共感性がないと相手の痛みがわかりません。

 

…ラカンのいう、自分と相手の主体を入れ替えて、

 

相手の立場に立って感じ・考えることが思いやりです。

 

 

…親自身がその親との関係で共感されないと、共感の学習が出来ず、

 

代々共感性の欠如が受け継がれていきます。

 

…下の代に伝わるなら、プラスを子孫に伝えたいものです。

 

 

自分が親から受け継いだものはマイナスが多いと意識・無意識で知った人は、

 

子どもを産まないことを選択します。

 

…自分のような犠牲者を作らない、マイナスを伝えられる苦痛を

 

我が子に伝えたくないとの想いではないかと思います。

 

 

…人間として本来あるべきものが備わって居ないと感じることが多々あります。

 

…あまりにも無知であるために、悲劇や事件が起こります。

 

その前段階で、生きづらい、楽しくない、イライラする、苦しい・・・など

 

と感じている人は多いのではないかと思います。

 

生物学的に人間として生まれても、本当の意味で人間になるのは大変なことと知りました。

 

…自分を知って無いものは何かを知って、それを得てく。

 

自分に何が欠けて無いのかを知らなければ、欠損欠如を埋めようもありません。

 

その方法をフロイトやラカンが残し、教えてくれます。

 

そのための精神分析をと精神分析理論講座があります。

    

        ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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