『存在』

最近思う事。

自分はまだまだこんな年になってまでも子どもだ。

考えも幼稚で、甘っちょろい。

今までに何かに、命をかけた事があったか？

一生懸命になったことがあったのか？

一生懸命だったとしても、それをちゃんと最後まで成し遂げたのか？

よくよく考えると、一つも無かったような気がする…

こんな年にってもそんな事が一つもない、

いつも他人事のようにモノを考えて生きている自分が恥ずかしい。

これは、落ち込んでるのではない。

常にずっと思っていること。

私は一体何の為に生きて来たのだろう。

小さい頃からずーっと自分の居場所を探して生きて来た気がする…。

それは今でも

ずーっと頭の中に、しつこい染みみたいにこびりついている。

常に自分の中に考えが行ってしまい、自分の事しか考えていない。

それが、

『考えも幼稚で、甘っちょろい。』

と言っている。

昔からやはり、何も変わっていない。

断片的に気持ちを書いているが、これが本当に私らしい。

本来の私。

ずっとまとまらない気持ちをとりあえず外に出しておく。

だったら日記で良いじゃないかと言われそうだが、

多分一人では寂しかったのだろう。

この気持ちを少しでも外に吐き出して誰かと共感したかったのかもしれない。

誰かの役に立つわけでもないし、何かに秀でているわけでもない。

私の存在や価値なんてちっぽけだけど、そんな私でも生きている。

それでも、

ここにいたよ、

という証を残したかったのかもしれない。

自分のこの瞬間の気持ちを残しておきたかっただけなのかもしれない。

何かに一生懸命になるのは、別に大きな事を、凄いことをしなくてはならないというわけではない。

ただ、もし、一生懸命になるとしたら、

生きることだけ。

今も私の中では、いろんな考えがぐるぐると回り続けていて、いつになったらこのぐるぐる回る迷路は終わるのだろうと思うことがある。

もう、歩き疲れた。

迷路を出れる日が来ればいいな。