忘備録 | lai-thaiboxingのブログ

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タイチェンマイにて意拳、ムエタイ、瞑想の研究。山岳小数民族との交流や日々気づいた事を書いて行きます。
タイ国ムエタイ協会認定トレーナー。寺田式インパルス療法士。椅子軸法認定インストラクター。


あんまり水をやってなかったけど咲いた。


先日、格闘技について、友人と話していた事から。


①先ずは、立つ事から。


どう立つか。


これが出来てないと、ある程度までは行っても、そこで伸び悩む。


体軸のある立ち方。


あれこれやって伸び悩み、そこに行き着いた。


立った時、体軸が有るか、無いかで、その後の動きが、全く変わってくる。


体軸のある立ち方、構えが出来たなら、そこに、上下一致全身協調した動きが顕れる。


そして、力みを捨てて、体軸から力を出す。(簡単に書いたけど、これを練り上げるのにも時間がかかる。)


②運用。


有るけど無い、無いけど有る世界。


例えば、

霊が見える人には見えるけど、現実に物質としては無い。現実に物質としては無いけど、見える人、感じる人にはある。


有るけど無い、無いけど有る世界がわからないと、負ける。


別に霊が見えるようになれ、と言っているのではない。


格闘技に於いて、そう言う世界、有るけど無い、無いけど有る、世界がある、と。


それは、例えば、『間合い』


物質としては、無いけど、有る。相手の間合い、自分の間合いを感じれない人間は勝てない。


例えば、『タイミング』 


『今!』と言うのを捉えれないと勝てないし、負ける。


例えば、『呼吸、空気』を読む。


例えば、『見てから動くのではなく、もう既に動いている』

『間合い』『今』も『呼吸、空気』を感じる世界。

だから、センスがある、とか、センスが無いとか言われる。


これらは、全て感覚に関するもので、時には第六感に近いものになる。


当て勘、避け勘と言うのもこれに入る。

一流選手とそうでない選手の差もそこにある。


③そして、その先の世界。


自分の心の持ち方を変える事で相手をコントロールする世界。心法の世界。


ここまで行ったら、相手に触れずして勝負している世界。心法で崩してから攻める。心法で崩されない。


おそらく、剣豪と言われていた人達は、そう言う事をしていたであろう。


先があるから面白い。そしてこれらを人生に応用できたら尚面白い。


今朝の稽古・トレーニング。