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2022年8月のメールマガジン149号のテーマは「誰がプーチンを止めるのか - 秋葉原事件加藤智大を振り返って-

」です

 

 

メルマガより一部抜粋します。

 

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★・‥…━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…‥・★

 

7月26日、秋葉原無差別殺傷事件で、死刑が宣告されていた加藤智大死刑囚の刑が執行されました。

 

…彼は母親の厳しすぎる教育を裁判でも繰り返し語ったと本にあります。

 

母が千切りキャベツをお皿に分けていたものを、彼はいたずらのつもりで

 

一つのお皿にまとめてしまったのを、母は激怒し2階に連れていき窓から落とそうとした。

 

母は「落とすマネをした」と言ったが、彼は「抵抗しなければ落ちていたと思う」と言う。

 

…このとき彼が感じたのは死の恐怖だったのではないか。

 

このこと一つをとっても、彼の心に大きな傷を残したと思います。

 

…自分を守り、世話をし、健康に子どもらしく甘えさせてくれるはずの

 

母親から殺されると感じた恐怖です。

 

彼は度々家から閉め出されることもあった。

 

雪の積もる日に薄着のまま。

 

 

…極端で理不尽な母の叱責に黙って従った。

 

両親は子どもを叱ったり怒ったりするとき、その理由を説明しなかった。

 

ただうまくできないときは罰を与えられ、くちごたえしたり、

 

説明を求めたり抵抗すればするほどその罰は厳しくなった。

 

…不満や不快感、釈然としない思い、それらが怒りとなり、

 

繰り返されるごとに怒りは増していきます。

 

もし説明されて納得がいけば、子どもは反省できます。

 

ああ、それで怒られたのかとなり、親は自分のことを想って怒ってくれたとも思います。

 

 

…ところが親に言葉がない。説明できる言語能力がないのです。

 

この親はいきなりキレ、怒り、怒鳴り、手が出ます。

 

そして彼も親と同じように、自分の怒りや苛立ちの理由を言葉で伝える事ができず、

 

態度でわからせるという方法しか取れなくなります。

 

…親の彼への叱責と罰は更に続きエスカレートしていきます。

 

こうして人間扱いされない子どもは、人間でないものになっていきます。

 

人間でないものは、他人を人間とも思えず、傷つけても殺しても罪の意識、

 

後悔の念は持てないのでしょう。

 

 

…こうしてみてくると、彼とプーチンはどう違うかのか。

 

…一般市民を無差別に攻撃するロシアのウクライナ侵略戦争を

 

誰が止めるのか。

 

私達一人一人の中にある怒り攻撃性に気づくことから。

 

自分の気に入らないもの、意見・考えの違うもの、

 

自分の言うことをきかないものは居ない方がいい、攻撃し

 

殺してしまえという心を作ってしまっていないか。

 

自分と違う存在を認め、そういう考え方もある、でも自分はそれに与しない。

 

だからといって攻撃するのではなく、折り合いをつけて互いに譲り合い

 

妥協しながら、共に生きていこうという心は小社会である家庭から作られます。

 

 

フロイトのいうエロスとタナトス。

 

我々に元々ある破壊し攻撃するタナトスを抑えるエロス(愛)をいかに持つか。

 

それは、母の胎内から大事にされ思いやりをかけられ、

 

誕生後適切に世話されることからです。

 

家庭、両親のあり方・役割は非常に大事です。

 

 

最後になりましたが、秋葉原事件で亡くなられた方々のご冥福と

 

負傷された方々の心身の傷が癒えますようにお祈り致します。 

 

    

        ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2022年7月のメールマガジン147号のテーマは「子どもの感覚を尊重する」です。

 

 

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子どもの感覚を尊重すること。

 

痛い、痒い、寒い、暑い、お腹が減った、お腹が一杯になった…

 

様々な子どもの感覚を否定しないことです。

 

子どもが転んで「痛い」と言う。

 

お母さんが「痛いね」と言うと、子どもの痛いと感じたことは肯定・承認され、

 

正しく感覚器官が機能していきます。

 

しかし、子どもが「痛い」と言ったのに、お母さんが「痛くない」と言うと、

 

子どもは自分が痛いと感じたことと、お母さんの「痛くない」の言葉が一致しないため、

 

どちらが正しいのか分からなくなります。

 

これが積み重なると、多少の傷みは感じなくなり、

 

更に痛みを正しく感じられなくなり、けがや病気に気づくのが遅れて悪化し、

 

手遅れになる可能性もあります。

 

子どもが「お腹が空いた」と言うと、「今食べたでしょ」と言われます。

 

…「お腹が空いたのね、何が食べたいの」と聞くことです。

 

「今食べたでしょ」という言葉は、

 

「今食べたのだから、お腹がすくはずはないでしょう」ということであり、

 

子どものお腹が空いたという感覚を否定していることになります。

 

 

…自分の内部知覚を正しく受信し感じることさえ、他者(親)の反応によって

 

歪められてしまうことを養育者は知っておくことです。

 

…自分の考えや価値観を押し付けます。

 

自分とは別個体である子どもの感覚を尊重しなければ、親に都合のいい

 

親の言いなりになる操り人形です。

 

 

…子どもが「今日は暑いから、薄着でいい」と言ったら、その通り受け入れます。

 

「いや、寒いから一枚多く来ていきなさい」…言われ続けたクライアントは

 

自分で暑い寒いがわからなくなり、

 

「周りの人が着ている服装をみて判断した」と言いました。

 

 

…子どもが言った言葉に反応しないと、その子どもは透明人間になってしまいます。

 

自分の言葉が相手に届いて反射・反応した言葉なり態度が、自分の存在を明らかにします。

 

…温かく見守る眼差しと、その優しさと愛のもとにかけられる声。

 

それ以外の眼差しは監視の目であり、命令指示や否定・非難のなど不適切な声になります。

 

子どもの心が健全に成長するか、病むかの分かれ道です。

 

 

…日本の婚姻・出生率の低下は、愛する能力の低下ではないかと考えます。

 

 

  (2022年6月LAFAERO1 https://lafaero1.com/

      精神分析家 蘇廻成輪氏 メタ言語講座 より筆者まとめ)

    

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2022年6月のメールマガジン147号のテーマは「「関心と対人恐怖」です。

 

 

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・・人が最初に“関心”を向けるのはやはり母(養育者)です。

 

母に眼差し・関心を向けられて、子どもは関心を学びます。

 

・・・家庭内で夫や姑などとの問題や、仕事に追われていると子どもへの関心は薄れます。

 

母親の育児をする環境はとても大事です。

 

それと共に、母自身が育った過程での無意識・コンプレックスが

 

育児の場面に出てしまいます。

 

母自身がその母(子どもにとって祖母)との関係に愛と憎しみの葛藤がなく、

 

精神的に母子分離し自立していることです。

 

ただし、そういう人はまず居ません。

 

・・・養育者が一貫することも大事なことです。

 

養育者が一貫することで、子どもに関心が定着するためです。

 

 

・・・子どもはいつも眼差しを向けてくれる母(養育者)に関心を持ち

 

自ら母(養育者)を探し求める能動性を学びます。

 

この能動性があるからこそ、対象に向かいます。

 

・・・自ら対象に向かう能動性が学習できなければ、

 

・・・ずっと受け身で、誰かが自分に何か働きかえてくれるのは待つだけです。

 

 

・・・攻撃性の起源は排除であるといいます。

 

・・・人が他者を排除しても排除しきれなかったために、排除仕切るまでに至る行動が攻撃です。

 

・・・母が子どもに何か言うとか、手を出したとします。

 

子どもは邪魔されたと思い、「うるさい、あっち行って」と言い、

 

母が「はい」と言えばいいのですが、それどころか母は怒り出したりします。

 

・・・結局追い出そうとした自分の排除と攻撃は、母に何も功を奏さなかったとなると、子どもは無力感を持ちます。

 

・・自分は無力であるといいながらも、実は相手を攻撃しやっつけたい思いは

 

無意識に留まり続けます。

 

すると、この相手を攻撃したい思いは、逆に相手から攻撃されるのではないかという恐怖となり、

 

これを“対人恐怖”といいます。

 

・・・結局、他者が自分を攻撃してくると恐れる対人恐怖の元は、

 

自分が他者を排除し切れなかったために攻撃を向けようとしたことに始まりました。

 

・・・対人恐怖とは尊重されることがなく、自分の領域を侵犯されてきた結果です。

 

自分の無意識を他者に投影し怯えても、それはもともと自分の攻撃性でした。

 

こうして人は現実をありのままに見てはいないのです。

 

全ては自分。自分を知ることです。

 

  (2022年2月LAFAERO1 https://lafaero1.com/

      精神分析家 蘇廻成輪氏 メタ言語講座 より筆者まとめ)

    

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2022年5月のメールマガジン146号のテーマは「授乳の大切さ」です。

 

 

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・・・クライアントに授乳期を過ぎて三歳、四歳になっても

 

お母さんのオッパイを吸いに来るがこれはどうなのか、

 

と聞かれることがあります。

 

・・・離乳食が進み。ある程度の年齢になると、いつまでもオッパイを吸っているのは

 

いかがなものかと断乳されることがあります。

 

昔聞いたのは、オッパイに辛子を塗ったり、怖い顔を書いたりして、

 

赤ちゃんがオッパイを吸わないようにしたというもの。

 

辛子を塗るとは、辛い味覚による攻撃、威嚇や脅しを使って

 

赤ちゃんがまだ飲みたいオッパイを断念させます。

 

ここから赤ちゃんが学ぶことは“恐怖”です。

 

 

・・・母の乳首をしゃぶり、吸い、舐め、飲む、更に手で乳房に触れ、撫で、遊ぶ、

 

そして、抱っこされるなどの行為を通して、

 

温もり、柔らかさ、母の匂いなどの知覚的なものや、

 

抱っこされ守られている安心、安全を感じ得ていきます。

 

母の腕の中で安らかに眠る事は、安心して依存し身を委ねている姿です。

 

そうすると、母に抱っこされていない人は、委任、信頼を学べなかった人。

 

 

・・・情緒が安定しなければ、夜泣きをしたり、よく泣いたりという現象に表れます。

 

もしくは、諦めてよく寝る子=サイレントベビーになり、

 

こういう子は後に「よく寝て、手のかからない、いい子だった」と言われます。

 

 

 

・・年齢を重ねるごとに、自分に何か足りない、不満や不快・不安が多くを占め、

 

イライラが募ると感じる人もいると思います。

 

しかしその原因がどこからくるのか、なぜなのかなど、自分一人ではわかりません。

 

 

・・例えば、母への忌避が強いと牛乳が嫌いで飲めない。

 

母乳に一番近い牛乳は、自分が飲みたかったのに飲めなかったものを置き換えた代理物です。

 

それを与えてくれなかった母を嫌い、憎むためです。

 

・・・中途半端に母乳を飲めなかった人は、逆に好んで牛乳を飲みます。

 

 

・・・全てのことには理由がある。

 

原因を知って、そこから離れて、幸せに生きる。

 

・・・そのための理論を残してくれました。

 

精神分析の理論が広く一般に知られ理解されるようになれば、

 

人は無益な争いや戦争もしなくなると考えます。

 

そんな日が来ることを切に願います。

     

(2022年4月LAFAERO1 https://lafaero1.com/

 精神分析家 蘇廻成輪氏 新ラカン講座 より))

    

 

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2022年4月のメールマガジン145号のテーマは「幸せに生きるために、子ども時代を子どもらしく過ごす」です。

 

 

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・・・フロイトはこの出生時に起因する“寄る辺なさ”と依存性、

 

そして、人間が生まれると同時に絶対的な無力をあらわにすると言いました。

 

未熟で無力であるが故に、養育者(母)による適切な世話が必要です。

 

・・・対人関係で見たときに、最初の対象である養育者(母)が安全であること。

 

当然ネグレクトや虐待はもっての外です。

 

母が自分を守ってくれる安全な存在であると思えたなら、

 

赤ちゃんは自ら能動的・積極的に母に近づこうとします。

 

しかし、安全性が感じられなかったなら、能動性・積極性は早くも消去され、

 

待ちの姿勢になります。

 

・・・更に、親が自分を守ってくれないと、自分で自分を守るしかありません。

 

・・親の元では自分を持たずに、親に他者に合わせるしかありません。

 

もしくはひきこもって、自活できるまでじっと待ちます。

 

しかし、ひきこもっている間に対人交流は絶たれ、・・・社会に出て行こうとしたとき自分一人の力だけでは出て行けなくなります。

 

子どもとはこういう寄る辺なき無力な存在であることの、大人達の理解が必要です。

 

 

・・・クライアントの訴えに多いのは、早ければ幼稚園時代から母親の手伝いをさせられたというものです。

 

これは母親が子になり、子が母になる役割・立場の逆転です。

 

本来の子ども時代は甘えと依存、適切に世話されることです。

 

・・・母は子どもに甘えられ世話するだけで、母が得られる利益、見返りが無いと思います。

 

更にいうなら、親となる人達が、自分の親との間で

 

子ども時代を甘えと世話を受けて育つ経験をしていることです。

 

・・・そこで、母は子どもにとっての父との関係が問題になります。

 

夫婦(子どもの両親)の間で大人として甘え合い、与え合う、

 

つまり夫婦中が良いことです。

 

・・・ああして欲しかったのにしてくれなかった、否定された、拒否された、

 

放ったらかしにされた…と、子ども時代が終わりません。

 

ここに精神分析が要請される一つの要因があります。

 

・・・世話された子どもの満足と笑顔に親が喜びを感じられるかどうかです。

 

対人関係の原型は両親の姿から学びます。

 

そして人にとって大事なことは、甘えと世話される親子関係から、

 

“子ども時代を子どもらしく過ごす”ことです。

 

そうして子どもは幸せに向かいます。

 

そのための『オールOK』適切・敏速の子育て法があります。

 

      (2022年3月LAFAERO1 https://lafaero1.com/

こころの科学 No.46より)

 

 

    ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2022年3月のメールマガジン144号のテーマは「新型コロナウィルスが教えること」です。

 

 

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前回…新型コロナウィルスは、人間に

 

「自分が嫌う、正反対の自分が、他者を通して回帰する事象が起こり、それを受け入れなさい。」

 

「寛容さを持って人を赦し、受け入れ自分を変えなさい。」

 

とウィルスは教えているといいました。

 

 

多く人は、自分が変わるのではなく、相手や環境に変わって欲しいと思います。

 

・・・新しい自分が生まれるため、自分をリニューアルするために古い自分を壊す。

 

この解体と構築のダイナミズムが人を成長させます。

 

変化を恐れ、同じことの反復・繰り返しにならないことです。

 

そのためには普段とは違うことをして、意図して変化のある生活をしてみる。

 

 

・・・抗原であるウィルスに相当するのが、他者の言葉、それも苦言です。

 

自分にとって嫌な言葉を受け入れて、自分を改める。

 

この時、抗体ができます。

 

・・・どんな事も自分に必要で起こる、もしくは自分が引き寄せている。

 

特に自分に都合の悪い事が起きた時、何かに気づけと教えてくれている

 

と受け取って自分を振り返ってみます。

 

 

・・ある時、その人なりに新しい道をあるき出したのに、

 

「不安だ」「不安だ」と訴える人がいました。

 

自分の前に現れた人は自分の鏡像、この人は私に何を教えようとしているのか

 

と考えました。

 

 

・・・受け入れるとは、その対象と一体化することです。

 

・・・寄る辺なき存在の赤ちゃんは、母に抱っこされ安心・安全を得て、

 

密着しその温もりによって愛着が生まれます。

 

赤ちゃんは密着し、愛着し、母がその子を想う中で育まれて一体感が生まれます。

 

この対応がないと、自分の側にいて守ってくれる対象(母)が居ないので不安になります。

 

 

・・・また自分の元に戻ってくるという信頼があれば、母の不在を待つことができます。

 

信頼がなく待てないと焦り、それが気短いという性格をつくり、

 

いつも追い立てられてイライラしたり、動き回るという行動になります。

 

信頼がないと待てないで、自分から迎えに行く構造があるため、

 

自分から危険なクラスターに行き、罹患してしまいます。

 

“迎えに行く”は“迎えられたい”の裏返しで、

 

歓迎された体験がないということです。

 

信頼と歓迎によって人は自分の居場所が決まります。

 

このようにウィルスが人間の心の基本を教えてくれています。

 

 

 

 

      (2020年10月LAFAERO1 https://lafaero1.com/ 

テーマ別『ウィルスと免疫力2』より)

 

    ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2022年2月のメールマガジン143号のテーマは「新型コロナウィルスに打ち克つ」です。

 

 

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連日、新型コロナウィルス感染者数が増加しています。

 

・・・生物現象や医学用語(免疫学専門用語)の中に

 

心理学・精神分析で用いられる用語(メタ言語)との一致が見られました。

 

・・・例えば、妊娠という現象は「自己と非自己の関係」である。

 

「免疫寛容」という言葉。

 

・・・ウィルス・抗原のことを「非自己物質」と言うそうです。

 

 

・・・抗体(自己)は抗原(コロナウィルス)の形を読み取って、

 

それに合わせた(例えば凸と凹のように)形をつくり、

 

コロナウィルスに合体して免疫複合体となって、その動きを止めることができます。

 

・・・コロナウィルスに立ち向かい免疫を作るには、まず自分を知ることです。

 

・・・様々な自分がいますが、自分に都合の悪い自分は否認したり

 

自分ではないと抑圧、排除しています。

 

・・・この非自己として排除した自分、性格を、実際の他者の中に見ると、

 

「その人が嫌いだ」、となります。

 

自分は真面目だと思っていると、ちゃらんぽらんでいい加減な人間を見ると

 

腹が立ち、嫌います。

 

騙したい、騙す自分を非自己として排除して、真面目だけを是としている人は

 

騙されます。

 

・・・是も非も善悪もなく、「受け入れる心を持て」とコロナウィルスは私達に教えているように思います。

 

コロナウィルスに対抗し打ち克つには、排除した非自己を、「それは私です」と受け入れること。

 

・・・受け入れるとは、相手に合わせて自分を変容することです。

 

しかし人は自分を変えたくない。

 

できれば相手に変わって欲しいと思います。

 

 

・・・自己変容能力があれば、どんなにコロナウィルスが変異しても、

 

それに合わせて抗体を作ることができる。

 

そうすれば、コロナウィルスは収束して終息を迎えることができるでしょう。

 

 

      (2020年10月LAFAERO1 テーマ別『ウィルスと免疫力』より)

 

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2021年9月メールマガジン138号のテーマは「性格を変える」です

 

 

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よくクライアントから「性格は変えられない」という言葉を聞きます。

 

性格とは世界の受け取り方のパターンであり、人や事象に対する反応パターンです。

 

私達にとっての最初の対人は母です。

 

その母が言った言葉や対応から性格は作られます。

 

 

・・・例えば、不安の強い母からはプラスの前向きな言葉や行動は出てきません。

 

何をするにも心配をし、子どもが何かしようとしても、

 

心配や不安から止めることが多くなります。

 

・・・人間の精神の基本はほぼ四歳でできます。

 

多くはこの時期に一番子どもに関わる母の性格がコピーされていきます。

 

 

・・・無意識にしまい込んでいるのは、嫌いな自分や否定された自分です。

 

表に出したが、人(親)に否定され傷ついた自我なので、出してはいけないと

 

排除された性格です。

 

 

・・母が良いと認めた性格なので、それを子どもに見せ、

 

子どもが同じ性格を見せると承認・賞賛するので、

 

子どもはこれを是として自分の性格にします。

 

母にあって子どもにない性格は、子どもに持つようにと無理強いします。

 

・・・子どもは母の無意識を無意識のうちに読み取り、母の無意識を演じます。

 

母は自分が無意識に隠しておきたい性格を子どもが見せるので非難し怒ります。

 

すると、子どもは出してはいけないと、母と同じように無意識に追いやります。

 

こうして母と子は鏡像になり、意識と無意識の両方で同じ性格を持つことになります。

 

 

・・・あるクライアントは、母親に「あなたはいいわね、好きな時に自由に出かけられて」と言われました。

 

・・多くは母の言うことをきかないと待遇が悪くなり、

 

自分の言うことをきいてくれなくなるので、あまり出かけなくなります。

 

・・・娘は母が無意識に追いやった“自由に出かける”ことを表に出して行為化しました。

 

それを見た母は「遊び呆けてばかりいないで、家にいなさい」と娘を非難し怒ります。

 

娘は母の性格をコピーされ、もし結婚したならまた母と同じ窮屈な家に嫁ぎ、

 

母と同じことを自分の子どもに言います。

 

・・・ここで母が『オールOK』すれば、母とは違う性格を娘は発揮できます。

 

 

・・子ども時代の親の言葉や態度で、子どもの性格はいかようにも作られます。

 

正しい養育法を知り、実践すれば親子共に幸せの道が開かれます。

 

世界の認識の仕方、受け照り方のパターンを変えていけばいいのです。

 

 

・・・そのためには自分と向き合い、自分では気付けない無意識を知ることです。

 

それが間違いであったり、不都合・不利益であれば書き換えます。

 

そうして自分を変容させ成長していきます。

 

そのために精神分析があります。

 

(症例はクライアントの承諾を得て、記載しています。)

 

    ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2021年8月メールマガジン137号のテーマは

 

「子どもの自我を尊重する」です

 

 

メルマガより一部抜粋します。

 

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人は吐き出した自分の唾液を舐められません。

 

もとは自分のものですが。

 

・・・唾液も排泄物という対象も、自分の肉体からこぼれ落ちたもの、自分の肉片です。

 

・・糞便は自分の身体の中にあったときには自分に同化し、自分の一部でした。

 

 

・・・自分の外に出たものは他者、自分に非ざるものとなり、

 

言語によって名前が付きます。

 

糞便という名前が付き、その意味を知ります。

 

 

・・・糞便愛好家は排泄行為及び排泄物に対し著しい性的興奮をおぼえ、

 

糞便で遊んだり、塗りたくったり、食べることもあります。

 

一般的には、糞便は「私の排泄物」と名付けられます。

 

しかし、「私の排泄物」から「排泄」の文字と取ると「私の物」。

 

初めにいったように、「私の物」とは元々は私の肉体の一部なので、

 

「私の肉片」、「私の身体からこぼれ落ちたも」です。

 

これは欲望の対象であり、取り戻したいと思うため、食べることもある訳です。

 

 

・・・出産も排泄行為に喩えられることがあります。

 

・・・我が子は母親にすれば、まさに自分の身体からこぼれ落ちた肉片です。

 

 

・・・しかし、子どもの成長とともに、子どもにも自我ができてきます。

 

自分ではないと他を否定する能力が備わったときに私という自我が生まれます。

 

自分以外のものを区別できない人、

 

人に言われる通りにしている人に自我はありません。

 

・・・母の自我とは違う別な私を持たなければいけません。

 

・・・それにはその子どもの自我を母や父がどれだけ尊重できるか、です。

 

・・・で親がいつまでも子どもに口出しをしたり、手出ししたりすると

 

子どもの自律性・自発性・自主性は育ちません。

 

・・・特に母親は自分の血肉を分けた子どもを自分の所有物のように思い、

 

扱う傾向があります。

 

そこで父親は常に母子の関係をみて、適切に介入する必要があります。

 

父の役割については、林道義 氏 著 『父性の復権』を参照ください。

 

    ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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2021年7月メールマガジン136号のテーマは

 

「「人生を楽しく、愛に生き、賢い子どもに育てるには」です

 

 

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人間が持つ“愛と憎しみ”。

 

その源泉は母との交流によって、

 

受け入れられれば“愛”、

 

拒否されれば“憎しみ”が生まれます。

 

・・要求に母が応えてくれたことが、

 

子どもにとっては受け入れられたということになります。

 

・・・つまり要求を受け入れない拒否する母に対して憎しみの感情を持つようになります。

 

・・・、あらゆる物、事、人に対して愛と憎しみ、

 

好きと嫌いを持つことになります。

 

これによって、集中できなくなります。

 

 

・・・子どもの自立歩行と言葉を使うようになると、子どもからの要求と指示が始まります。

 

この時、主従関係ができ、主人になれなかった子どもは従者になり、

 

主人は母であり、母は子どもを奴隷のように扱います。

 

・・・養育場面において、この主従関係を逆転し、

 

子どもを主にしなければ子どもは心身ともに健康には育ちません。

 

子どもを主人にするとは、母親が奴隷になることです。

 

しかし母親は主導権を握りたいのです。

 

・・・言葉を使いだす2歳半以降は言葉で操作することを覚えます。

 

・・・子どもの要求を受け入れてそれを買うということは、お金の主導権を放棄することです。

 

この主導権の放棄、これが奴隷になることであり、これができるかどうかです。

 

・・・金額の問題ではなく権利の放棄であるため、子どもが「3つほしい」と言うと、

 

「1つにしなさい」と母は言います。

 

・・・これでも要求が拒否されると、子どもは言葉の操作性の無効を学んでしまいます。

 

これを無力感といいます。

 

・・・言葉の操作は後に言葉の信憑性、

 

それは言葉の意味が正しく、言葉が真実味を持って相手に伝わることです。

 

言葉が通じないと、言葉は嘘になり、言葉を信じなくなります。

 

コミュニケーションできなくなり、孤立します。

 

・・・3個が1個にされて帰ってきたのでは、学校へ行って算数ができるわけがありません。

 

3個が3個で帰って来れば、算数が好きになります。

 

言葉が通じないと、人間不信と勉強嫌いを作ります。

 

・・・子どもに要求され、お母さんが100円200円を放棄できなかったのは、

 

お母さん自身が子ども時代に主導権を放棄させられたためです。

 

自分を尊重し主導権を認めてくれる他者がいなかった。

 

そのために母自身の主導権の回復を願います。

 

それが自分より無力で言葉がたたず言い負かせ、威嚇が使える子どもです。

 

・・・子どもは自分の言葉によって母を怒らせることも喜ばせることも

 

自在にできることを知ります。

 

成人になってこの操作性が神経症、うつ病などの病理に使われます。

 

・・・母が子どもの要求に応え、言葉で振り回される肛門期に正しく対応すれば、

 

言葉の信憑性と力を学べば、次は言葉の実効性を学びます。

 

・・・言葉の実効性が学べないと、肛門期の二項対立が学べないので、憎しみだけになります。

 

世界との関係は、いつも怒られる、嫌われる、攻撃されると思い敵対関係になります。

 

愛は生まれません。

 

要求・訴えが受け入れられるなら、人間として生きていく言葉を手にできます。

 

言葉でコントロールできるようになり、自律性(肛門期の発達課題)を学びます。

 

これはわずか4歳でです。

 

失敗すると、自分で判断できない、決められない人間になります。

 

このため迷い、悩んで何も解決しません。

 

自分の欲求が通らないので欲求不満に陥り、イライラし、怒りまくり八つ当たりします。

 

生きていることが楽しくありません。

 

・・・肛門期(2.5~4歳)の母親の世話行動は、子どもの奴隷になれるかどうかです。

 

・・・自分の存在を尊重される場=受け入れられる場があることが大事です。

 

・・・黙って自分の話を聞いてくれる場がありません。

 

こうして自分の主体が尊重される場がないので、イライラして

 

子どもに八つ当たりしてしまいます。

 

・・・このように子どもへの対応のために、精神発達論など精神分析理論を学ぶ場が

 

講座としてあります。

 

   2021年6月 大澤氏 講座『こころの科学』より

 

    ライト.a精神科学研究所  登張豊実

 

 

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